スイーツから丸薬まで!世界遺産「高野山」でぜひおすすめしたいお土産4選

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スイーツから丸薬まで!世界遺産「高野山」でぜひおすすめしたいお土産4選

2015年に開創1200年を迎えた高野山金剛峯寺。日本国内をはじめ、世界中からも注目を浴びている観光スポットです。弘法大師が開いた日本を代表する真言密教の聖地で、美しい自然の中に19もの歴史的建造物が建ち並びます。

高野山の発展に合わせて、門前町も古くから栄えてきました。参道沿いには老舗のお土産物屋が軒を連ね、とっても賑やかですよ。今回はそんなお土産の中から、高野山ならではのものを集めました。グルメやショッピングも、寺社仏閣巡りの楽しみのひとつですね。

目次

スイーツから丸薬まで!世界遺産「高野山」でぜひおすすめしたいお土産4選

1. やきもち

「上きしやのやきもち」といえば、和歌山県民なら知らない人はいないというほど有名なお菓子です。創業300年以上の上きしやは高野山の西麓にあり、鉄道のルートからは外れていますが、車で来山する人とっては外せないお土産になっています。

一見どこにでもありそうな焼きもちですが、1つ食べてみると癖になる味。白もちとよもぎもちの2種類があり、どちらもぺろりと食べられてしまいますよ。「白もち」は素材の味、「よもぎもち」はしっかりとよもぎの味が口の中に広がります。店頭では焼き立てを味わい、お土産には冷凍を買って帰るのがオススメ。冷凍保存で1ヶ月もつので、お家に帰ってからも高野山の味を楽しむことができますよ。

2. 笹巻あんぷ

「笹巻あんぷ」は、高野山のお土産として有名な生麩を使用した和菓子。もともと、こしあんを生麩で巻いたものが「あんぷ」と呼ばれていましたが、老舗「麩善」では麩によもぎを練り込んでアレンジ。こうして生まれた笹巻あんぷは、今では高野山の定番お土産となっています。

とくに柔らかいとされる6~8月の間に採れた熊笹の葉であんぷを1つずつくるんでいるので、包みを解くとふわっと笹のいい香りが広がります。もっちりした生麩に、甘すぎないあんがぴったりマッチ!高野山に2店舗あるお店は、どちらも「南海りんかんバス」のバス停からすぐなのでとっても便利ですよ。高野山の宿坊でもおやつとして親しまれている「笹巻あんぷ」。ぜひ高野山のお土産にどうぞ。

3. 胡麻豆腐

高野山を訪れたら、名物の胡麻豆腐はお土産に欠かせません。胡麻も豆腐も精進料理の定番。この両者がコラボレーションした胡麻豆腐は、高野山の精神が詰まったお土産といえます。

高野山門前町の「角濱ごまどうふ総本舗」はそんな胡麻豆腐の老舗。今も朝と夕の1日2回、ここの胡麻豆腐が弘法大師への生身供(しょうじんぐ)として供えられています。厳選した胡麻に吉野葛、そして高野山麓の岩清水のみを使ってていねいに作られた胡麻豆腐は、ねっとりとした濃厚な食感でごま本来の風味が口いっぱいに広がります。

しかも、店頭で購入できる作り立ての「生ごまどうふ」はいっそう濃厚芳醇で、ずっしりとした食べ応えがありますよ。生の場合は賞味期限が1日と短いので、お土産には難しいかもしれません。日持ちのする通常の胡麻豆腐も販売しているので、お好きなものを選んでください。

4. 陀羅尼助

高野山名物の胃腸薬「陀羅尼助(だらにすけ)」は、日本に仏教が伝来したころから今に至るまで、万能薬として人々に親しまれてきました。約1200年前に弘法大師が高野山を開いた当時から、変わらずその製法が伝承されてきたなんて驚きです!

物々しいネーミングにふさわしい強烈なニオイのもとは、黄柏(オウバク)や竜胆(リュウタン)、青木(アオキ)といった数種類の生薬。どれも漢方の分野では胃腸の症状に効くとされているものばかりなので、効果は間違いありませんよ。まさに「良薬口に苦し」です。インパクト大でありながらいざという時にとっても役立つ「陀羅尼助」。高野山らしいお土産としておすすめです。

◎まとめ

世界的な観光スポット高野山のお土産品をご紹介しました。門前町らしい和菓子はもちろんのこと、精進料理から発達したおかずにもオススメの胡麻豆腐、そしてお土産には珍しい陀羅尼助まで、高野山にはならではのお土産がいろいろあります。

伝統的な食品が多いことから日持ちのするものは少ないですが、そのぶん貴重なお土産になりますね。誰に渡してもきっと喜んでもらえるはずですよ。

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