渡具知ビーチの魅力紹介！磯遊びやBBQも満喫できる沖縄屈指の穴場ビーチ

沖縄本島で、観光客にあまり知られていない穴場のビーチをご紹介しましょう。沖縄南西部の西海岸にある「渡具知（とぐち）ビーチ」は、東シナ海を一望できる贅沢なスポットとし地元の人に知られています。遠浅のビーチで磯遊びしたり、隣接する泊城公園で遊んだりとファミリーに最適。さらに手ぶらでBBQを満喫できるとあって、家族連れはもちろん、グループにも大人気。せっかく沖縄まで来たのに「人だらけでちょっと…」なんて思う人に、設備が整っていて綺麗な海を満喫できる渡具知ビーチはピッタリです。そんな渡具知ビーチと周辺の魅力を存分にお伝えします。

1.「渡具知ビーチ」へのアクセス

渡具知ビーチがあるのは、嘉手納空軍基地の北西、比謝川（ひじゃがわ）の北側です。マックスバリュ読谷（よみたん）店から住宅地に沿って、海方向に走ります。見えてきたビーチが「渡具知ビーチ」。こぢんまりしたプライベート感漂う渡具知ビーチは、ブルーの海と白い砂浜、レンガ色の屋根のコントラストがとても魅力的です。

2.「渡具知ビーチ」ってどんなところ？

渡具知ビーチは非常に遠浅で、干潮時にはタイドプール（潮だまり）に生息する生き物の観察に最適なビーチ。小さな魚や磯の生物をたくさん見られるので、子供だけでなく大人も楽しめます。キノコのように侵食された奇岩が倒れずに立っているなど、景勝地としてもおすすめ。海岸沿いには、歩道が整備されています。

遠浅の浜ですが、満潮前後ならシュノケーリングを楽しめます。ただし、沖のリーフエッジから向こう側は急に深くなり流れもあるので、リーフエッジは超えないようにしてください。また、海水浴場ではないため、監視員はいなくて防護ネットもありません。この浜には藻や海藻に覆われた岩が多いので、ケガをしないようにマリンシューズを用意しておきましょう。

東海岸に位置する渡具知ビーチは、地元の人から幻想的な光景に癒される夕日スポットとしても知られています。夕方になれば遊びもひと段落するでしょうから、歩道を散策しながら、周辺の東屋や泊城公園でゆっくりしながら夕日を眺めて帰ってもいいでしょう。

3. 崖を登って滑り台を楽しめる「泊城公園」

渡具知ビーチに隣接する「泊城（とまりぐしく）公園」には、小高い崖山や階段を登って滑れる大きな滑り台やローラー滑り台、複数の遊具があり、子供たちが大はしゃぎして遊んでいます。

トイレやシャワーなど磯遊びに便利な設備や広い無料駐車場も完備。東屋もたくさんあるので、家族連れや、グループがビーチパーティーするのに便利で、ポイントが高いんですよ。泊城公園の展望台からは、美しい東シナ海を望めます。

南側の大きな岩場周辺は、多くの洞窟や穴がある景勝地。複数の墓や「トゥマイグシク」という名前の由来になった伝説の残る史跡もある観光スポットです。また、今では面影を感じることもありませんが、この海岸は太平洋戦争で米軍の上陸地点になった場所。高台には、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念した石碑もあります。

4.「おきなわポークビレッジ」手ぶらで美味しいBBQ！

渡具知ビーチでの食事は、ビーチ沿いの「おきなわポークビレッジ」でBBQにしてみませんか？泊城公園に隣接する「がんじゅうファーム」が、2018年7月に「おきなわポークビレッジ」としてリニューアルオープン。紅豚や紅あぐーなど沖縄の新鮮な食材を満喫できます。

工場から直送された紅豚はとてもジューシー！ひと口食べればやみつきになる美味しさです。牛肉や鶏肉、フランクフルト、野菜、ソバ麺などの食材やタレ、必要な機材などすべてセットになっているのはもちろん、準備や片付けもおまかせ！青い海やサンセットの素晴らしい景色を見ながら、気軽に手ぶらでBBQを楽しめます。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか。渡具知ビーチは地元の人達に愛されるプライベート感あふれる素敵なビーチです。人の手が入っていない自然のままの情景と歴史的な史跡が残る渡具知ビーチは見どころも満載。普段と違う雰囲気の中で、のんびりくつろぐことができます。観光客がほとんど行かない場所なので、少し沖縄上級者になったような気分を味わえるかもしれませんね。

ただ自然のままのビーチであるがゆえの危険も伴います。セーフガードが常駐している海水浴場とは違うので、トラブルが起こらないように注意は必要。危ないことをしなければ安心して遊ぶことができるおすすめの場所なので、存分に満喫してくださいね。

渡具知ビーチの魅力紹介！磯遊びやBBQも満喫できる沖縄屈指の穴場ビーチ