鉱山で栄えた小坂町のお土産4選！歴史的建造物で買える特産品も

秋田県北東端に位置する小坂町は、戦前まで鉱山の町として大いに栄えていました。現在は閉山し、元鉱山事務所が小坂町役場の観光課となっています。また小坂町には菜の花とアカシヤが多く植えられていて、それらを使ったお土産が人気です。

元鉱山事務所の向かいには、現存する日本最古の木造芝居小屋「康楽館」があり、特産品販売所の「明治百年堂」には小坂町のお土産が揃っています。観光のメインの明治百年通りは、明治時代にタイムスリップしたかのようなレトロ感ですよ！

それでは、そんな秋田県の観光地小坂町の、おすすめお土産品をご紹介しましょう。

1. 菜々の油

小坂町では休耕田にたくさんの菜の花を植えています。春になると、小坂町一帯が黄色の花で埋め尽くされ、ステキな風景が広がります。この菜の花を使った菜種油が、小坂町特産の「菜々の油」。小坂町のお土産品が並ぶ明治百年堂などで購入できますよ。

「菜々の油」は、上質の一番搾りだけを使用した完全無添加製法！オレイン酸が多く含まれていて健康にも良く、小坂町のお土産として人気です。

2. アカシアはちみつ

小坂町は国内最大のアカシアの群生地とされ、300～500万本もあるといわれています。これは、小坂鉱山の煙によって山の木々が失われてしまったため、明治42年以降ニセアカシアの植樹活動が進められたことによります。

6月になるとアカシアの花が一斉に咲きそろい、町中が甘い香りに包まれるんですよ。このアカシアから作られる蜂蜜は、秋田県内で質・量とも最高！色は淡く透明で、酸味が少なくあっさりしたしていて美味しいと、お土産に喜ばれる逸品です。

小坂町特産のアカシアはちみつは、明治百年堂や県内の産直などで購入できます。アカシアのはちみつにはエネルギー補給効果があり、夏バテや体調不良にも有効とか。美容にも健康にも良い小坂町のアカシアはちみつは、お土産にピッタリですねよ。

3. 山葡萄と私

小坂町南東部の鴇（ときと）地区には、地元のブドウを使ったワイナリーがあります。鴇地区は寒暖の差が大きいことから、ブドウの色づきが良く、ほどよい酸味のワインができあがります。

「小公子」という品種のブドウで醸造された小坂ワイン「山葡萄と私」は、フルボディの辛口ながら、後から甘さが感じられるワインです。お酒の苦手な人には山葡萄ジュースもあるので、ワインとジュースのセットでお土産にするのも良いですね。

4. 銅製品

小坂鉱山は平成2年に完全に閉山。その後は鉱山時代の技術を応用して、パソコンや携帯などのスクラップから金や銅、レアメタルを抽出する、金属回収とリサイクルを兼ねた事業で有名になりました。

観光向けの新しい銅製品の開発にも積極的で、ビアマグや銅抗菌クリーナーなどはお土産に人気です。とくに銅には除菌や消臭作用があるといわれ、銅抗菌クリーナーはキッチンなどの水回りで活用できますよ。

今なお進化を続ける小坂町の精錬所。小坂町を訪れるたびに、驚きの銅製品が生み出されていることでしょう。

◎まとめ

レトロな街並みで観光客を呼ぶ小坂町のお土産についてまとめてみました。鉱山のまち小坂には、普通の観光地とは一風違った経緯をもつお土産がたくさんあります。

とくにアカシアの甘い香りは、環境省の「香り100選」にも選ばれているんですよ。アカシアのアロマの香水などもおすすめ！鉱山の町と侮らず、小坂町で素敵なお土産選びをしてください。

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