名称:高那旅館
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富499
公式・関連サイトURL:http://www.kit.hi-ho.ne.jp/hayasaka-my/
沖縄旅行といえば、本島はもちろん離島も魅力です。沖縄県には大小150以上の島があり、そのうち40島弱が有人島。それぞれに特徴や見どころがあり、じっくりのんびり滞在するのがおすすめです。2食付きで気兼ねなく泊まれる旅館タイプなら、好きなだけ滞在して離島の空気を思いっきり味わうことができますね。そこでこの記事では、離島でゆったりできるおすすめの旅館やお宿を6か所ご紹介します。
1. 高那旅館
石垣島の沖合に浮かぶ竹富島。サンゴ礁の隆起によってできたこの島は、ダイビングや水牛車での町並み観光などで人気です。高那旅館は竹富島で最も古い宿で、かつて作家の司馬遼太郎が滞在したこともある老舗旅館です。
まさに八重山の伝統家屋といった外観ですが、館内には洋間もあり、またユースホステルやカフェも併設されています。そのため、一人旅の学生から家族連れまで、さまざまな層の宿泊客が訪れます。
高那旅館では、食事も大きな楽しみ。竹富島近郊で獲れた魚介類はとても新鮮で、手間暇かけて柔らかく煮付けたラフテーもおすすめですよ。旅館の人たちもとても温かく面白いので、心からくつろぐことができるでしょう。
2. 入福旅館
日本最西端の与那国島は、国内で最後に夕日が見られるところ。島独特の文化や食もいろいろあり、こちらもじっくり滞在したくなる離島です。「日本最後の夕日が見える丘」のある久部良地区には、日本最西端の集落の宿泊施設がたくさんあります。ですが、ここでは島の北部与那国地区にある入福旅館を取り上げます。
入福旅館は国の登録有形文化財にも指定されている伝統的な古民家を利用したお宿。ドラマ『Drコト―診療所』の撮影にも使用された趣ある旅館です。女将さんが毎日手入れをしているというお庭もきれいで、沖縄の伝統文化を全身で味わうことができますよ。食事もなるべく島の食材を使用し、その日その日のメニューを楽しめます。
名称:入福旅館
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国160
公式・関連サイトURL:http://yona-shoko.com/tour/440/
3. 二六荘
離島好きなら一度は行ってみたい沖縄の東の外れの大東諸島。その北大東島にある二六荘は、島に2つしかない宿の1つです。もともとは製糖会社の出稼ぎ労働者向けの施設だった建物で、こちらも登録有形文化財になっています。
旅館のご主人は本土で修行を積んだ料理人で、名物の大東寿司のほか、島の食材を使った創作料理も人気です。アットホームな雰囲気が魅力の二六荘には、島でののんびりした時間を求めて多くの観光客が釣り人が訪れます。サトウキビ畑の広がる島内を気ままに散策するもよし、大物を狙って海に出るもよし、また旅館の庭先の大きなガジュマルの木陰で静かに読書を楽しむもよしです。
名称:二六荘
住所:沖縄県島尻郡北大東村字港37
公式・関連サイトURL:http://vill.kitadaito.okinawa.jp/tourism5/
4. 竹盛旅館
沖縄県で本島に次ぐ面積をもつ西表島は、その広さに比べて人の住める地形が限られていることから、「東洋のアマゾン」や「日本のガラパゴス」などと呼ばれています。竹盛旅館は、そんな西表島で最初にできた旅館です。島の食材をふんだんに使った手作りの島料理が自慢で、多くの観光客が食べやすいようにアレンジが加えられています。
また旅館の主人は、西表島のことを隅から隅まで知り尽くしていることから「西表島の観光の神様」とまで称されています。その実力は官公庁のお墨付き!西表島の自然や歴史についていろいろ尋ねてみると、とても勉強になりますよ。西表島の大自然を満喫するなら、竹盛旅館に泊まるのがおすすめです。
名称:竹盛旅館
住所:沖縄県八重山郡竹富町南風見仲36-5
公式・関連サイトURL:http://www.takemori-inn.net/
5. 民宿 風月
お世話になりましたー (@ 民宿風月 in 島尻郡粟国村浜414, 沖縄県) https://t.co/m0Lp8sGYsy pic.twitter.com/z1aeDe0RBh
— ぺろりん@Islander (@crueza) November 6, 2017
慶良間諸島の北にぽつんと浮かぶ粟国島へは、那覇港から1日1便の定期船で行くことができます。観光の目玉といえるほどのものはなく、食用のヤギの牧草地や畑が広がるのどかな離島です。
島にはいくつか宿泊施設がありますが、そのなかの1つ「民宿 風月」は港からも近く、部屋にバス・トイレが付いている便利な旅館です。食事には島でとれた魚や野菜が並び、家庭的なもてなしが魅力的なお宿。部屋からは海を眺めることができて、離島の雰囲気を存分に味わうことができます。
チェックアウト後も有料でシャワーが使えるのがありがたいところ。島を出る前にダイビングや浜遊びを楽しんだ後にシャワーが浴びられるのは便利です。
名称:民宿 風月
住所:沖縄県島尻郡粟国村字浜414
公式・関連サイトURL:http://www.fuugetu1627.sakura.ne.jp/index.html
6. 民宿ムラナカ
粟国島と慶良間諸島の間にある渡名喜島へは、那覇港と久米島を結ぶフェリーに乗って行くことができます。こちらも、観光地としての開発はほとんど進んでいない離島中の離島。宿泊施設は島に3軒(2018年現在)しかありません。そのぶん手つかずの自然と伝統家屋の町並みが美しく。島そのものが観光の見どころといえます。
3軒のうちの1つ民宿ムラナカは、港から最も近い旅館。とはいえ、最も遠い宿でもここから300mほどしか離れていません。宿泊客には無料の貸し自転車のサービスがあり、赤瓦とフクギ並木の美しい小さな集落を巡るにはこれで充分!せっかくですから、島の隅から隅まで探検してみましょう。
名称:民宿ムラナカ
住所:沖縄県島尻郡渡名喜村1866
公式・関連サイトURL:http://tonakijima.jp/?page_id=124
◎まとめ
にぎやかな沖縄本島やリゾートで有名な島の観光ももちろん楽しいですが、たまには離島の旅館で止まったような時間を過ごしてみてはどうでしょう。綺麗なリゾートホテルでは味わえないアットホームな旅館で離島の雰囲気に癒され、日ごろのストレスを解消してください。
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