大石田町でおすすめのお土産4選。山形そば街道で知られる銀山温泉の玄関口

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大石田町でおすすめのお土産4選。山形そば街道で知られる銀山温泉の玄関口

大石田は最上川中流沿いの町。古くから河港として栄え、近年は山形そばの産地として売り出しています。山形新幹線も停車する大石田駅は、レトロな観光地として人気の銀山温泉への最寄り駅。また、大石田まつりや最上川大花火大会など、大規模なお祭りが開かれることでも有名です。そんな大石田を訪ねたら、お土産に何を買って帰ればよいでしょう。この記事では、大石田町でおすすめのお土産を4品ご紹介します。

目次

大石田町でおすすめのお土産4選。山形そば街道で知られる銀山温泉の玄関口

1. 乾麺 そば大石田

山形県村山地方は、浅い木箱におそばを盛った「板そば」が名物。大石田はとくにそばの栽培が盛んなところで、大石田そば街道と呼ばれるほど多くの板そばの名店があります。どこも美味しいだけでなく、とっても安くてボリュームたっぷり!

そんな大石田のそばを家庭でも楽しめるように開発されたお土産が、「乾麺 そば大石田」です。大石田で100年以上前から育てられてきた固有品種の「来迎寺在来」を5割使用しているので、大石田そば街道の味と香りがしっかりと残っています。

町内の土産物店や食料品店だけでなく、各おそば屋さんでも販売されています。板そばの感動冷めやらぬうちに、ぜひお土産に購入してみてください。

2. おSOBAに珈琲

「おSOBAに珈琲」は、大石田特産のそばを使った新しいお土産。来迎寺在来のそば茶と、ブラジル産のコーヒー豆をブレンドしたものです。「なぜ?」と思うでしょうが、これにはちゃんと理由が。100年余り前、大石田出身の鈴木貞次郎はブラジルへ渡り、現地のコーヒー農園に身を寄せました。日本からブラジルへの集団移民が始まる3年前のことです。このとき同じ船に乗り合わせ、貞次郎と意気投合した水野龍は、銀座に今も続く名店「カフェーパウリスタ」を開きました。

ブラジル移民の父と呼ばれた鈴木貞次郎に、日本のカフェ文化の基礎を築いた水野龍。この2人の縁にちなんで、大石田のそばとコーヒーのコラボが図られたというわけです。

コーヒーの監修はもちろんフェーパウリスタ。そばとコーヒーそれぞれの味と香りを一度に味わえる贅沢な一品です。大石田町内のそば店で飲めるほか、お土産に販売しているお店も15ほどあります。

3. 最上川あわゆき

「最上川あわゆき」は、メレンゲで作ったスポンジで餡と生クリームを挟んだ上品なお菓子。小豆と茶豆、栗の3種類があり、どれもほんのり甘くて見た目にも爽やか!ふんわり生地と餡のバランスが絶妙と評判です。

製造元の和洋菓子店「ぱんどら」では、ほかにも「ふるさと最上川のみそぱん」や「花笠サンド」といった、大石田らしいお土産がいろいろ揃っています。ただ、最上川あわゆきは保存料を使用していないため、あまり日持ちがしません。お土産に購入する際はご注意ください。

4. ぺそら漬け

東北地方は漬物の宝庫。厳しい冬を乗り切るため、地域ごとに保存食としての漬物文化が発達しています。大石田町にも、ここが発祥という漬物「ぺそら漬け」があります。

水に浸して色を抜いた茄子を、塩と唐辛子で漬けたもの。「ぺちょら漬け」とも呼ばれる名前は食感から来ているといわれ、たしかに「ぺそら」とも「ぺちょら」ともつかない肩透かしな歯ごたえが特徴です。

みちのくに来たなら漬物は定番お土産。さらに大石田発祥とくれば、これに勝るものはありませんね。

◎まとめ

大石田といえばやっぱり蕎麦!食べてよし、お土産に買ってよし、ぜひ大石田で美味しい観光をしてください。周辺には銀山温泉のほか、肘折温泉や天童温泉など、山形の湯どころも集まっています。東京から大石田までは、山形新幹線でおよそ3時間です。

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