湖上ロープウェイにクルーズ船!浜名湖の魅力が満喫できる観光スポット5選

画像出典:菅野崇 (CC BY-SA 3.0)

湖上ロープウェイにクルーズ船!浜名湖の魅力が満喫できる観光スポット5選

ウナギが有名な浜名湖は、日本で10番目に大きな湖。静岡県西部に位置する汽水湖で、湖北部には東名高速道路、南部には東海道新幹線が通り、南側が太平洋の遠州灘に通じています。ここでは、浜名湖の雄大さと美しい景観を満喫できる遊覧船観光と湖上ロープウェイで上る展望台、大鳥居や浜名湖の絶景が見られる観光スポット、花いっぱいの公園などを紹介しましょう。

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湖上ロープウェイにクルーズ船!浜名湖の魅力が満喫できる観光スポット5選

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1. かんざんじロープウェイ

出典: 菅野崇 (CC BY-SA 3.0)

浜名湖の北東部から中心に向かって突き出た大きな半島の北側には、1958年に開湯した舘山寺(かんざんじ)温泉があります。「かんざんじロープウェイ」は、内浦湾を横断する日本唯一の湖上ロープウェイ。舘山寺温泉湖畔にある遊園地「パルパル」にある「かんざんじ駅」から、浜名湖の上を渡ります。観光展望台のある「大草山駅」まで、約4分間の空中散歩で雄大な景色を楽しむことができますよ。

終点の大草山駅があるのは、小高い山の上。屋上の観光展望台からは、標高約113mとは思えない360度の大パノラマを見渡せます。浜名湖や周辺の様子がよくわかるので、浜名湖観光のスタートに最適でしょう。

観光展望台に設置されている美しいモニュメントは、18個の鐘が自動演奏を奏でる「ミュージカルカリヨン(組鐘)」。オルゴールの原点でもあるカリヨンが、毎時ジャストに美しい音色とメロディを聴かせてくれます。

大草山駅の2~3Fはオルゴールミュージアムとコンサートホール。スタインウェイの自動演奏ピアノ、フェアグラウンドオルガン、からくり人形をはじめ、多種類のオルゴールが展示されており、実演も楽しめます。

1Fは、見ているだけでワクワクしてしまう東海エリア最大級のオルゴールショップ。自分のためのオルゴールや、お土産などショッピングをどうぞ。手作り体験工房で、オリジナルオルゴールを浜名湖の観光記念に作ってみるのもおすすめ。手軽なものなら10分ほどで作れますよ。

2. 浜名湖クルーズ

ロープウェイからの絶景と観光展望台から浜名湖の全体像を見た後は、湖上からクルーズ船で浜名湖を観光してみませんか。

◆浜名湖遊覧船

浜名湖遊覧船の乗船場は、舘山寺港とフラワーパーク港、北西部にある瀬戸港の3か所。定期便は、舘山寺港・フラワーパーク港から東名高速道路をくぐる30分周遊コースと、舘山寺港・フラワーパーク港~瀬戸港を結ぶ片道30分コースです。片道だけをサイクリングや移動に利用しても便利ですし、往復乗船なら約60分の周遊観光コースとして利用できます。

また、期間限定で「浜名湖の絶景サンセットクルーズ」「カモメふれあい体験クルーズ」「夕景と星空を観望するナイトクルーズ」「夏の花火鑑賞クルーズ」などの体験クルーズも運航。予約が必要なクルーズもあるので、公式ページでチェックしておきましょう。

◆「海の湖」船めぐり

出典: かげぼうし / PIXTA(ピクスタ)

4月下旬から11月頃なら、「海の湖」船(チャカ)めぐりがおすすめ。浜名湖漁師の案内で、約20分の風光明媚な湖上遊覧観光を楽しめます。

乗船場所は、東名高速道路の浜名湖サービスエリア「ぷらっとパーク」の特設桟橋。期間限定で運航しているので、旅行の季節が合えばぜひ乗船してみてくださいね。

3. 浜名湖ガーデンパーク

出典: しゅんしゅん (CC BY-SA 3.0)

「浜名湖ガーデンパーク」は、2004年4月8日に「浜名湖花博」の会場としてオープンした都市公園。2014年4月5日~6月15日には「浜名湖花博2014」も開催されました。静岡県が管理しており、入場料・駐車料とも無料!丸1日遊んで観光できる広大な敷地には、花と緑があふれています。

浜名湖ガーデンパークは、駐車場と緑地広場の「西側エリア」、中央のメインとなる「街のエリア」、奥側の庭園が広がる「里のエリア」という3つのエリアに分かれています。パークの中央にそびえるのは、ランドマークでもある高さ約50mの展望塔。最上階の観光展望室からは、パーク全景や浜名湖の美しい景色を眺められます。

出典: sunrise / PIXTA(ピクスタ)

街のエリアから里のエリアにまたがる東西水路を、観光船でのんびりクルージングするのもいいですよ。「遊覧船ガーデンクルーズ」は多種多様な花々が咲き誇る庭園や豊かな緑を見ながら、のんびり水上観光を楽しめます。

4. 浜名湖サービスエリア「ぷらっとパーク」

出典: Emran Kassim (CC BY 2.0)

高台に位置する浜名湖サービスエリアは、東名高速道路の絶景ポイントのひとつ。サービスエリアの奥には、遊歩道や広場が整備された「ぷらっとパーク」があり、高速道路からだけでなく一般道からも利用可能。ぷらっとパークからは、浜名湖の美しい景色が一望できます。手軽でステキな観光スポットなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

「海の湖」船めぐりの乗船場は、広場を下った湖のほとり。湖の向こうには、観覧車が目印の舘山寺遊園地パルパルも見えます。

出典: Taka1 (CC BY-SA 4.0)

恋人の聖地の鐘は、カップルに人気。敷地内では四季それぞれにさまざまな花が咲いていて、散策や写真撮影にピッタリです。車で浜名湖へ観光に行くなら、ぜひ浜名湖サービスエリアにも寄って、休憩してみてくださいね。

5. 弁天島海浜公園

出典: s_fukumura / PIXTA(ピクスタ)

「弁天島海浜公園」は、東海道新幹線に並走するJR東海道本線「弁天島駅」南側にあります。湖面と空のブルー、高さが約18mある大鳥居の朱色、その向こうに見える浜名バイパスの高架のコラボレーションが大変美しい観光スポット。朝日や夕日の絶景ポイントとしても人気があります。

ここは観光や撮影スポットとしてはもちろん、海水浴、潮干狩り、さらにはカレイやメバル、セイゴ、クロダイ、ハゼなどが釣れるフィッシングスポットとしても知られています。初心者から上級者まで、きれいな景色を見ながら釣りが楽しめるおすすめの場所。公園北側には弁天島温泉のホテルも立ち並んでいるので、ゆっくり泊まりがけで浜名湖観光するのはいかがでしょう。

◎まとめ

浜名湖は湖の北東側から大きな半島が中心に向かって突き出しているほか、4つの枝湾がある複雑な形状の湖。湖岸の総延長は約114kmにもなり、日本の湖としては琵琶湖、霞ヶ浦に次いで3位、汽水湖では日本一の長さを誇っています。ロープウェイに観光クルーズ船、温泉、汽水湖の多種にわたる魚釣り、いろんな角度からの絶景ポイントなど、浜名湖は多彩な魅力が詰まった観光地です。

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