赤福と並ぶ伊勢名物のお餅が有名!四日市市でおすすめのお土産4選

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赤福と並ぶ伊勢名物のお餅が有名!四日市市でおすすめのお土産4選

三重県北部に位置している四日市市は、県内最大の人口を擁しています。高速を利用すれば、関西地方や東海地方からも短い時間でアクセスすることができ、気軽に訪れることができます。

四日市は、戦後の日本においては四日市ぜんそくによってその名が知られてしまっていますが、もともとは東海道と伊勢街道の分岐点の宿場として栄えた地。そのため、旅人の舌とお腹を喜ばせるお土産が発達しました。そこでこの記事では、四日市市でおすすめのお土産をご紹介します。

目次

赤福と並ぶ伊勢名物のお餅が有名!四日市市でおすすめのお土産4選

1. なが餅

四日市といえば、真っ先に挙げられるお土産品が「なが餅」です。その名の通りあんこの入った平たく長いお餅で、表面がカリッと焼いてあるため、その食感と味はやみつきになります。

発祥は戦国時代といわれ、今も当時から続く笹井屋が一手に製造・販売しています。名前は東海道と伊勢街道の「日永の追分」にちなむとされていますが、津藩主の藤堂高虎がこれを食べ、「武運ながき」を喜んだとも伝えられています。

現在は四日市市内だけでなく県内各所で購入可能です。三重県というと赤福の知名度が圧倒的ですが、「なが餅の方が好き」という人も多く、四日市では人気のお土産品ですよ。

2. 萬古焼

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四日市を代表する工芸品「萬古焼(ばんこやき)」。日本人なら豚ちゃんの蚊遣りの器といえばピンとくるでしょう。優れた耐熱性が特徴で、土鍋生産量においては国内シェアの7~8割を占めています。ほかにも急須やコーヒーカップなど、熱い液体を入れる器のに適した焼き物とされ、お土産にも珍重されています。2016年に開かれた伊勢志摩サミットでは、乾杯の際の盃に萬古焼が使用されました。

近鉄名古屋線川原町駅から歩いてすぐの「ばんこの里会館」は、そんな四日市萬古焼の作陶や絵付けが体験できる施設。付属の「うつわ亭」では、萬古焼のお土産品を購入できます。窯元から直接仕入れているので、掘り出し物がお値打ち価格で手に入れられますよ。

3. 志ぐれ蛤

桑名から四日市市北部の冨田浜にかけては、古くからハマグリの産地として知られていました。そのようすは、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に、「しぐれはまぐりみやげにさんせ」と謳われているほど。現地では焼き蛤が、そしてお土産には蛤の時雨煮がもてはやされたそうです。

そんな伝統の味と技法を今に伝えているのが、四日市市新町の「喜太八時雨本舗」と、同じく蔵町の「村上時雨店」です。桑名や四日市の前海で育った貴重な天然ハマグリを1つ1つ手作業で剥き、秘伝のタレで旨味を封じ込めた逸品です。大粒でふっくらしたハマグリは、そこいらの輸入品とは比べ物にならないほど味わい深いですよ。

4. 「アトリエオランジェ」のかぶせ茶スイーツ

四日市の特産品の1つに、水沢地区の「かぶせ茶」があります。煎茶の爽やかさと玉露のうまみを併せもつといわれる、このかぶせ茶を使ったお土産をいろいろ開発しているのが、近鉄名古屋線と国道1号線の交点にある「アトリエオランジェ」です。

かぶせ茶のマドレーヌやミルクわらび、それにモナカやバウムクーヘンなど、そのレパートリーは多岐にわたります。季節限定のお土産商品もあるので、四日市を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。

◎まとめ

三重県四日市市でおすすめのお土産を4つご紹介しました。

近年は工場夜景でも注目を浴びている四日市市。もともとは宿場町だったこともあり、意外にも美味しいお土産がたくさんあります。

お伊勢参りの伊勢街道と東海道、そして伝統を重んじる気風と新しい価値を生み出す精神が交わる四日市。今回の記事を参考に、四日市の素敵なお土産を探してみてください。

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