懐かしい東京の下町の雰囲気たっぷり！亀有でオススメのお土産４選をご紹介

隅田川・荒川・綾瀬川の3本の川を都心から越えたところにある亀有は、どこか懐かしく、川の流れのようにゆったりと時間の流れる町です。人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所（こち亀）」の舞台としておなじみの亀有。いまも昭和の下町の雰囲気が残る、亀有のオススメのお土産を紹介します。

1.両さんどら焼き

昭和40年開業の、老舗の和菓子屋「伊勢屋」。開店当初は、団子・大福・饅頭のどれも、2個25円で販売。それが評判をよび、「大きくて美味しい伊勢屋の焼き団子、豆大福、塩大福」として親しまれてきました。

そんな伊勢屋が近年手がけたのが人気漫画「こちら葛飾区亀有公園派出所」の主人公、両さんの顔が描かれた「両さんどら焼き」です。原作者である漫画家秋元治氏の好意によってつくられたこのどら焼きは、いわば「こち亀」の公式菓子ともいえるでしょう。

厳選された北海道産小豆とザラメ糖で、柔らかくじっくりと煮込んだ粒あん。それが、伊勢屋独自の製法で造られたどら焼きの皮で包まれ、しっとりと焼き上げられた皮と、甘さ控えめのあんこの組み合わせが絶妙です。伊勢屋では他にもこち亀にちなんだ和菓子を販売していますよ。亀有を散策しながら、ぜひ伊勢屋亀有本店を訪ねてみて下さい。

2.うなぎの蒲焼き

亀有銀座商店街にある「うなぎ川亀」。60年ほど前から、この場所でうなぎの蒲焼や川魚の佃煮を販売している老舗です。

うなぎの蒲焼は、毎日生きた新鮮なうなぎを調理し、店頭で販売しています。店頭で販売しているので、冷めたら美味しくないと思う人もいるかもしれませんが、うなぎ川亀では、冷めても美味しく食べられるような工夫をして販売。200円プラスすると「うな重」にもなるので、ぜひお土産に持ち帰って食べてみてくださいね。

佃煮も30種類ほどあり、雑魚煮、いなご、いかあられ、あみ、でんぷ、昆布類、あさりなど、とにかく種類が豊富。昔ながらの素朴な味を楽しむことができます。

下町情緒あふれる、亀有銀座のうなぎ屋さん。香ばしい香りがたまらない美味しいうなぎが、リーズナブルなお値段で食べられます。亀有に行ったら、立ち寄ってお土産を見つけてくださいね。

3.岩亀煎餅

亀有駅北口近くにある煎餅（せんべい）屋さんで、手焼きにこだわった美味しい煎餅が人気です。中でも、「岩亀煎餅」は有名で、少し厚めですが食べやすい固さの醤油煎餅が、亀の甲羅の形に焼き上げられています。

「岩亀」という名前にふさわしく、歯ごたえの良さも亀の甲羅をイメージさせます。お土産にピッタリな風情ある逸品ですね。岩亀煎餅には、醤油味以外にも、抹茶やザラメのついたものもあり、こちらもお薦め。自分用のお土産なら、リーズナブルな壊れ煎餅もあるのでそちらもオススメですよ。

4.フルーツ大福

東京メトロ千代田線の亀有駅南口の改札を出てすぐのところに店舗を構える、和菓子店「するが」。最初にどら焼きに栗を入れて商品化したことで有名なお店です。味わい深い元祖「栗どら焼き」、梅が種ごと丸々一個入った「梅どら焼き」、北海道産の小豆を使ったシンプルなどら焼き「おぐら」など種類豊富で、どれも甲乙つけがたいお土産にピッタリな逸品です。

そんな「するが」でどら焼きと並んで有名なのが、「フルーツ大福」。毎朝皮を剥いたフルーツで作られ、作り溜めはしないフレッシュな大福はお土産にも最適。キウイ、みかん、パイン、マスクメロン、梨など、季節ごとにその時々のフルーツが使われています。

今日はどのフルーツの大福が販売されているか、お店のホームページで確認できるので要チェックです。販売数が少ないものもあり、開店してから1時間で完売してしまう場合もあるので、お目当ての物がある時には、店舗に電話して確認してみて下さいね。

◎まとめ

昭和の東京下町の風情がいまも色濃く残る町、亀有。和菓子に佃煮、うなぎの蒲焼など、昔ながらの逸品の数々は、どれもお土産にピッタリです。新たな名物といえる「こち亀」関連のお土産も見逃せませんね。観光スポットも多くある亀有を散策した後には、ぜひ素敵なお土産を手に入れてくださいね。

懐かしい東京の下町の雰囲気たっぷり！亀有でオススメのお土産４選をご紹介