名称:日光東照宮
住所:栃木県日光市山内2301
公式・関連サイトURL:http://www.toshogu.jp/
「日光東照宮」ときいてすぐに思い浮かぶのは、世界遺産、徳川家康、「見ざる聞かざる言わざる」の猿たちですよね!修学旅行で行ったという方も多くいらっしゃることでしょう。また最近では、パワースポットとして有名でもあり、大人になってから観光で行ったという方もいるのではないでしょうか。
日光東照宮は、世界遺産に選ばれていることから、国内外から毎年多くの観光客が訪れる栃木の大人気な観光スポット。行った事があるという人、これから行ってみたいという人に「日光東照宮」の基本情報をご紹介します。
目次
世界遺産日光東照宮を紹介!パワースポット観光で元気を充電
1.日光東照宮の歴史
日光東照宮は江戸時代の基礎を築いた、徳川家康を「東照大権現」として祀った神社です。国内に数ある東照宮の総本社であり、特別に「日光東照宮」と呼ばれています。現在に残る社殿郡は、三代将軍家光が寛永の大造替により、改築したものです。寛永13年から現在に至るまでその姿は変わっていません。歴史も学ぶことができる観光スポットです。
平和の願いの込められた日光東照宮は、陰陽道や風水の視点から見ても最高の造りになっています。これが栃木ではもちろん、日本国内の強力なパワースポットとして観光客に人気がある理由です。
平成11年には、日光東照宮の社殿群は世界遺産に登録されました。世界遺産になったことによって、国内だけでなく海外からの観光客も増え続けています。
2.社殿郡
日光東照宮の社殿郡は自然に囲まれて鎮座しています。この社殿郡は世界遺産に登録されています。
社殿群の数が多く、すべて見たい!という観光目的でしたら、たっぷりと時間をとって行きましょう。素晴らしい歴的建造物と巧みな技の彫刻は、日光東照宮でしか見られません。たっぷりと時間をかけて、日光東照宮を隅々まで観光すると、小さな発見も見つけることができるので歴史に詳しくなくても楽しむことができます。
では、世界遺産である観光スポット「日光東照宮」の社殿郡を、ご紹介します!
◆石鳥居
日光東照宮の入り口にある鳥居です。この石鳥居を奉納したのは九州は黒田藩の黒田長政。そして、日光東照宮のこの石鳥居は日本3大石鳥居の一つにも数えられています。また、重要文化財にも、指定されています。
鳥居は神の世界と人間界の境界線。石鳥居を一歩くぐると神様の世界です。厳かな空気を感じて観光を楽しむ事が出来ます。
◆五重塔
日光東照宮にある「五重塔」は慶安3年に福井県小浜藩主、酒井忠勝によって奉納されました。文化12年に火災の被害にあいましたが、文政元年に再建されています。現在、五重塔は重要文化財に指定されています。
この建物には素晴らしい彫刻が施してあります。豪華で華やかなこの彫刻には12支の彫刻です。観光客に人気があるのは正面にある彫刻は虎、兎、龍の3つ。虎は家康、兎は秀忠、龍(辰)は家光の干支です。
細かな技が素晴らしい彫刻をみることができますよ。
◆表門
日光東照宮の「表門」は、左右に仁王像が建っていることから「仁王門」とも呼ばれています。重要文化財に指定されています。
観光に訪れた際は仁王門をくぐって裏側に回ってみて下さい。裏側には別の物が現れます。実は裏側には、神社の守り神である狛犬が座っています。表と裏、2つの姿をみる事が出来るので観光客からは人気があるスポットです。
◆神厩殿
「神厩殿(しんきゅうでん)」には日光東照宮で、とても有名な「見ざる言わざる聞かざる」の三匹の猿の彫刻があります。この神厩殿も重要文化財に指定されています。
この「見ざる言わざる聞かざる」の可愛い三猿の表情は、海外の観光客からも人気があります。三匹の猿と同じポーズで写真を撮るのも、観光の思い出の一つになりますね。
実はこの彫刻、猿だけではありません。人の一生をストーリーにした猿の彫刻もあるのです。赤ちゃんから幼少時代、青年時代、大人になって仕事に悩み、恋に悩み、結婚をして、子供を産む、この繰り返しを表した彫刻。その彫刻をみながら、自分の人生と照らし合わせてみると更に興味をもって観光を楽しむことができるのではないでしょうか。
日光東照宮の中では珍しく白木造りの建物ですので、他の煌びやかな建物とくらべてみるのも面白いですよ。
◆三神庫
日光東照宮にある下神庫、中神庫、上神庫この3つを合わせて「三神庫」と言います。重要文化財にも指定されています。
三神庫にある有名な彫刻は「想像の象」です。下神庫、中神庫、上神庫の3つが並ぶと、とても綺麗な色合いで多くの観光客が足を止め、写真を撮ります。
ここには春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」の時に使われる装束などが収めてあります。
ぜひ、日光東照宮に観光に来た際には、写真に収めてほしい建物の一つです。
◆御水舎
日光東照宮の「御水舎」は参拝前に身を清める場所です。観光に来た際は、参拝の前には手や口をすすいで、身を清めてからお参りしましょう!
実は御水舎の天井には龍がいます。この龍は「水鏡の龍」と呼ばれていて、観光客スポットにもよく知られています。この御水舎は九州佐賀藩主、鍋島勝茂が奉納したもので、重要文化財に指定されています。
◆唐銅鳥居
日光東照宮の「唐銅鳥居」は青銅で造られた日本最古の鳥居。観光に行った時は、唐銅鳥居の柱の足元をよく見てみましょう!ある彫刻が施してあることが分かります。それは「蓮の花」の彫刻です。この蓮の花を彫刻は建築当時の「神仏習合」の名残りとなっています。
この唐銅鳥居から陽明門を真っ直ぐ見ることが出来ます。この風景は写真撮影には絶好の場所!ぜひ観光できたら、唐銅鳥居から見える陽明門の風景を写真に撮りましょう。観光の思い出にふさわしい最高の一枚を撮ることが出来ますよ!
◆陽明門
日光東照宮の代名詞「陽明門」は日本でも最も美しい様々な彫刻を施した門です。この彫刻は江戸城の天守閣も手掛けた棟梁、甲良豊後守宗廣と画家、狩野探幽によるもの。
最高峰の技術で造られた彫刻の数は、なんと500体以上!観光に訪れる人々の一番の見どころです。この美しい彫刻を眺めていると、日が暮れるのも忘れてしまう事から「日暮の門」とも呼ばれています。
また、12本ある柱には秘密が隠されています。柱には、グリと飛ばれる模様があるのですが、1本だけ模様が逆に向いているのがあります。その逆に向いてる柱を「魔よけの逆柱」と呼ばれています。
日光東照宮にお子様連れで観光に来た際はどの柱が「魔除けの逆柱」なのか、お子様と一緒に探してみるのも楽しいですね。
◆唐門
日光東照宮の「唐門」は色彩豊かな陽明門と比べると、色合いは白っぽく小さな門です。貝殻を潰した故粉で塗られているため、白くなっています。唐門は国宝に指定されています。
寄木細工で造られた昇り龍と降り龍は、ぜひ観光で来た際にみていただきたい彫刻です!竹林七賢、 仙人、七福神他に花鳥や水鳥など、細かい細工がなされた素晴らしい彫刻が、様々あります。その見事な彫刻は、思わず見入ってしまいますよ。
◆廻廊
日光東照宮の「廻廊」は総延長220メートル。陽明門から東西に朱色の廻廊は続いています。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿と同様に、日光東照宮の有名な彫刻である「眠り猫」も、この廻廊にあります。「眠り猫」は国宝に指定されています。
眠り猫の他にも、細かく彫られた彫刻は全部で267体あります。霊獣や動物、鳥や花や果物等と様々な彫刻が刻まれています。この数多くある彫刻にはそれぞれテーマがあるので、どんな思いで彫られているのかを想像しながら、観光してみてはいかがでしょうか。
この廻廊の中には、徳川家康の干支である虎の彫刻もあるので観光の際は探してみましょう!
◆神興舎
「日光東照宮」の神興舎は、神様をおみこしを入れておく建物です。重要文化財に指定されています。
神興舎の正面には、徳川家康の干支である虎の彫刻があります。この建物にも様々な彫刻が施してあり鶴、ミミズク、インコ、鳥、鳳凰などが彫られています。
建物の内部の天井には、「天女舞楽の図」が描かれています。日本で一番美しい天女と言われていて、観光スポットとしても人気があります。
◆祈祷殿
日光東照宮の「祈祷殿」も重要文化財に指定されています。神仏習合であった江戸時代にはここで護摩焚きが行われていました。明治時代の神仏分離により移転も検討されましたが、社務所として残されることになりました。
現在、祈祷殿では結婚式を挙げることが出来ます。世界遺産の中であげる結婚式は厳かな気持ちになります。観光で訪れた際に結婚式の様子を見ることができたら、幸せな気持ちになれるでしょう。
◆御本社
日光東照宮の「御本社」は東照宮拝殿・東照宮石の間・東照宮本殿が一体化した権造です。この「御本社」も国宝に指定されています。
拝殿の中央の間には狩野探幽の描いた龍は天井に、襖には伝説の生き物といわれている麒麟が描かれています。煌びやかな透塀や彫刻はとても素晴らしく、豪華絢爛と言う言葉がしっくりくる建造物です。観光スポットとして人気があるので、拝観に並ぶ人たちで賑わいがあります。
◆奥宮・御宝塔
日光東照宮の「奥宮」は青銅製の鋳抜門と奥社宝塔のことを指します。鋳抜門と奥社宝塔共に、国指定重要文化財です。
奥宮は徳川家康の眠るお墓です。当初は木造でしたが5代将軍綱吉により改鋳されて、今では鋳銅製になっています。奥宮は日光東照宮では一番高い所に位置しています。
名称:日光東照宮 社殿郡
住所:栃木県日光市山内2301
公式・関連サイトURLhttp://www.toshogu.jp/shaden/index.html
3.パワーの通り道
日光東照宮は、日本でも指折りのパワースポットとしても有名な観光地です。パワースポットと言われている理由は風水や陰陽道から考えられ、運気の強い場所として造られているため。観光で訪れると、強いパワーを受ける事が出来ます。
日光東照宮は男性的なエネルギーを男体山から、女性的なやわらかいエネルギーを女峰山から受けています。生命力を高めながら、全ての人々と共に発展していく強いパワーを与えてくれます。
◆奥宮・御宝塔
日光東照宮の奥宮から眠り猫の彫刻の近くの坂道には、強いパワーの通り道があります。奥宮からは日光東照宮の中で一番強いパワーを発しています。この奥宮からの強いパワーを体に取り入れる事が出来る場所が「叶杉」です。
奥宮のすぐ近くにある「叶杉」に向かい願い事をすると、その願い事が叶うと言われています。そのため多くの観光客の皆さんがこの「叶杉」に向かってお願い事をする姿が見られますよ。
◆北辰の道の起点
日光東照宮のパワースポットとして、特に強い気を発しているのが「北辰の道の起点」です。場所は銅唐鳥居と御水舎の手前の辺りにあります。
日光東照宮のパワーの発生源といわれている奥宮から、日光東照宮の本殿と陽明門を通り東京に向かって流れています。そのエネルギーの拠点と言われるのが「北辰の道の起点」です。
観光に訪れた皆さんも、「北辰の道の起点」に立って日光東照宮の強いパワーを浴び、運気アップしてみましょう。
名称:日光東照宮 社殿郡
住所:栃木県日光市山内2301
公式・関連サイトURL:http://www.toshogu.jp/shaden/index.html
◎まとめ
世界遺産である日光東照宮について紹介させていただきました。
日光東照宮は、徳川家康の墓所のある場所として知られています。また、国内では有名なパワースポットとしても知られている人気な観光スポットです。
素晴らしい彫刻をたくさんある歴史的建造物があるので、歴史好きな人と行くとより一層に日光東照宮に魅力にハマることができます。もちろん、歴史をそんなに詳しくなくても、建築物や彫刻を見ているだけで、楽しくなるのも日光東照宮の魅力でもあります。
日光東照宮に観光に訪れて、魅力に触れて、パワーをもらいましょう!
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