ブルターニュ半島の花の街!ランニオンでおすすめの観光スポット3選

ブルターニュ半島の花の街!ランニオンでおすすめの観光スポット3選

ランニオンはフランスの北西部、ブルターニュ半島の北辺にある人口2万人程度の都市です。いくつもの高速道路が交わる地域の要衝であるとともに、花の街としても知られています。旧市街には中世の趣を残す家屋が立ち並んでいることから観光客も多く、花咲き乱れる春の盛りから夏にかけてとくに賑わいます。アクセスも容易なブルターニュの静かな観光都市ランニオン。その周辺の見どころを4選ご紹介します。

目次

ブルターニュ半島の花の街!ランニオンでおすすめの観光スポット3選

1. ブレレヴネ三位一体教会

出典: commons.wikimedia.org

ブレレヴネは、ランニオンの旧市街から谷川を1つ挟んだ向かいの地区です。高台の上には12世紀にまで遡るブレレヴネ三位一体教会(Eglise de la Trinité de Brélévenez)があり、観光スポットとなっています。

ただ、ブレレヴネ地区の一番の見どころは教会そのものというより、丘の上へと通じる細路地のようなブレレヴネ通りにあります。なかなかの上り坂に沿って階段状にレンガの壁の家々が立ち並び、奥の教会の尖塔と絶妙な風景を創出しています。

2. ランニオン旧市街

出典: commons.wikimedia.org

ランニオンはそれほど大きな街ではないので、旧市街もコンパクト。小高い丘の上に固まっているので、すぐにぐるっと一周できてしまいます。

とくにレクレール将軍広場とシャプリエ通りの角に並ぶ数軒の家屋は、上階に行くほど床がせり出すという中世の特徴を色濃く残していて、観光のしがいがあります。一見アンバランスなこの形は、かつて税金が1階の床面積で決められていたことによるもの。

そんな中世の時代に思いをはせつつ、ランニオンの旧市街をのんびり観光してみてください。

3. トンケデック城

出典: Mikko Koponen

ランニオン旧市街の麓を流れるレゲ川を10kmほど遡ると、いかにも古城の雰囲気たっぷりのトンケデック城(Château de Tonquédec)が現れます。前身となる砦は12世紀には存在していたといわれ、今に残る姿は15世紀に出来上がったものです。

17世紀前半には価値を失い打ち捨てられてしまいましたが、1862年から史跡として修復・保存工事が始まります。今でもかつての城主の末裔が所有していて、冬季以外は観光客にも開放されています。塔や城壁に登ることができ、タイミングが良ければ中世の戦いを再現したイベントなども開かれていますよ。ランニオンからは少し離れていますが、おすすめの観光スポットです。

◎まとめ

フランス北西部ブルターニュ地方の街ランニオンでおすすめの観光スポットをご紹介しました。ランニオン市の北部にはランニオンーコート・ド・グラニ・ローズ空港があり、パリのオルリー空港との間に定期便が就航しています。ブルターニュを訪れるときは、パリからランニオンに飛んで、少し市内を観光してから次の都市へ繰り出してみてはいかがでしょう。

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