美味しい最中から三輪そうめんまで。奈良県桜井市でオススメお土産4選

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美味しい最中から三輪そうめんまで。奈良県桜井市でオススメお土産4選

奈良県桜井市には大神神社/談山神社/等弥神社/初瀬の長谷寺など、長い歴史を誇る寺社仏閣が多くあります。美しい自然と調和した景色を見ることができるため、どこも人気の観光スポットです。そんな桜井市に訪れたときは、観光もいいですがお土産を忘れてはいけません。桜井市を観光する前にお土産をチェックしておきましょう。

目次

美味しい最中から三輪そうめんまで。奈良県桜井市でオススメお土産4選

1.みむろ最中

江戸時代に創業した白玉屋榮壽は、三輪明神大神神社の大鳥居のすぐ横にあります。代表的なお菓子は「みむろ最中」。その名は三輪明神大神神社のご神体「三諸(みむろ)山」に因んで付けられました。大和上街道の宿場町の銘菓として評判を得て、創業以来170年以上もの間、その伝統的製法と味を守り続けています。

大和大納言を使用し、こし餡と粒餡を混ぜたあんこは舌触りが滑らか。香り高い薄めの皮に餡がしっかり詰まっていて、しっかり甘いのに次々手が伸びるのは老舗の味ならではです。日持ちは約1週間ですが、固くなったらお湯をかけてお汁粉にして食べるのがツウなんだとか。1個からでも買えますが、箱入りは8個から。どこに出しても恥ずかしくない上品なお土産を探している方はぜひ。

本店には茶寮もあり、お抹茶とみむろ最中のお得なセットが楽しめます。

2.三輪そうめん

三輪そうめんの代名詞ともいえる店が「三輪山本」です。総業300年を迎える老舗で、今でも多くの人々から支持されるそうめんを製造してます。

三輪山本が考える美味しいそうめんは、のどごし・風味・コシのバランスが取れているもの。小麦を練るところからスタートして少しずつ手で延ばし乾燥させますが、その作業は気象条件に合わせて変化するため、一日として同じということはないといいます。11月から3月の寒季に2日間の行程を経て作られる手延べそうめんは、蔵でじっくり熟成させてから出荷します。

三輪山本の人気商品は直径約0.6mm、茹で時間1分の「白龍」。細いのにコシがあり風味たっぷり。「もう他の安いそうめんには戻れない!」とリピーターが悲鳴を上げる逸品です。本店ではそうめんとにゅうめんが食べられる食事処、売店、資料館などがあり、観光も楽しめるので足を運んでみてください。

3.笠そば

奈良県桜井市の笠は、標高400~500mの山間地域。1992年から国の開発事業を利用してそばの栽培に取り組み、2002年に地域住民が資金を出し合って作ったのが「荒神の里・笠そば」です。そばを打つ人、店内で働く人、併設の直売店で働く人は全て地域住民の方々。リーズナブルに手打ちのそばが食べられると評判で、遠方から訪れる人も多いんだとか。

すぐ近くの蕎麦畑で採れたそばの実を100%使用し、石臼を使って一番粉と二番粉を共に入れた挽ぐるみの製法をとっています。8月に種をまき、9月に花が咲き、10月に刈り入れ、毎年11月15日から新そばを味わうことができますよ。事前予約をすれば曜日限定ではありますが、そば打ち体験も可能。250g入りの乾麺にざるつゆが2袋はいったセットがお土産にオススメです。

4.桶仕込み本醸造しょうゆ

奈良の桜井に美味しい醤油あり。

創業から100年の歴史のある「大門醤油醸造」の蔵の中や道具には無数の酵母が生きていて、この酵母によって独特の味わいを持った醤油が生まれます。滋賀の契約農家から届く無農薬の大豆と小麦を木桶で2年間じっくりと熟成させたのが「桶仕込み本醸造しょうゆ」。もちろん保存料や添加物は不使用なので冷蔵庫で保管が必要です。

北海道産の昆布、厚削り鰹節、四国のあじいりこを使用した「だし醤油」や、本みりんに利尻昆布と厚削り鰹節を漬け込み、壺仕込みで熟成させたコクが自慢の「やまとのポン酢」も人気商品。ポン酢は柚子、橙、スダチ、ユコウなどの柑橘類から採った天然果汁をたっぷり使った爽やかな酸味が人気です。

醸造所の女将を始め、スタッフは全員女性というのも特徴で、主婦目線での新商品の開発にも力を入れています。お土産用に小さいサイズの商品もあるので、少々重くても買って帰る価値があります。グルメな方に喜ばれるお土産です。

◎まとめ

以上、奈良県桜井市のお土産をご紹介しました。やはり、歴史ある町なのでどれも伝統を受け継ぐ逸品でしたね。また、いずれもこだわり抜かれた上質なものですので、普段お世話になっている方へのプレゼントなどにこれらのお土産を買うのもいいでしょう。きっと喜ばれるはずですよ!

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