日本神話!大自然!アウトドア!淡路島を丸ごと味わう観光スポット11選!

画像出典:663highland (CC BY-SA 3.0)

日本神話!大自然!アウトドア!淡路島を丸ごと味わう観光スポット11選!

兵庫県と徳島県のあいだ、瀬戸内海に浮かぶ淡路島。島ぜんたいを神戸淡路鳴門自動車道が縦断しており、北は明石海峡大橋で兵庫県に、南は大鳴門橋で徳島県に連絡しています。近畿地方や東日本から四国へと上陸する時には必ず通過するので、通ったことのある方も多いのではないでしょうか?

そんな淡路島に立ち寄ってみると、自然豊かで魅力的な観光地がたくさん。また日本の神話が記されている古事記や日本書紀によると、淡路島は日本で最初に誕生した神聖な島とされています。生みの親であるイザナギやイザナミに由来する歴史スポットも点在しているので、必見ですよ。ここでは淡路島の観光では欠かせない、おすすめスポットを紹介します。

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日本神話!大自然!アウトドア!淡路島を丸ごと味わう観光スポット11選!

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1.淡路夢舞台

出典: 663highland (CC BY 2.5)

最初に紹介するのは、淡路島の代表的な観光地である「淡路夢舞台」です。建築家の安藤忠雄氏が設計したことでも有名な淡路夢舞台は、自然を楽しめる複合文化リゾート施設!園内では野外劇場、植物園、欧風の庭園が見られます。特に「百段苑」と呼ばれるイタリア式の庭園は、海を見下ろせる斜面に百区画の花壇と立体迷路状の階段を組み合わせて造られたもの。幾何学的な設計はまたとないデザインで、訪れた人の心をつかんで離しませんよ。花壇にはブロックごとに異なったキク科の植物が植えられており、毎年4月中旬 ~ 5月にかけて満開となります。ぜひ圧巻の光景を見に来てくださいね。

そのほか、八重桜が美しいプロムナードガーデンや日本最大級の温室植物園もあるので一日中楽しめる場所となっていますよ。もちろんレストランやショップも充実。特に「ハッピーハンバーグ」では美味しい淡路牛のハンバーグをお召し上がりいただけます。さらに敷地内にはウエスティンホテル淡路もあり宿泊も可能!国際会議が開かれるほどの場所ですので、ホテルも美しく過ごしやすいですよ。淡路島へ観光でお越しの際は「淡路夢舞台」で楽しんで帰りましょう。

2.絵島

続いて紹介するのは「絵島」です。ここは古事記や日本書紀の国産みに登場する「おのころ島」の伝承地の一つ。イザナギノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)が、大海原に矛を下ろし、かき回した後に矛を持ち上げた際、滴り落ちた潮が積もって島となったと記されていますよ。「絵島」を指すという説と淡路島全体を指すという説がありますが、神聖なものと考えて間違いはなさそうですね。場所は淡路島の北東にあり、もともと陸地に続いていたものが波に削られて島となりました。岩肌の侵食模様がユニークで、地質学的に珍しい約2千万年前の砂岩層ということが分かっていますよ。夜には島全体がライトアップされ、神々しさが増し、昼間とは違った雰囲気を味わえるので、一日二回行くのもオススメですよ。島には橋から渡ることもできるので、日本誕生の伝説を持つ島でパワーをもらって帰りましょう。

3.淡路ワールドパークONOKORO

「淡路ワールドパークONOKORO」は、かつて「おのころ愛ランド」という名前で親しまれていたテーマパークで、関西や四国では知名度も高い観光スポットです。パークは世界を体験できるミニチュアワールド・遺跡の世界と、アトラクションエリアに分かれており丸一日楽しめるボリューム!!1/25のサイズの凱旋門・万里の長城・ピサの斜塔・ノイシュヴァンシュタイン城・バッキンガム宮殿で素敵な写真を撮った後は、立体迷路・大観覧車などで遊びましょう!!またジップラインアドベンチャーもあり、大自然の中でターザンをして爽快な時間を過ごすことができます。淡路島のテーマパークと言えば「淡路ワールドパークONOKORO」で決まりですね。

4.伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)

出典: Stephen Wheeler (CC BY 2.5)

兵庫県淡路市にある伊弉諾神宮は「イザナギノミコト・イザナミノミコト」をまつる、日本で一番古い神社です。古事記や日本書紀によるとイザナギはイザナミとの間に、淡路島から始まり九州や本州など全8島の国造りを終えたのち、子孫である天照大神に国家統治をまかせ、この地で余生を過ごしたとされていますよ。もちろん主祭神はイザナギとイザナミで、ご利益は八百万と言われています。さすが神様の中の神様ですね。また境内には樹齢800年を超える天然記念物の「夫婦の大楠」があり、神宮から郡家商店街までの通りは「神様の結うとおり」と呼ばれるなど、一帯は夫婦円満や子授け・安産のパワースポットとなっています。

5.のじまスコーラ

「のじまスコーラ」は、淡路島北部を代表するお洒落スポット!!2010年に廃校になった野島小学校ですが、様々な企業がスポンサーとなってリノベーションを行い、現在は「食べる」「買う」「遊ぶ」をテーマにした施設となっています。また少子化の進む地域の雇用の場や地域住民の交流の場となるとともに、観光客から注目を浴び、地方再生のモデル地区としても知られていますよ。「スコーラ(scuola)」とはイタリア語で「学校」を意味しており、校内を歩いていると、どことなく懐かしい雰囲気に包まれるのも魅力の一つです。

一階には「のじまマルシェ」というマーケット(市場)があり、採れたての地元野菜・特産物・雑貨・淡路島のお土産がずらり。隣のパン屋さん「のじまベーカリー」では、職人が丹精込めて作ったパンが毎日約60種類も店頭に並びますよ。そのほかカフェやレストランも充実しており淡路島の名産である玉ねぎや淡路牛などのグルメを堪能できます!BBQテラスもあるので家族連れにも、デートにも楽しい施設ですね。ヤギとアルパカが暮らす「のじま動物園」もあるので、ぜひ立ち寄ってみましょうね。

6.洲本城

出典: 663highland (CC BY 2.5)

「洲本城跡」は洲本市街の南、三熊山にあります。標高133mの山頂からは、周りに遮るものもないので、瀬戸内海の美しい風景のほか遠くは大阪の堺市まで見渡せますよ。天守閣は昭和3年に展望台として建てられ、模擬天守閣としては日本最古のもの。一見の価値がありますよ。
歴史は複雑で、戦国時代から江戸時代初期まで山頂にあった洲本城は一度廃城となりましたが、数十年後、今度は山麓に城がたてられることとなりました。「上の城」「下の城」と呼ばれ、間を繋ぐ登り石垣は全国的にも珍しい遺構となっています。保存状態が良いのも嬉しいですね。また一帯は自然が美しく、桜の名所としても知られています。

7.洲本温泉

「洲本温泉」は洲本城の城下町であった洲本市の海岸沿いにある淡路島最大のリゾート地です。一帯はホテルニューアワジやくにうみの湯など、リゾート施設・温泉旅館・日帰り入浴施設がたくさんありますよ。淡路島のちょうど真ん中あたりなので、旅行の疲れを癒やす場所として立ち寄りやすいのも嬉しいですね。泉質は単純弱ラドン温泉で、少し茶色がかったお湯。「潮騒の湯・足湯」は無料で洲本温泉の湯を楽しむことができるので、ちょっと寄るのもオススメですよ。近隣には、お土産屋さんも多いので散策するのもおすすめですよ。

8.淡路島モンキーセンター

「淡路島モンキーセンター」は野生の猿がたくさん見られる魅力的な場所。1960年代から餌付けに成功したサルたちは、いまではとっても人懐っこく可愛いですよ。普段は森の中に住む約300頭のニホンザルのグループは、ほぼ毎日エサを求めて山から降りてきて、夕方頃になるとまた山奥へ帰って行きます。とてもおとなしく、猿同士も仲良く喧嘩をあまりしないことで有名ですよ。

季節によっても変化が見られ、4月には猿たちの出産のシーズンが始まり、可愛い小さな赤ちゃんをたくさん見ることができます。森でヤマモモが採れる夏や秋にはあまり姿を現さないのでご注意くださいね。秋が終わり肌寒くなるとフサフサの毛並みになった猿たちが見られ、冬の寒い日には「サル団子」を作って温めあう姿が人気です。また特に驚くのが「サル文字」です。「サル」という文字の形にスタッフさんがエサを巻いたものですが、本来サルは自分より目上の者の横ではエサを食べません。しかし雌雄や大小の区別なく仲良くエサを食べる行動は淡路島の野生のサル特有のものです。

9.おのころ島神社

「おのころ島神社」も「伊弉諾神社」と同じくイザナギ・イザナミを主祭神としています。さらには菊理媛命(キクリヒメノミコト)も主祭神で、イザナギとイザナミが喧嘩をした時、仲を取り持った事から縁結びの神様として知られています。この三神のおかげで、全国でも随一の強力な縁結びのパワースポットとして人気がありますよ。古事記・日本書紀による日本の神話に詳しくなくても訪れてみたくなりますね。神社のランドマークともなっているのは、高さ21.7mの大きな赤い鳥居で、京都の平安神宮、広島の厳島神社と並び「日本三大鳥居」の一つに数えらているのも特徴ですよ。まずは鳥居と一緒に記念撮影したいですね。また近くには「天の浮橋(あまのうきはし)」と呼ばれる場所があり、イザナギとイザナミがその上に立って国産みを行ったとされています。さらに橋は、神々が暮らすとされている高天原(たかまがはら)と地上を結んでいたもの。歴史のロマンを感じずにはいられませんね。ちなみにイザナミ・イザナギ・天照大神などの神々は全員、今の陛下の先祖ですよ。

10.淡路じゃのひれアウトドアリゾート

「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」は複合的なアウトドア施設。海上フィッシング・イルカとの触れ合い・日帰りバーベキュー・淡路を食べられるレストラン・キャンプ場といったアクティビティが皆様を待っていますよ。特に「ドルフィンファーム」は、イルカ達と近い距離で触れ合うことが出来て大人気!!「触れ合いコース」「スイムコース」のほか、「トレーナーコース」もあり自分が出したサイン通りに握手やジャンプをするイルカの姿は感動しますよ。

「フィッシングパーク」では、網で仕切った海中イケスでの釣りが楽しめます。マダイ・ハマチ・ブリ・カンパチ・シマアジのほか、季節によってクエなどの高級魚が釣れることも!!釣り具はレンタル可能で、釣りあげたお魚はその場でさばいてくれるので新鮮なまま食べられるのも嬉しいですね。そのほかキャンプとともに楽しむバーベキューも人気で、「島バーベキューコース」を予約すると、淡路牛・淡路豚・淡路鶏・淡路玉ねぎなど地元の素材を活かしたコースを選べます。至れり尽くせりの淡路じゃのひれアウトドアリゾートへぜひお越しくださいね。

11.淡路ファームパーク・イングランドの丘

「淡路ファームパーク・イングランドの丘」は英国の湖水地方をイメージした2001年4月オープンの農業公園。「イングランドエリア」では湖畔でのんびりと過ごしたり、ゴーカートなどのアトラクションを楽しんだり、羊たちとたわむれたりと、様々なことができます。「グリーンヒルエリア」にはコアラ・ワラビー・ウサギ・オウムなど動物がたくさん。さらには農業公園らしく温室や野菜畑での収穫体験のほか、メロンパン作りなども開催中!レストランではご当地グルメの生しらす丼や淡路島牛丼も味わえますよ。そして2つのエリアを、世界初の次世代交通システムIMTS(無人自動車)で結んでいるのも面白いですね。ぜひ淡路島へお越しの際は「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で楽しい時間を過ごしましょうね。

◎まとめ

淡路島の観光スポットを11選に分けて紹介してきましたが、いかがでしたか!?自然スポットに神話スポットなど、色々なものがありましたね。日本の始まりである国産みの神話から、最先端の次世代交通システムまであるなんて、その幅の広さは驚異的でしたね。ぜひこの記事を参考に、最高の淡路島観光を楽しんでくださいね。これで淡路島の魅力的な観光スポットの紹介を終わります。

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