歴史ある養蚕の町、綾部市で見つける美味しいお土産3選！

綾部市は京都府の北部に位置し、京都市からは電車で1時間ほどです。のどかな田舎町といった雰囲気の綾部市は歴史深く、古来から人が住んでいた形跡が見つかっているんですよ。絹織物など物づくりが盛んな町で、あの有名下着メーカーのグンゼ創業の場所でもあります。近年スローライフや田舎への移住に注目が集まり、ここ綾部市でも積極的に企業誘致などを行っています。そんな綾部市では、どんなお土産が見つかるのでしょうか？いくつか紹介するので、綾部市に訪れた際の参考にしてくださいね。

1. 綾人

昭和元年創業の菓匠宮代屋は、地元丹波地方で採れる素材にこだわり、丁寧に和菓子を作っているお店です。イベントごとの贈り物用や季節もの、通年菓子など使い勝手のいい和菓子屋。もちろん味にも定評があるからこそ、綾部市で長年親しまれているお店です。

宮代屋でおすすめのお土産は「綾人」です。綾人とは養蚕に携わる人のことであり、綾部市の歴史にちなんだお土産。絹をイメージした餅で南高梅の甘露煮と白あんを包んだ、個性的なお菓子です。梅の酸味と白あんの上品な甘さが絶妙で、喜ばれるお土産になりますよ。

2. 綾乃糸

綾部市らしいお土産なら、こちらのお菓子もおすすめです。よしみ菓子舗の綾乃糸は、絹糸の形をした和菓子。綾部市で古くから栄えた養蚕を模したお菓子は、宮内庁が購入したこともあります。定評があり、綾部市のお土産にするのに間違いのない逸品です。

お茶請けにしてもいいですが、お湯に溶かしてくず湯にしてもおいしいですよ。絹糸の形に型押しされた綾乃糸は見栄えもいいので、きちんとした贈り物にもおすすめです。ぜひ綾部市らしいお菓子を、大事な人へのお土産にしてくださいね。

3.京都の手作りジャム

大事な家族に安全なお米を食べてもらいたいとの思いから、親子4代で無農薬米を作る「田舎家そらしど」。今では地元京都の木を使ったカラトリーや、有機農業で作る野菜を使ったジャムなども販売し、オーガニックにこだわる人たちから好評を得ています。

あやべグンゼスクエアにあるあやべ特産館には、無農薬の野菜や果物から作るこちらのジャムを販売しています。キウイ、すもも、柿など他ではあまり見ないも多く、にんじんとシナモンなどの完全オリジナル商品もあります。綾部市ののどかな自然の中で作られるジャムは、ぜひ健康に気を使う人へのお土産にしてはいかがですか？

あやべ特産館には、ほかにも綾部市の特産品がたくさん並びます。綾部駅から徒歩10分ほどとアクセスも良いので、お土産をさがすならぜひ立ち寄ってみてくださいね。

◎まとめ

京都府綾部市は賑やかな町ではありませんが、豊かな自然が広がる町です。その恩恵にあずかったお土産が多く、喜ばれるものばかりですよ。町ぐるみで町の活性化を進んで行っており、その取り組みが感じとれる場所。ぜひ綾部市に訪れたら、お気に入りのお土産を探してみてくださいね。

歴史ある養蚕の町、綾部市で見つける美味しいお土産3選！