名称:油麩
公式・関連サイトURL:http://www.aburafudon.com/
9町による「平成の大合併」で誕生した宮城県北部の登米市(とめし)。北上川沿いの旧登米町(とよままち)には明治時代の建物が数多く残り、「みやぎの明治村」とも称されています。また、隣の栗原市との境にはラムサール条約に登録された伊豆沼があり、自然と歴史両方の観光ができるところです。
市名の通り宮城を代表する米どころでもあり、美味しいお土産もいろいろあります。ここでは、近年注目度上昇中の観光地登米でオススメのお土産を4つご紹介します。
1. 油麩
油麩(あぶらふ)は、登米に限らず宮城県内どこの商店でも買える郷土食です。フランスパンのような形をした麩を揚げたもので、一般家庭では輪切りにして味噌汁や煮物の具として使います。そんなありふれた食材の油麩がなぜ登米のお土産になるのでしょうか。それは、登米市登米町(とめしとよままち)ではこの油麩をトンカツの代わりにした「油麩丼」を、B級グルメとして猛プッシュしているからです。
もとは1980年代に登米町内の飲食店で肉を食べられない人のために提供したのが始まりといわれ、今では「油麩丼の会」が結成されるほど、登米市内でメジャーなメニューとなりました。水戻しした麩を出汁と卵でとじるだけの簡単料理。ぜひ、登米のお土産として油麩を買って、ご自宅で油麩丼を試してみてください。
2. 醤油まころん
マカロンに似てるけどちょっと違う!「まころん」は仙台を中心に宮城県内で愛されているお菓子です。アーモンドまたは落花生と砂糖、そして小麦粉が主原料で、素朴な味とサクサクの食感が特徴です。
登米市登米町には、さらに一歩進んだ「醤油まころん」があります。天保4年創業の老舗の醤油蔵「海老喜」が、まころんに自慢の醤油を入れて開発した新しいお土産ヒット商品。砂糖菓子に醤油を加えることで深みが生まれ、ほどよい甘さに1つ2つとついつい手に取ってしまいます。今では月に3千袋も売れる主力のお土産商品になりました。そんな醤油まころんは「みやぎの明治村」こと登米町の中心、「とよま観光物産センター 遠山之里」で購入できますよ。
名称:海老喜商店
住所:登米市登米町寺池三日町22
公式・関連サイトURL:http://ebiki.com/
3. 太白飴
「太白飴」も、登米市で古くから愛され続けているお土産です。もち米と大麦麦芽が原料で、なんと砂糖を一切使用しません!麦芽のジアスターゼがお米のデンプンを糖に変えることで、自然な甘みが醸成される仕組みです。宮城県内には古くからあったものですが、手間がかかることから砂糖の普及により衰退してしまいました。登米町にある「田邊菓子店」は、登米市内に唯一残る太白飴の製造元です。
田邊菓子店では、飴造りに適した麦芽を得るため、太白飴の製造期間を10月下旬から5月中旬に限定しています。この時期に登米市を訪れるなら、お土産に購入しない手はありませんね。登米の製造元のほか、前出の「遠山之里」など登米市内のいくつかの店舗で販売されています。
名称:田辺菓子舗
住所:登米市登米町寺池荒町36
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/blog/blog-tohyama/352/
4. 麦丸
登米市で最後にご紹介するお土産は「麦丸」です。弾力のあるお餅生地の中には餡がぎっしり。一口サイズで食べやすく、口当たりもバッチリです。みそとごまの2種類があり、どちらも程よい甘さでお餅との相性も抜群です。
「麦丸」は登米市迫町にお店を構える「菓子舗きぜん」で購入できるお土産です。和菓子だけでなく、パンもたくさんの種類が販売されていますよ。
名称:菓子舗きぜん
住所:登米市迫町佐沼小金丁1-8
◎まとめ
宮城県登米市でおすすめのお土産をご紹介しました。「みやぎの明治村」こと登米市には、素晴らしいお土産もそろっています。どれも登米市の地元の人たちにも親しまれているお土産ばかり。レトロな登米で、新旧さまざまなお土産に巡りあってくださいね。
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