公式・関連サイトURL: http://mtr.com.hk/
香港の空の玄関口は1998年開港の香港国際空港です。巨大空港でありながら利用しやすい空港としても有名ですが、香港到着後香港市内へ行く際にはどのような移動方法があるのでしょう。バスやタクシーが空港からの移動手段としてポピュラーですが、香港国際空港から香港市内へは地下鉄もあります。そこで今回は香港国際空港から香港市外までの地下鉄での移動方法をご紹介します。
目次
香港国際空港から便利な地下鉄を使って九龍駅&香港駅まで行こう!
1. 香港国際空港から地下鉄(MTR)で市外へ
■ 香港のMTRとは?
香港のMTRには、港島線(アイランド線)、荃湾線(チュンワン線)、観塘線(クントン線)、東涌線(トンチョン線)、西鉄線(旧KCR)、將軍澳線(チョンクァンオー線)、馬鞍山線(旧KCR)、東鉄線(旧KCR)、迪士尼線(ディズニーランドリゾート線)、機場快線(エアポートエクスプレス)の10路線があります。
特に時刻表はないのですが路線により2分から15分間隔で運行され、駅のホームにある電光掲示板で「次の電車まであと○○分」という案内が出ますので待ち時間のイライラも解消されるでしょう。地下鉄運賃はタクシーに比べると手ごろなので、MTRは香港旅行では欠かせない足になります。香港での交通機関で利用できるオクトパス(八達通)にはプロモーション期間や割引期間が設定されることもあり、期間が合えばさらにお得に地下鉄MTRに乗車できます。
■ 香港のMTR・基本的な乗り方
乗車方法は香港の地下鉄も日本と同様に目的地までの切符を購入し改札を通って乗車、目的地で下車します。切符は自動券売機で購入しますが日本とは違い、まず行き先(駅名)を券売機の画面から探しタッチ、切符の種類をタッチ、表示金額を投入し切符とお釣り(あれば)を受け取ります。改札は切符をタッチさせて通ります。
2. 香港国際空港から九龍へ
香港国際空港から人気の観光地・九龍へは地下鉄MTRでどのようにしていくのでしょうか。香港国際空港からはエアポート・エクスプレス(機場快線/AEL)が便利で早いので観光客の利用が多くなっています。香港国際空港から九龍駅までの所要時間は21分、早朝から深夜まで約10分間隔で運行しています。九龍駅から主なホテルへはシャトルバスが出ていますので利用するといいでしょう。また香港国際空港からバスで「トンチョン駅(東涌駅)」へ行き、そこから地下鉄MTR「東涌線(トンチョン線)」を利用して九龍駅まで行くこともできます。
3. 香港国際空港から香港島へ
香港国際空港から香港島へもエアポート・エクスプレス(機場快線/AEL)が便利で早く観光客に人気の交通手段です。香港駅は九龍駅の次の駅で所要時間は約25分です。同様に早朝から深夜まで約10分間隔の運行となっています。香港駅でも主なホテルまでのシャトルバスがありますので香港駅到着後に確認してみましょう。そして香港駅へも香港国際空港からバスで「トンチョン駅(東涌駅)」へ行き、そこから地下鉄MTR「東涌線(トンチョン線)」を利用して香港駅まで行くこともできます。
◎まとめ
香港国際空港からはバスやタクシーで香港市内へ行くことができます。また香港では地下鉄が便利で使いやすいと利用する人たちも多くなっています。香港国際空港からはエアポート・エクスプレス1本で九龍や香港島へいくことができますので迷うこともないですね。また早朝から深夜、約10分間隔の運行となっていますから香港到着後に利用することもできます。また、運賃を節約しようとお考えなら香港国際空港からバスを利用して地下鉄MTR「東涌線(トンチョン線)」で移動すれば割安となりますので乗り換えが苦にならないという方はぜひ試してみて下さい。