名称:千住街の駅
住所:東京都足立区千住3-69
公式・関連サイトURL:https://tokyotouristinfo.com/detail/M0319
江戸時代の宿場街であった旧日光街道沿いをはじめとして、古い建物が多く残っている北千住。江戸の風情が感じられる歴史ある街として、観光客に人気の観光エリアとなっています。
また、5つの路線が乗り入れるアクセスの良さと街の落ち着いた雰囲気から、近年では東京の住みたい街としても大注目。そんな魅力あふれる北千住の観光スポットのなかから13選をご紹介します!
目次
アクセス便利!北千住で人気の観光スポット13選をご紹介!
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1. 千住街の駅
「いざ、観光へ!」となったとき、まず必要になるモノのひとつが地図ではないでしょうか。携帯電話のマップ機能なども便利ですが、紙の地図を広げながら街をあちこち観光するのは、やっぱりわくわくしますよね。
そんな観光に欠かせない地図やパンフレットが置いてある場所が、ここ街の駅です。もともとは魚屋さんだった建物が北千住の観光案内所となっており、昔懐かしいレトロな外観が目を引きます。
のれんには「お休み処」の文字もあり、その名の通り建物の中には休憩用のイスが。そのほか北千住にちなんだミニ展示コーナーなどもあるので、観光にちょっと疲れた・・・というときにひと休みできる観光スポットとしてもおすすめです。
2. 荒川
足立区を流れ、北千住の人々に憩いをもたらす荒川。埼玉・東京を流れ、なかでも北区にある岩淵水門から東京湾までの部分は、およそ20年の歳月をかけて造られた人工河川というから驚きです。
北千住駅から徒歩で約15分の場所にあるここ足立区荒川ビジターセンターは、そんな荒川にまつわるさまざまな展示や活動が行われている観光施設。荒川に関するわかりやすい説明パネルや、荒川由来の虫や水生生物の実物など、充実した展示内容で歴史や自然をじっくりと学ぶことができます。
知識を得てから改めて荒川を眺めてみれば、それまでは見えてこなかった川の姿が見えてくるはず。北千住観光に訪れた際はぜひ足立区荒川ビジターセンターを訪れて、荒川の魅力を存分に楽しんでみてくださいね。
名称:荒川
流域:埼玉県・東京都
3. 千住大橋
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・」。国語の教科書に必ずといっていいほど載っているこの有名なフレーズ。約150日間をかけて東北・北陸を巡った松尾芭蕉の紀行文『おくのほそ道』の序文の一行目です。
北千住を流れる隅田川に架かるここ千住大橋の周辺は、芭蕉がおくのほそ道の旅をスタートさせたともいわれる場所。橋近くには、その旅立ちを記念した石碑が建てられています。
歌川広重の『名所江戸百景』にも描かれている千住大橋の歴史を紐解くと、なんと1594(文禄3)年にまでさかのぼります。徳川家康によって最初に橋が架けられたといわれ、隅田川でいちばん古い橋なのです。
千住大橋が今日の姿になったのは1927(昭和2)年のこと。木橋から鉄橋タイドアーチ橋への架け替えが行われ、美しいブルーの鉄骨となりました。現在では、多くの観光客が訪れる北千住の主要観光スポットとなっています。
名称:千住大橋
住所:東京都足立区千住橋戸町
公式・関連サイトURL:https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a022/shisetsuannai/jinja/minamisenju007.html
4. 横山家住宅
1855(安政2)年に建設された北千住の横山家は、江戸時代に宿場街として栄えた日光街道千住宿に面する地漉き紙問屋の商家でした。江戸時代のトイレットペーパーである「浅草紙」を、日本橋の方へ販売していたそうです。
1936(昭和11)年に1度改築されているものの、関東大震災や太平洋戦争などでの火災も免れ建築当初の姿をほぼ残していることから、北千住のある足立区の有形文化財にも指定されています。ずっしりとした佇まいは見ごたえたっぷりで、北千住を訪れたら外せない観光スポットのひとつといえます。ただし建物の内部は見学不可となっているので、観光中にうっかり建物内に入らないよう注意してくださいね。
玄関柱に残る生々しい刀傷の跡は、1868年に起こった上野戦争において上野彰義隊が敗退時につけたもの。江戸から明治へと移り変わった激動の時代の名残を見ることもできますよ。
名称:横山家住宅
住所:東京都足立区千住4-28-1
公式・関連サイトURL:https://www.city.adachi.tokyo.jp/bunka/chiikibunka/bunkazai_yokoyamakejuutaku.html
5. Tokyo Sushi-Making Tour
日本人のソウルフードであるお寿司。お酢のきいたシャリにさまざまなネタが乗ったお寿司は、まさにほっぺたが落っこちてしまいそうなほどの美味しさですよね。国際的な和食ブームのなかでも、「SUSHI」はやっぱり王道のひとつです。それでは、もし外国の方に「お寿司の作り方を教えて!」と言われたら?お寿司は大好きだけど、お店でしか食べたことない・・・という方が大半ではないでしょうか。
そんな方はぜひ、北千住で作り方を学んじゃいましょう!お寿司作り体験教室は、子どもから大人まで、地元客から観光客まで、日本人から外国人まで、あらゆる人へ門戸が開かれた場所。約2時間で、お寿司に関するマナーや雑学、そして飾り巻・握り・軍艦の3種類のお寿司作りが体験できるのです。持ち物も料理経験もいっさい必要なし!講師の方々による優しく丁寧なレッスンのなかで、職人技を楽しく学ぶことができますよ。北千住の観光がてら、ぜひ気軽に参加してみてはいかがでしょう。自分で作ったお寿司の味は、きっと格別のはずですよ。
名称:Tokyo Sushi-Making Tour
住所:東京都足立区北千住駅東口に集合
公式・関連サイトURL:https://www.tokyo-sushi-making-tour.com/
6. 千住宿歴史プチテラス
北千住の歴史プチテラスは、地漉き紙問屋として江戸時代から続いてきた横山家の、内蔵を移築した観光施設。現在はギャラリーとしても使用されています。土蔵の外観や内装からは、長い歳月を経てきた重みが感じられますよ。展示物も見ごたえがあり、まさに江戸時代に栄えた北千住の歴史に思いを馳せることができる観光スポットです。
四季折々の花々が彩る様子もとても美しく、ゆったりと北千住の歴史にふれる観光がしたい!という方におすすめの観光スポットです。
名称:千住宿歴史プチテラス
住所:東京都足立区千住河原町21-11
公式・関連サイトURL:https://www.adachikanko.net/spot/id-072
7. 勝専寺
真っ赤な門がひときわ目を引く「勝専寺(しょうせんじ)」は、レンガ造りで、異国情緒漂う本堂の風貌が特徴的な寺院。別名「赤門寺」ともいわれ、北千住の人々に親しまれています。
勝専寺が創建されたのは、鎌倉時代の1260年(文応元年)。江戸時代には2代将軍の徳川秀忠が鷹狩の際に休憩場所として利用したほか、3代将軍の家光も境内に造営された茶屋にたびたび立ち寄ったともいわれます。
現在の本堂が建てられたのは1906(明治39)年です。洪水の多かった北千住の土地柄に備えて、コンクリートをメインに赤レンガを側面にはめ込み、インドの寺院を模した頑丈な造りにして浸水に備えたそうです。
毎年1月15・16日には、1,8mにもなる大迫力のえんま像が公開される「えんま開き」という祭事が催されます。たくさんの屋台が出て多くの観光客でにぎわうこのお祭りは、北千住でも人気の観光イベントのひとつです。
名称:勝専寺
住所:東京都足立区千住2-11
公式・関連サイトURL:https://www.adachikanko.net/spot/id-018
8. 石洞美術館
出典: By Kentin - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37097154 (CC BY-SA 4.0)
北千住の「石洞(せきどう)美術館」は、千住金属工業株式会社で社長・会長を歴任した佐藤千壽(せんじゅ)氏が世界各国で収集したコレクションをメインに、2006年に建設されました。葺き下ろした銅板の屋根と、赤茶色の煉瓦タイルが貼られた六角形の外観が特徴です。館内はスロープ設置などのバリアフリーが整っているほか、障がいを持つ方々が運営するカフェ「妙好」も入っています。
主な所蔵品は、陶器や漆工、金工などの焼き物です。茶の湯釜から漆器、玉器、青銅器・・・世界各地の美が込められた器の数々に惹き込まれてしまうこと間違いなし。インドの宗教美術を中心に集められた宗教美術作品も、見ごたえ満点ですよ。しっとりとした観光がしたい方には、特におすすめの北千住の観光施設です。ガンダーラの仏像やヒンドゥー美術など、ぜひじっくりと堪能してくださいね。
名称:石洞美術館
住所:東京都足立区千住橋戸町23
公式・関連サイトURL:https://sekido-museum.jp/
9. 千住ほんちょう公園
北千住駅から歩いて5分ほど。旧日光街道沿いにあるのが、ここ千住ほんちょう公園です。北千住を訪れた観光客の人々に、江戸時代に宿場町として賑わった北千住の雰囲気を伝えよう!というコンセプトのもとにつくられました。
千住宿史跡や旧跡案内図もあり、風情あふれる公園内で江戸時代の情景にゆったりと思いを馳せることができますよ。北千住の人々の憩いの場となっているのはもちろん、観光で訪れた人々も楽しめるおすすめの公園です。
名称:千住ほんちょう公園
住所:東京都足立区千住4-22-16
公式・関連サイトURL:https://www.city.adachi.tokyo.jp/t-iji/shisetsu/koen/senjyuhontyou.html
10. 千住本町商店街
北千住駅の西口を出てすぐの場所にある、本町センター商店街。江戸時代の千住宿の跡にできた商店街で、歴史を感じさせるスポットもところどころに点在しています。そのため、史跡巡りに訪れた観光客のあいだでも人気の観光スポットとなっていますよ。
それと同時に、北千住の地元民に愛される地元密着型の商店街でもあります。ちょっとした観光に入ってみたつもりが、なつかしい匂いが残る味わいたっぷりの下町の雰囲気についつい長居・・・なんてことも。
名称:千住本町商店街
住所:東京都足立区千住
公式・関連サイトURL:http://www.adachi-shoren.jp/member/detail.php?id=5
11. 千住絵馬屋・吉田家
お寺や神社をお参りするときにおなじみの絵馬。願い事を丁寧に書いて棚にくくりつけるのって、とてもドキドキしませんか?北千住の旧日光街道に面したここ吉田屋は、そんな絵馬を江戸時代から作り続けている老舗の絵馬屋さんです。製作者の吉田晃子さんは、足立区の無形民俗文化財保持者。江戸時代からの伝統的な絵馬作りの手法を守り続けています。
建物の内部を見学することはできませんが、その歴史の重みは外観からでも十分に感じ取ることができますよ。また、北千住にある長円寺の絵馬棚には、眼病平癒や商売繁盛、学業成就などを願った吉田屋の絵馬の数々が奉納されています。ひとつひとつ丁寧に作られており、どの絵馬もとても美しいものばかり。吉田家を観光する場合は、ぜひ長円寺も合わせて観光してみてくださいね。
名称:千住絵馬屋・吉田家
住所:東京都足立区千住4-15-8
公式・関連サイトURL:https://www.adachikanko.net/spot/id-028
12. 名倉医院
骨接ぎの代名詞である「千住の名倉」としてその名を全国に轟かした、北千住の「名倉医院」。風情あるその建物は足立区の有形文化財に指定されており、現在では北千住の観光名所のひとつとなっています。
名倉医院が北千住で骨接ぎを始めたのは江戸時代。最盛期の大正時代には1日の患者数が300~500人だったともいわれ、骨折や脱臼の患者たちで辺りはあふれ返ったと伝えられています。
北千住をはじめ、全国の多くの人々に骨接ぎを施してきた名倉医院。現在も現役の整形外科院として、御茶ノ水近くの高層ビルに場所を移し診療を続けています。
名称:名倉医院
住所:東京都足立区千住5-22-1
公式・関連サイトURL:https://nagura-iin.com/honin/
13. 足立の花火
夏に欠かせない風物詩といえば花火ですよね。全国各地、東京都内においてもさまざまな花火大会があれど、北千住で行われる足立の花火は特に人気を集めています。その理由は、なんといっても大迫力の花火が間近で見られること。荒川の土手から眺める花火の数々は見応え満点です!
足立の花火のはじまりは明治時代です。落成した千住大橋のお祝いに花火を打ち上げたことがきっかけだといわれています。大正13年には第1回「千住の花火大会」が開催。戦時中には開催が一時中断されるも、戦後に再開します。その後は河川改修の影響により終了してしまいますが、北千住市民の熱望により、1979年「足立の花火大会」として復活を遂げました。
北千住の人々に熱く愛される足立の花火。毎年7月下旬頃に開催されるので、夏の東京観光の際はぜひ予定を合わせてみてはいかがでしょうか。
名称:足立の花火
住所:東京都足立区荒川河川敷
公式・関連サイトURL:https://www.adachikanko.net/adachi_no_hanabi46
◎北千住のおすすめ観光スポットまとめ
きらびやかな東京観光もいいけれど、落ち着きある街を地図を片手にゆっくり歩いてみるのも、また素敵な東京観光のひとつ。北千住は、まさにそんな憩いを求めて訪れる人をやさしく包み込んでくれる街です。疲れたなあと感じたときは、ぜひ一度訪れてみてください。ふと気がづいたときには、きっと穏やかな表情を取り戻しているはずですよ。
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