名称:アメリカン・サモア国立公園
住所:American Samoa
公式・関連サイトURL:https://www.nps.gov/npsa/planyourvisit/index.htm
太平洋に浮かぶ島々の一つサモア諸島。ポリネシアに属するサモア諸島は、サモア独立国の西サモアとアメリカ領の東サモアに分かれています。ポリネシアの島々の中で最も古い歴史を持つと言われ、人が住み始めたのは1000年以上前とも言われているんですよ。今回はアメリカ領サモアの最大の町であるパゴパゴを中心に紹介します。南国への旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
素朴な島の雄大な自然!アメリカ領サモアの首都パゴパゴの観光スポット
1. アメリカン・サモア国立公園
パゴパゴの北に広がるアメリカン・サモア国立公園(National Park of American Samoa)はトゥトゥイラ島、オフ島、タウ島の3つの島と珊瑚礁、そしてオオコウモリの生息地、さらに熱帯雨林を保護している公園です。南国ならではの大自然を体験でき、パゴパゴからすぐアクセスできるので人気の観光スポットとなっています。
アメリカン・サモア国立公園ではハイキングやトレッキング、シュノーケリングを楽しむことができますよ。ハイキングトレイルは初心者でも安心の難易度で、山頂まで登れば美しい風景が望めます。さらに戦争の遺物やサモアの文化や遺跡などもあり、自然と文化が両方楽しめる場所。サモアのパゴパゴに訪れたら、アメリカン・サモア国立公園は外せない観光スポットでしょう。
2. ジャン・ハイドン博物館
パゴパゴの周辺には、太平洋戦争の際に建てられた海軍基地がいくつか残っています。そして、その中の一つがジャン・ハイドン博物館として現在利用されています。
ジャン・ハイドン博物館(Jean P Haydon Museum)にはサモアの文化や歴史が展示されており、カヌーや骨のアクセサリー、伝統的な刺青などが見学できます。さらに興味深いのが月の石。実はサモア沖では、月から帰還したいくつかのアポロ号が着水しています。それにちなんでパゴパゴのジャン・ハイドン博物館では月の石を展示しているんですよ。サモアについてさらによく知りたい人は、ぜひ立ち寄りたい博物館です。
名称:ジャン・ハイドン博物館
住所:Fagatogo, Eastern District 96799
公式・関連サイトURL:http://ashpo.com/walktour/14.html
3. ティサズ・ベアフットバー
せっかくサモアに来たのであれば、サモアの伝統料理も食べてみたくはありませんか?パゴパゴから車で20分ほどの場所にあるティサズ・ベアフットバー(Tisa's Barefoot Bar)は、サモアの伝統料理が食べられると評判のお店です。
毎週水曜日の夜に提供されるサモアの伝統料理とは、肉や芋などをバナナの葉でくるみ、熱した石で蒸します。そして、これらはすべて男性が作業をするんですよ。出来上がった料理は家族のように皆でテーブルを囲み、手でいただきます。
他にもティサズ・ベアフットバーでは、海を目の前に絶好のロケーションでお酒を飲めて、さらにバンガローでの宿泊もできます。パゴパゴから距離もあまりないので、多くの観光客が訪れますよ。
名称:ティサズ・ベアフットバー
住所:Rte 1, Alega, Eastern District
公式・関連サイトURL:https://tisasbarefootbar.com/
◎まとめ
アメリカ領サモアは観光のために訪れる人は少なく、観光地としての整備はあまりされていません。首都パゴパゴにもホテルは数件しかないので、事前に必ず予約するのがおすすめ。観光地としてはまだまだ未開発ですが、サモアの人々が暮らす雰囲気をそのまま感じる事ができますよ。さらに南の島の雄大な自然は、なかなかのもの。ぜひアメリカ領サモアのパゴパゴに訪れてみませんか?