ユニークな名物のオンパレード!大阪府富田林市でオススメのお土産4選

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ユニークな名物のオンパレード!大阪府富田林市でオススメのお土産4選

大阪府の南東部にある富田林市は、近鉄や南海電鉄が通る人口約11万人のベッドタウン。しかしこの街がただのベッドタウンで終わらないのは、ほかにもいくつかの顔を持っているからです。市の東側には、今も戦国時代の町並みを残す寺内町があり、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。また、富田林市の南部には自然豊かな丘陵地帯が広がり、農業も盛んに行われています。

そんな富田林でお薦めのお土産は、やはりユニークで少々「ぶっとんだ」ものが多く、普通のベッドタウンの土産とはひと味もふた味も違います。今日は、富田林自慢のお土産を一挙にご紹介しましょう。

目次

ユニークな名物のオンパレード!大阪府富田林市でオススメのお土産4選

1. さしみ卵

何ともユニークなネーミングで、名前を聞いただけではどんな卵なのか見当もつきませんね。しかし実際に見てみると、ごくごく普通(以上)の至極まっとうな卵です。排卵当日の卵しか売らないことから、鮮度をアピールするためにこの名を付けたそうです。

さしみ卵を販売しているのは、親子三代で50年にわたり養鶏業を営む寺西養鶏場。ひよこからの養鶏や排卵当日の卵のみの販売、餌や水への拘りなど手間も場所もかけて、高品質で新鮮な卵を生産しています。その努力は、数々の鶏卵品評会での受賞という形で裏打ちされていますよ。

関西のTV番組でも紹介され、地元の人ばかりか遠くからこの卵をお土産にするために、富田林を訪れる人も多いそうです。

2. 寺西さん家のクリームパン

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている富田林寺内町の一角にある「パン工房 泰」。伝統的な日本家屋調のお店で、地元富田林の地産地消ブランドの自家製パンを製造・販売しています。

このパン工房「奏」の目玉商品が、数量限定販売の四角いクリームパン。このパンのクリームには先ほどご紹介したさしみ卵が使われていて、その名も「寺西さん家のクリームパン」といいます。

四角い形状と、鮮度抜群の卵からできる濃厚なクリームが特徴のこのパン、既に何度かTVでも取り上げられたため、今では富田林のお土産として不動の地位を築いています。店頭販売のみで、かつ数量もたいへん限られているので、連日開店してすぐに売り切れてしまいます。お土産に購入するときは、朝から行列に並ぶことを覚悟しましょう。

3. 大阪なすでみそ

「大阪なす」は浪速の特産品の1つで、富田林を中心とした南河内地域で栽培されています。一番の特徴は、旬が秋ではなく春だということ。ハウス育ちですが、秋に種を蒔いて冬を越し、春に花を咲かせるこのなすは、夜の冷込みによって果肉が締まり、表面もつやつやとしてたいへん美味なのです。

そんな富田林名産の大阪なすをもっと知ってもらおうと作られた富田林ブランドのお土産が、古川農園の「大阪なすでみそ」です。大阪なすの旨みに味噌の甘みと塩気、さらにアーモンドのコクと食感が絶妙なハーモニーを奏でます。ごはんに乗せたり野菜につけたり、そのままでも美味しく食べられる使い勝手の良いお土産ですよ。富田林農業公園サバーファーム直売所「にこにこ市場」や農産物直売所「葉菜の森」などで購入できます。

4. あてまげの辻

富田林は、戦国時代に本願寺派の宗教自治都市として成立・発展した町です。そんな歴史的町並みを残す富田林地内町では、今では珍しい「あてまげの辻」を見ることが出来ます。あてまげの辻とは、外敵が町内の道を直進できないよう、四辻で交わる通りをそれぞれ半間ほどずらしたものです。

そんな寺内町の歴史ある工夫をモチーフにしたお菓子が、和菓子工房「あん庵」の「あてまげの辻」です。麦こがし粉でつくった皮の中にこだわりの小豆餡と詰め、カカオパウダー、アーモンドパウダーを表面にまぶした和菓子。素朴さとモダンさを兼ね備えた、富田林ブランドの代表的なお土産の1つです。

◎まとめ

大阪は南河内地区にある富田林市のお土産をご紹介いたしました。

ベッドタウンでありながら、歴史的町並みや豊かな田園地帯もかかえる富田林。今回ご紹介したお土産は、いずれもこの街の特徴をよく表わすものばかりです。名前にも関西らしいユニークさが表現されていますね。もちろん中身もとても魅力的で、今すぐ富田林に「飛ん」で行きたくなるようなお土産ばかりです。

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