ひっぽのへそ大根にたけのこカレー！宮城県丸森町でおすすめのお土産4選！

宮城県の最南端に位置する丸森町。豊かな自然に囲まれ、町の北部を阿武隈川が貫流していて、阿武隈ライン舟下りなどが楽しめます。そんな丸森町にはどんなお土産品があるのでしょうか？例として、丸森町の特産品である大根、たけのこを使った加工品やはちみつが人気なんですよ。数ある中から厳選して4品をご紹介しますので、お土産選びの参考にして下さいね。※写真は「蔵の郷土館齋理屋敷」。正面の売店で地元の特産品が買えます。

1.ひっぽのへそ大根

丸森町の中心部から車で20分ほど進むと見えてくるのが、宮城の隠れ家と言われる筆甫（ひっぽ）地区です。標高300メートルを超える高地で作られる大根を輪切りにして茹で、一か月ほど串に刺して出来上がった凍み大根。串に刺した穴がまるでおへそのように見えるので「へそ大根」と呼ばれています。

12月から1月に作業をして2月に完成。夜に凍って昼に融ける、という昼夜の温度差のある土地ならではの美しい飴色に輝くへそ大根ができるのです。グルメ漫画「美味しんぼ」で取り上げられた事で、全国区となりました。おすすめの食べ方は凍み豆腐や竹の子などと煮るお煮しめ。お土産には100グラム入りの小袋がおすすめです。大根2本分、約15個のへそ大根が入っていますよ。

2.一日四尺たけのこご飯の素・一日四尺のたけのこカレー

丸森町の耕野地区の特産品たけのこ。毎年5月頃には耕野たけのこ祭りが行われ、採れたてのたけのこで刺身やたけのこご飯を楽しむ事ができます。軟らかくて風味豊かなたけのこを使ったご当地メニューを編み出したのは、「いなか道の駅やしまや」。いつでも手軽に食べて貰いたいと、レトルトご飯の素とレトルトカレーを作りました。

一日四尺とは、たけのこは一日に最高四尺、約120センチ伸びる事もあることから。たけのこご飯の素は上品な色と味付けで、たけのこがたっぷり入っています。たけのこカレーはたけのこが主役になるよう野菜類はすり潰し、鶏ひき肉を使用しています。こちらも、シャキシャキしたたけのこがたっぷりと入っている中辛和風味です。丸森町らしいお土産を、という方におすすめです。

3.ちび丸まんじゅう

町のお菓子屋さんといった雰囲気の栄泉堂。看板商品は丸森名物ともなっている「ちび丸まんじゅう」で、丸森のお土産に買っていく人が多いんですよ。一口サイズの小さなお饅頭は、茶饅頭、味噌饅頭、ごま饅頭の三種類。見た目も可愛くお手頃価格なので、手軽なお土産として人気があります。

もう一つこのお店が人気な理由は、仙台に三店舗を持つ本格フランス菓子の「kazunori ikeda individuel」のオーナーシェフ、池田一紀さんのご実家だという事。池田氏のルーツを見たいと、丸森町まで足を延ばす人もいるんですよ。ちび丸まんじゅうはファミリーマート丸森大内店などあちこちで買えますが、時間があればぜひ本店へどうぞ！

4.耕野のはちみつ

丸森のお土産に純粋国産はちみつはいかがですか？宮城県では数少ない、はちみつの生産・販売を行っているのが石塚養蜂園です。あまり熱を加えずにそのまま瓶詰しているので、ビタミン、ミネラル、酵素が豊富。

人気はアカシアハチミツで、優しい香りと癖のない甘さが持ち味です。東北地方ではトチのハチミツも多く生産されていて、独特の香りと柔らかな甘さはヨーグルトやトーストに良く合います。電球に入ったハチミツなんてものもありますよ。他にもハーブエキスとハーブ粉末を練りこんだハチミツ石鹸も人気があり、カモミール、シコン、シルクの三種類。はちみつと一緒に添えて丸森町のお土産にしてみませんか？

◎まとめ

丸森町で人気があるお土産品をご紹介しましたが、いかがでしたか？中でもイチオシは1.のひっぽのへそ大根です。厳しい気候を乗り越えて旨味がぎゅっと凝縮されたへそ大根は、お料理好きな方へのお土産におすすめです。ぜひ丸森町のおいしいお土産を持ち帰ってくださいね。

ひっぽのへそ大根にたけのこカレー！宮城県丸森町でおすすめのお土産4選！