名称:賢島
住所:三重県志摩市阿児町神明
公式・関連サイトURL:https://www.iseshima-kanko.jp/spot/2014
2016年5月に「G7伊勢志摩サミット」が開催され全国的に知られるようになった「賢島(かしこじま)」は、三重県東部、志摩半島の英虞湾(あごわん)にある島です。英虞湾は、複雑で入り組んだリアス式海岸に、大小合わせて60を超える島が浮かぶ景勝地。その島々の中で最も大きな賢島は、本土との距離わずか10m弱!とても近い上、賢島大橋で結ばれているので島に渡ったという実感はありません。島内には近畿日本鉄道(近鉄)の賢島駅もあり、電車でも車でも楽にアクセスできます。真珠養殖で知られ、別荘や保養所、高級リゾートホテルが建つリゾート島「賢島」へ、観光と遊びに行ってみませんか。
目次
伊勢志摩の賢島でのんびりステイ!リアス式海岸の絶景を満喫する観光旅行
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1. 賢島の魅力
出典: Miyuki Meinaka (CC BY-SA 4.0)
伊勢志摩国立公園内にある賢島は、風光明媚な美しい自然、伊勢から近いロケーションや交通の便の良さ、豊富な海の幸などが魅力的で、ゆっくり滞在するのにおすすめなリゾート観光地です。それに加え、海に囲まれた地形が警備面に向いていることから、G7伊勢志摩サミットの開催地に選定されました。
伊勢志摩サミットの会場となったのは、賢島大橋南西の広大な敷地に建つ「志摩観光ホテル」。志摩観光ホテルは宮内庁御用達であるとともに、迎賓館の役割を担ってきた老舗の高級リゾートホテルです。客室の窓から英虞湾の深く美しい入り江の景色を眺められるという、贅沢な時間を過ごせますよ。
賢島南岸に建つ和風の温泉リゾート「賢島宝生苑」では、伊勢志摩サミットの議長国記者会見が行われました。自慢の展望大浴場と庭園露天風呂で英虞湾の絶景を眺めながら、ツルツルの温泉にゆったり浸かれます。
2. 志摩マリンランド
出典: Miyuki Meinaka (CC BY-SA 4.0)
賢島駅から歩いてすぐ、賢島の北東部には2016年3月にリニューアルオープンした「志摩マリンランド」があります。
賢島周辺に生息しているマンボウは、この水族館のマスコット的存在。マンボウ館では、のほほんとのんきに泳ぐ姿がおもしろいマンボウたちの姿を見ることができますよ。また、日本で獲れた最大のマンボウをモデルにした大きなマンボウのモニュメントは、人気の記念撮影ポイントになっています。
周囲360度を取り囲む大きな回遊水槽は、ブリをはじめとした約50種2500匹もの魚が泳ぐ水族館最大の水槽。海女さんが白い磯着姿で餌付けする実演は必見です。ドクターフィッシュ水槽では、実際に手を水の中に入れてドクターフィッシュを体験してみましょう。水族館裏方探検やペンギンタッチなどの体験イベントは、事前に公式サイトからの予約が必要です。
志摩マリンランドは、海の生き物の過去から現在までの姿を紹介するというコンセプトの水族館。古代館ではカブトガニやオウムガイなどの生きた化石を水槽で飼育するとともに、シーラカンスなど古代魚の化石を展示しています。
名称:志摩マリンランド
住所:三重県志摩市阿児町神明723-1
公式・関連サイトURL:http://www.kintetsu.co.jp/leisure/shimamarine/
3. 「賢島エスパーニャクルーズ」で英虞湾を海から観光!
真珠筏が浮かぶ美しいリアス式海岸の英虞湾を、クルージングで観光してみましょう。賢島港から出発する「賢島エスパーニャクルーズ」は、英虞湾の観光遊覧と真珠モデル工場見学が楽しめる航路が人気の英虞湾を代表するクルーズです。
スペイン大航海時代のカラック船をモチーフにした観光帆船「エスペランサ号」に乗船し、約50分のクルーズに、いざ出航!1・2階はテーブル付きの客席で、屋上はオープンデッキになっています。天気が良ければぜひ屋上デッキに出て、潮風に吹かれながら英虞湾独特の入り組んだリアス式海岸の絶景を満喫してくださいね。35分ほど湾内を遊覧したら、真珠工場に立ち寄ります。ここでは、真珠の養殖の仕組みを学び、アコヤガイに真珠の元となる球形の玉を挿入する養殖真珠の核入れ作業を見学できますよ。
4月から9月の週末には、星空を見ながらクルージングするロマンチックな「英虞湾星空ナイトクルーズ」も運航していますが、不定期なので公式ページをチェックしておきましょう。
名称:賢島エスパーニャクルーズ
住所:三重県志摩市阿児町神明752-11
公式・関連サイトURL:http://shima-marineleisure.com/cruise/espana/info/
4. 伊勢志摩サミット記念館「サミエール」
出典: Miyuki Meinaka (CC BY-SA 4.0)
近鉄志摩線の終着駅である賢島駅の2階には、伊勢志摩サミット記念館「サミエール」があります。ここは、伊勢志摩サミットの記録と記憶を県内外に発信する拠点として設置された記念館。サミットで使われた尾鷲ヒノキの円卓、首脳らの芳名帳、G7首脳のパネル、贈答品の実物などが展示され、4面マルチモニターを使用したサミットに関する体験型クイズ電子パネルも設置されています。
サミエールは近鉄賢島駅の2階にある入場無料の施設なので、一度気軽に立ち寄ってみてください。サミエールの隣には、サミットで振る舞われた三重の地酒や地ビール、軽食などを味わえるカフェもあります。
名称:伊勢志摩サミット記念館「サミエール」
住所:三重県志摩市阿児町神明747-17 近鉄賢島駅2階
公式・関連サイトURL:https://www.iseshima-kanko.jp/feature/iseshima-summit
5. 横山展望台
最後にご紹介するのは、賢島全体を外から眺めるおすすめのビューポイントです。賢島や英虞湾の写真を撮影するなら、2009年版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で1つ星を獲得した「横山展望台」へ行ってみましょう。
賢島や英虞湾の北西に位置する標高約203mの横山には、横山展望台(天空カフェテラス)、木もれ日テラス、パノラマ展望台(そよ風テラス)など、数か所の展望台が設置されています。標高が異なるそれぞれの展望台ごとの、美しいリアス式海岸の英虞湾と賢島を含む多数の島々、さきしま半島などのパノラマ絶景が見渡せますよ。
横山の展望台周辺は改修工事が行われていますが、横山展望台(天空カフェテラス)の展望デッキ、木もれ日テラス、パノラマ展望台(そよ風テラス)などは工事が完了し、利用可能になりました。しかし園路や車道、横山園地駐車場、カフェを併設する休憩所はまだ工事中。2018年7月ごろ終了予定ですが、最新情報は公式サイトで確認するようにしてください。
※2018年5月の情報です。
◎まとめ
伊勢志摩の賢島は、複雑なリアス式海岸と大小の島々が織りなす複雑な地形が珍しい英虞湾観光の中心地。自然に囲まれた賢島を訪れれば、紀伊半島の高級リゾート地・保養地として人気があることにも納得!美しい景勝地で、リラックスした滞在と観光を楽しんでください。10月に入ると伊勢海老漁が解禁され、グルメの舌も満足させてくれますよ。
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