クイーンズのおすすめ観光スポット4選。アート巡りもオススメ！

マンハッタンとブルックリンの東部に位置するクイーンズ地区。あまり観光客が訪れないエリアですが、意外と見どころも多く、マンハッタンとは一味違った雰囲気を味わうことができます。ここではそんなクイーンズの観光スポットを紹介したいと思います。

1.クイーンズボロ・ブリッジ

クイーンズボロ・ブリッジはニューヨークのイーストリバーに架かる橋で、マンハッタンのミッドタウンとクイーンズを結んでいます。1909年に開通し100年以上の歴史を誇るクイーンズのシンボルです。かつてサイモン＆ガーファンクルが「59丁目橋の歌」で歌い、不朽の名曲「明日に架ける橋」のきっかけになった橋と言えば、懐かしく感じる人もいるでしょうか？

クイーンズボロ・ブリッジはウディ・アレンの映画や2002年の『スパイダーマン』などニューヨークを舞台にした映画やテレビ番組に数多く登場しています。橋と並行して走るトラムウェイからはマンハッタンやクイーンズの風景を眼下に見ることができ、観光客にもたいへん人気があります。クイーンズでは見逃せない観光スポットです。

2.クイーンズ美術館

クイーンズを観光で訪れアート巡りをしたいときには、クイーンズ美術館がおすすめ！モダンな建物ですが、もとは1939年に行われたニューヨーク・ワールド・フェアのために建てられた歴史のある建物です。第二次世界大戦後は国連本部が置かれたこともありますが、最終的には1972年にクイーンズ美術館としてオープンしました。

この美術館のいちばんの見どころは、1964年に開催されたワールドフェアで展示されたニューヨークシティのジオラマ。マンハッタンの高層ビルを忠実に再現していて思わず見入ってしまいます。新しい建物ができるとこのジオラマにも付け加えられるそうです。そのほか、ティファニーガラスのコレクションも必見！美しいティファニーのランプの数々は観光客にも大好評です。

3. ノグチ美術館

次に紹介するクイーンズの観光スポットはノグチ美術館です。国際的に著名な日系アメリカ人美術作家、イサム・ノグチ氏の作品を展示している美術館で1985年に開館しました。工場だった建物を利用した部分とノグチ氏自ら設計した建物・庭園からなっていて、この美術館自体もノグチ氏の大きな作品です。クイーンズを観光で訪れた際にはぜひ足を運んでみてださい。

入口を入ると彫刻が並んだ広い彫刻の庭があり、本館の1階ではノグチ氏の作品を展示、2階では企画展が行われています。またミュージアムショップではノグチ氏がデザインした作品を販売していて、観光客にも人気です。

4. MOMA P.S.1

MOMA P.S.1は、もう一つのMoMA（ニューヨーク近代美術館/Museum of Modern Art）とも言われる、クイーンズにある現代美術館です。MoMAが近代アートに重きを置き有名アーティストの作品を展示しているのに対し、P.S.1は現代アートの分野で活躍する若手アーティストの作品を取り上げ支援しています。あまり観光客には知られていないスポットですが、とても面白い作品が展示されているので、機会があったらぜひ観光に訪れてみてください。

ニューヨーク市立の小学校だった建物を利用していて、黒板や廊下、教室など校舎の面影があちらこちらに残っているユニークな美術館です。MoMAのチケットを持っていれば無料で入館することができます。

◎まとめ

クイーンズは、マンハッタンやブルックリンと比べて地味な印象がありますが、美術館や博物館、エスニックタウンなどがあり、実は見どころが多いエリアです。観光客があまり訪れないので、ニューヨークのローカルな姿が見られます。クイーンズに来たらいろいろな観光地を巡ってみてください。

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