オレゴンワインの産地の中心都市!メドフォードの観光スポット5選

オレゴンワインの産地の中心都市!メドフォードの観光スポット5選

メドフォードは、アメリカ西海岸オレゴン州南部の内陸の街です。ローグ川上流の盆地ローグ・バレーの中心都市で、鉄道敷設にともない1884年に建設されました。ローグ・バレーは、高級ワインとして知られるオレゴン・ワインの生産地の1つ。メドフォード周辺にも、ブドウ畑やワイナリーが点在しています。その質と量を担保しているのは、年間を通じて高い日照時間と少ない降水量。そのため緯度や周囲の標高のわりには、冬でも暖かく過ごせるんですよ。今回は、オレゴン州の有力都市メドフォードでおすすめの観光スポット5選をお送りします。

目次

オレゴンワインの産地の中心都市!メドフォードの観光スポット5選

目次を閉じる

1. アルバ公園

メドフォードで最も古い公園で、名前は姉妹都市にもなっているイタリアのワイン産地アルバにちなんでいます。東屋や噴水、2匹の犬を連れた少年の像などがある落ち着いた空間で、官庁街の中の小さなオアシスとなっています。

もともとはライブラリー公園と呼ばれていましたが、これは隣にメドフォード・カーネギー図書館が設立されたから。1911年に「鋼鉄王」アンドリュー・カーネギーの寄付で建てられた歴史的建造物で、2004年に新しい図書館が建設されて以降はメドフォードのランドマークとなっています。

アルバ公園にはほかにも、なぜか第二次世界大戦で使用された日本軍の大砲も置かれていますよ。メドフォードの中心街を歩く際に立ち寄ってみてください。

2. トゥー・ホーク・ワインヤード&ワイナリー

メドフォードに来たなら、ローグ・バレーのオレゴン・ワインを賞味しないわけにはいきません!できればじっくりワイナリー巡りをしたいところですが、時間や移動が限られている人も多いでしょう。メドフォードの市街近くでどこか1か所訪ねるとするなら、「トゥー・ホーク・ワインヤード&ワイナリー」がおすすめです。

テイスティングルームのすぐ裏手にブドウ畑があるので、ワイン産地の雰囲気もしっかり味わうことができますよ。戸外のテラスで飲めば、ワインの味も香りも倍増するとしたものです。トゥー・ホーク・ワインヤード&ワイナリーのラインナップには、赤・白のほかにデザートワインもあります。

メドフォード近隣では、ほかにも「ロクシー・アン・ワイナリー(RoxyAnn Winery)」や「エデン・ヴェイル・ワイナリー(EdenVale Winery)」なども人気ですよ。

3. メドフォード鉄道公園

メドフォード鉄道公園の最寄りは、駅ではなくパシフィック・ハイウェイのインターチェンジです。約20ヘクタールという広い敷地に、本格的な鉄道ゲージのジオラマから日本でもおなじみのミニSL、そして本物の機関車や貨車まで展示されています。ミニSLはアメリカらしく日本に比べていささかスピードがあるので、小さなお子さまはもちろん、同伴の大人もエキサイトしてしまうでしょう。

ジオラマもなかなか手が込んでいて、岩陰を抜けて鉄橋を渡って、どんな列車が走ってくるのかワクワクものです。展示されている車両もどれも時代を感じさせるものばかりで、野外資料館としての価値も十分にあります。歴史を紐解けば、メドフォードが都市として発展したのは鉄道の開通がきっかけ。楽しく遊びながら、メドフォードの街の成り立ちに近づくことのできる観光スポットです。

4. プレスコット・パーク

メドフォード市街の背後には、緩やかな円錐形でとても目立つロクシー・アン峰があります。標高は1,089mで、市街付近からの比高は600mほど。山の名前は、かつて麓に住んでいたメドフォードの初期開拓者ロクシー・アン・ボーウェンにちなんでいます。

頂上を含め、周囲一帯はプレスコット・パークという自然公園となっています。その広さは実に約7平方キロメートルにもおよび、メドフォードで最も大きな公園なんですよ。公園の方の名前は、1933年に殉職したメドフォードの警官ジョージ・J・プレスコットが由来です。

山腹の駐車場からは、高低差300mほどのトレッキング。ロクシー・アン峰の頂からはメドフォード市街やローグ・バレーの風景が一望できますよ!美味しいオレゴン・ワインを育む盆地の景色も、ぜひ堪能してみてください。

5. クレーター・ロック・ミュージアム

「クレーター」「ロック」というものの、この博物館が扱っているのは地味な岩石ばかりではありません。色鮮やかな鉱物から太古の時代の化石まで!美岩・奇岩に、変岩・珍岩。古今東西さまざまな岩や石のコレクションを拝むことができます。

とくにオレゴン州では、「サンダーエッグ」と呼ばれる鉱物の変成岩が「州の石」とされています。これはメノウなどの輝石が球状の岩塊に包まれているもので、名前の通り丸い外殻を割ると、中から美しい鉱物模様が現れます。かつては州内でたくさん採れたそうですが、今ではとっても貴重な自然の芸術品!クレーター・ロック・ミュージアムにも,色とりどりの紋様が刻まれたサンダーエッグが展示されていて必見です。

◎まとめ

オレゴン州南部のワインの里、メドフォードのおすすめ観光スポット5選をご紹介しました。ワインのほかにも面白い公園あり、自然観光スポットあり、そして珍しいコレクションが見られる博物館ありと、メドフォードは観光の魅力も豊かな都市といえます。市街に隣接するローグ・バレー・インターナショナル=メドフォード空港へは、サンフランシスコやシアトル、ロサンゼルスなどから2時間以内で移動可能。カリフォルニア・ワインの産地を訪ねたら、次はぜひメドフォードへオレゴン・ワインを味わいに来てください!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

メドフォードでおすすめの記事

    メドフォードの記事はまだありません。

メドフォードのアクセスランキング