情熱と刃物のまち!岐阜県関市で人気のお土産4選

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情熱と刃物のまち!岐阜県関市で人気のお土産4選

長良川が飛騨の山間部から美濃の平野部へと差し掛かるところに位置する関市。平成の大合併によって、Vの字型にとても細長い市となりました。「関の孫六」で知られる刃物の街で、ドイツのゾーリンゲンと並んで海外でも有名!近年の女性を中心とした日本刀ブームにより、観光地としても脚光を浴びています。また、岐阜市と同じく長良川での鵜飼も名物で、うなぎの名店が多いことでも知られています。業あり美味ありの関市ですから、お土産も期待できますね。それでは、関市で注目のお土産4選を一挙にご紹介しましょう。

目次

情熱と刃物のまち!岐阜県関市で人気のお土産4選

1. 関の刃物

室町時代から刀工のまちとして名を馳せてきた関。和泉守兼定や「関の孫六」こと孫六兼元の刀は、多くの大名や武将の垂涎の的となってきました。現代ではもちろん日本刀の需要は激減していますが、生活用品としての刃物の製造では他の追随を許していません。カミソリメーカーのフェザーや貝印も、関市に本社を置いています。

お土産に買うなら、爪切りやハサミ、万能ナイフにソムリエナイフなどがお手頃。せっかく関市に足を運んだなら、ちょっと奮発して料理包丁を1本選んでみるのも良いでしょう。関市内には刃物専門店がたくさんありますが、いろいろ見て選ぶなら長良川鉄道のその名も「刃物会館前」駅前の刃物会館か、東海北陸自動車道関IC前の関刃物センターがおすすめです。

2. 孫六あゆ

関市ではウミウを使った小瀬鵜飼も名物。今では漁というより伝統保存や観光資源の側面が強いですが、関には鵜飼にちなんだ天然鮎の料理店も数多くあります。

お土産にするには、本物の鮎より和菓子の方が手軽ですよね。いわゆる「若鮎」を製造・販売している和菓子店は関市内にもいろいろありますが、孫六煎餅本舗の孫六あゆは、どちらかというと鮎の形をした人形焼きといった風。小ぶりで可愛らしく、若鮎よりも安くたくさんお土産に購入できます。

自分用のお土産には、小さな鮎がいっぱい詰まったお徳用もありますよ。瓦煎餅と炭酸煎餅の中間のような孫六煎餅も人気です。

3. パッションフルーツ茶

出典: hr.wikipedia.org

ブラジル原産のパッションフルーツは、平成20年から関市の旧武儀町地域で栽培が始まった新しい特産品。武儀の人たちの熱いパッションが実り、今では果実だけでなくさまざまなお土産商品が開発されています。

そのなかの1つがパッションフルーツ茶。パッションフルーツの葉を遠赤焙煎したもので、なんとビタミンAが日本茶の約3倍も含まれているんですよ!ほかにも抗菌・抗うつ・抗がん作用があるとされるハルミンや、ビタミンB群の1種の葉酸が入っているうえに安眠効果も期待できるそうです。

関の土と水で露地栽培されたパッションフルーツ。その葉のお茶はお土産にぴったりです。

4. いかだばえ

いかだばえは、関市をはじめとする長良川中流域の郷土料理。この地域で白ハエと呼ばれる川魚オイカワを佃煮にしたものです。かつては長良川上流から材木をいかだにして流していましたが、その陰を好んで若魚が集まるんだとか。

白ハエは傷みやすく煮崩れしやすいので、調理には新鮮なものを使い、なおかつ少量ずつ慎重に煮なければなりません。漁獲高が激減していることもあって、今では貴重な珍味。寒ければ寒いほど美味しいといわれ、11~3月が食べごろとされています。

川魚の甘露煮や佃煮というとどうしても好き嫌いが分かれますが、いかだばえはほんのり甘くて臭みも少なく食べやすいですよ。

◎まとめ

刃物で有名な岐阜県関市のお土産情報をご紹介しました。ここで取り上げた以外にも、関市にはキウイフルーツや円空芋、シイタケといった特産品があります。また、奥長良川の名水として注目されている高賀の森水も、関市のもの。刃物だけじゃない関市観光を満喫して、お土産選びも楽しんでみてください。

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