名称:彦根城
住所:彦根市金亀町1-1
公式・関連サイトURL:https://hikonecastle.com/
彦根市は、琵琶湖東岸の城下町。国宝の天守を戴く彦根城を中心に、歴史と文化の薫る観光スポットが点在しています。ゆるキャラの先駆け「ひこにゃん」を生んだ町であると同時に、最近は大河ドラマ『おんな城主 直虎』ゆかりの地として観光客に人気!それでは、彦根市の観光の見どころ8選をご紹介しましょう。
目次
ゆるキャラブームの火付け役!ひこにゃんのふるさと彦根の観光スポット8選
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1. 彦根城
2017年に築城410年祭が開催された彦根城。女城主こと井伊直虎の養子で徳川四天王の1人、井伊直政によって築かれました。
全国に5つしかない国宝天守の1つを擁し、櫓や門、石垣など多くの建造物を残す彦根城は、滋賀県のなかでもトップクラスの観光名所です。
その魅力は一息には語れないので、いくつかに分けて解説します。
◆天守
彦根城の天守は、3層3階と決して大きくはありません。ですが、破風や華頭窓と呼ばれる装飾がいたるところに設けられていて、とっても優美な外観が特徴的です。
とはいえお城ですから、美しいだけでなく堅固さも兼ね備えています。はしごのように急な階段は、敵が登ってきたら上から蹴るだけで外せるようになっています。
◆天秤櫓
本丸への入り口を押さえる天秤櫓は、守りの要ともいえる重要なところ。重要文化財の重厚な櫓の中央に、橋で結ばれた門が開いています。
この景色、テレビなどで目にしたことのある人も多いはず。天秤櫓は、時代劇などのロケ地としても有名な観光スポットなんです。じっくり眺めて構図をよく目に焼き付けておきましょう。
◆ひこにゃん出陣
彦根城築城400年祭のイメージキャラクターとしてブレイクしたひこにゃんは、全国を席巻するゆるキャラブームのパイオニア!ひこにゃんグッズは彦根観光の定番のお土産となっています。
彦根城では、今もほぼ毎日ひこにゃんに会うことができますよ。いつどこに現れるかは、公式HPの出陣スケジュールで確認しましょう。
◆彦根城博物館
彦根城の表御殿跡に建設された博物館には、約2万点にも及ぶ資料や美術品が収蔵されています。とくに彦根屏風とも呼ばれる『風俗図』は、国宝にも指定されている貴重な作品です。
建物自体も、古絵図や発掘調査をもとに外観を復元したもの。さらに能舞台は、実際の遺構を再移築しているので、とても見ごたえがありますよ。
◆佐和口多聞櫓と開国記念館
一文字に続く白壁の多聞櫓に満々たる水堀、そしてその向こうの丘に佇む天守。佐和口多聞櫓前のいろは松の通りは、彦根城観光の絶好の撮影スポットです。
多聞櫓の一部は開国記念館となっていて、お城や井伊家にまつわる企画展が随時行われています。
2. 玄宮園
彦根城の麓の玄宮園は、いわゆる大名庭園と呼ばれるお殿様の数寄の空間。かつては琵琶湖と直結していたとされ、中国の瀟湘八景に比定されるほど風流で広大な空間です。
この観光スポットのおすすめは、なんといっても庭園と天守の共演!池と八景亭(臨池閣)、そしてその向こうに緑の丘と天守を、1枚の写真に収める絶景が楽しめます。天気がよければ、池に逆さ天守が映りこみますよ。
春夏秋冬、いつ訪れても美しい景色を目にすることのできる、彦根の定番観光スポットです。
名称:玄宮園
住所:彦根市金亀町3
公式・関連サイトURL:http://hikone-410th.com/castle/genkyuen
3. 埋木舎
安政の大獄を主導し、桜田門外の変で討たれた大老井伊直弼。幕末を代表する政治家の1人ですが、直弼は前藩主井伊直中の14男で、本来は本家の家督相続など望むべくもないポジションでした。
そんな直弼が若かりし頃に、部屋住みの境遇を嘆いて自邸に名を付けたのが「埋木舎(うもれぎのや)」です。現代から見れば十分大きな邸宅ですが、大名の息子の屋敷としては質素で、しかもお城の外の目立たないところにあります。
直弼は埋木舎で15年も不遇を囲っていましたが、その間も文武両道に研鑽を積み、後に幕府の最高役職として辣腕を振るう下地となったのです。
現在は彦根の観光スポットとして、一般に公開されています。
名称:埋木舎
住所:彦根市尾末町1-11
公式・関連サイトURL:http://www.hikoneshi.com/jp/sightseeing/articles/umoreginoya
4. 夢京橋キャッスル口一ド
彦根城の堀端の京橋からまっすぐ伸びる夢京橋キャッスル口一ドは、江戸時代風の建物が並ぶ観光通り。和菓子屋やお土産屋、近江牛の名店にシックな喫茶店など、彦根観光に欠かせないお店が勢ぞろいしています。
彦根市街には意外と観光客向けの飲食店は多くはないので、どこで食べようか迷ったらこの夢京橋キャッスル口一ドで探しましょう。
また京橋交差点近くの「夢京橋あかり館」も、おすすめの立ち寄り観光スポット。オシャレな彦根グッズが購入できるほか、併設の彦根まちなか博物館では、彦根の歴史や文化にまつわるさまざまな企画展示が催されています。
名称:夢京橋キャッスル口一ド
住所:彦根市本町2-1-3(夢京橋あかり館)
公式・関連サイトURL:http://yumekyobashi.jp/
5. 四番町スクエア
夢京橋キャッスル口一ドに隣接する四番町スクエアは、打ってかわって「大正ロマンあふれるまち」がキャッチコピー。もともとは彦根市場商店街というレトロなアーケード街でしたが、時代の流れには逆らえずシャッター通りに。これを憂えた若手商店主たちがリニューアルを決意して2006年に誕生したのが、この四番町スクエアです。
ガス灯と柳、そしてタイル敷きの通りは歩行者天国になっていて、歩いているだけでとっても爽やか。近江牛の本格レストランからオープンテラスのあるカフェ、さらには昔の商店街の面影を残す惣菜屋まで、多彩なお店が並んでいます。夢京橋キャッスル口一ドと合わせて観光してみてください。
名称:四番町スクエア
住所:彦根市本町1-11
公式・関連サイトURL:http://www.4bancho.com/
6. 佐和山城跡
彦根城が築かれる以前、石田三成が居城としていたのが佐和山城です。「三成に過ぎたるもの」とまで呼ばれた堅城でしたが、関ヶ原の戦いの敗将の城ということから、徳川直臣の井伊直政に忌避されて廃城となりました。
城跡には、近江鉄道沿いか龍潭寺の裏手から登ることができます。佐和山城の建材のほとんどは彦根城の築城に利用されて持ち去られたため、今では堀や石垣のわずかな痕跡を残すのみ。ただ、山頂からは彦根城と市街を一望に付すことができます。
絢爛な天守の残る彦根城と対照的に、兵どもが夢の跡と侘しさをを感じさせる佐和山城跡。歴史にまつわる名所の多い彦根市にあって、穴場の観光スポットです。
名称:佐和山城跡
住所:彦根市古沢町
公式・関連サイトURL:https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/889
7. 鳥居本宿
彦根市街から佐和山を挟んだ東側の谷あいの鳥居本(とりいもと)。江戸時代の中山道の宿場で、その前は佐和山城の城下町でもありました。
今では一見すると何の変哲もない静かな集落ですが、細い通りの両側には宿場町の風情がそこかしこに残っています。とくにうだつの上がった土蔵造りの家々は、鳥居本のかつての繁栄を物語る貴重な風景です。
町の北には、宿場につきものの枡形と呼ばれる直角カーブがあります。その突き当りの有川製薬は、鳥居本宿で一番の観光スポット!なんと江戸時代から360年続く現役の製薬メーカーです。ここで販売されている赤玉神教丸は、中山道を行く旅人に胃腸薬として愛用されていました。
名称:鳥居本宿
住所:彦根市鳥居本425
公式・関連サイトURL:http://akadama-1.com/
8. 十王村の水
JR東海道本線南彦根駅から歩いて20分ほどのところにある十王村の水は、名水百選の観光スポット。江戸時代からすでに「湖東三名水」の1つに数えられるほど知られていて、今も水を汲みに来る人の姿が絶えません。
また、水湧く池の中央には六角形の地蔵堂があり、地元では「母乳の地蔵様」として親しまれています。これは、十王村から他村に嫁いだ娘が、母乳の出が悪くて悩んでいたところ、この水を汲んで飲むとたちどころにお乳が出るようになったとする言い伝えにちなむものです。
彦根観光で余裕があれば、古くから名水として名をはせていた十王村の湧水を味わってみてください。
名称:十王村の水
住所:彦根市西今町562
公式・関連サイトURL:http://www.hikoneshi.com/jp/sightseeing/articles/juoh
◎まとめ
彦根の観光スポットは、基本的に市街近辺に集中しています。JR東海道本線の新快速を利用すれば、新大阪からでもたったの1時間15分!滋賀県唯一の新幹線駅米原も隣なので、観光のアクセスもばっちりです。
ぜひ、井伊家の城下町彦根でいい旅、いい観光をしてください。
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