岐阜県・飛騨高山の美味しさをそのまま持ち帰れるお土産品４選！

町の散策が楽しい飛騨高山。老舗の造り酒屋、味噌屋、おしゃれなカフェに伝統工芸の店。古いものと新しさが入り混じった飛騨高山には、魅力的なお土産品が沢山あります。今回ご紹介するのは、昔から伝わる飛騨高山の味が3品と、ちょっと新しくて面白いお菓子を1品。飛騨高山のお土産選びに迷った時にぜひ参考にしてください。

1.朴葉みそ

朴葉（ほおば）の上に味噌を敷いて、その上にネギや椎茸、山菜類を乗せて焼いて食べる「朴葉みそ」は、飛騨高山の郷土料理です。麹のほんのりとした甘みが特徴の飛騨味噌は、火で炙られると香ばしい匂いが漂い、何とも良い香り。飛騨高山に宿泊すると、必ずといっていいほど出てくる定番メニューのひとつです。

朴葉みそをお土産に買って帰りたい人におすすめなのが、高山グリーンホテルにある飛騨物産館で、年間12000個以上売り上げる朴葉みそ。ホテル内日本料理レストラン緑亭の料理長が作ったこだわりの朴葉みそは、具材に長ネギ、ピーマン、椎茸、しょうがを使ったヒット商品。練りごまの風味とコクが自慢です。朴葉と特製みそのセットなので、ホットプレートやフライパンで温めれば、飛騨高山の味が再現できますよ。

白ご飯に合うのはもちろんですが、バーベキューの味付けやホイル焼きに使っても美味。お料理好きな方へのお土産にいかがですか。

2.いわきの早蕨（さわらび）

行列ができるお店としてよくメディアに登場する「わらび餅いわき」の有名なわらび餅が「早蕨（さわらび）」。岐阜県産の本わらび粉を使用して丁寧に作られたわらび餅は、口に入れるとぷるぷるっとした食感ですぐにとろけてしまいます。色がちょっと色づいているのは少し黒糖を練りこんであるから。何もつけなくてもほのかな黒糖の風味がありますが、お好みで黒蜜ときな粉をかけると、黒蜜の上品な甘さときな粉がうまく絡んで絶品です。

高山陣屋から歩いて約5分、高山のシンボルである赤い中橋を渡ると行列が見えてきます。売り切れ次第終了で、早い日には14時頃に売り切れることも！絶対に買いたい方は、午前中に行きましょう。いわきが販売しているのは、このわらび餅のみ。注意書きの通り、冷蔵庫には入れないで下さいね。賞味期限は3日あるので、早めに渡せる方へのお土産に最適です。

3.高山ラスク

最近あちこちで見かけるラスクですが、「高山ラスク」のご当地ラスクは一味違います。高山ラスクは、地元のパン屋「石本製パン所」がラスクのためにフランスパン作りからスタート。ラスクにした時にサクサク感が残るよう改良を重ねた、ホンモノのラスクです。

おすすめしたいのは、おつまみにもおすすめの高山ラーメンラスク、味噌とゴマの香りが生きている五平餅ラスク、飛騨高山名物「みだらしだんご」の甘じょっぱさが美味しいみだらしラスクです。飛騨高山らしい味をと考案して作られたこれらのラスクは、珍しいだけではなくて美味しいのでお土産にピッタリ。

もちろん定番のシュガーラスクやチョコラスクなどもあるので、お好みのものをお土産にどうぞ。高山陣屋から徒歩3分という便利な場所なので、ぜひお店を覗いてみて下さい。

4.めしどろぼ漬

飛騨高山に古くから伝わる赤かぶらの漬物を、うら田独自の製法で加工・味付けをしたのが「めしどろぼ漬」です。材料の赤かぶらは飛騨市と高山市を中心とした地域で生産されている伝統野菜。赤紫色をした八賀かぶの突然変異でうまれた赤かぶらです。丸くて表面の色が鮮やかな紅色で、中は白く、葉が柔らかい物を選抜したものが、飛騨の赤かぶらの元になりました。

「めしどろぼ漬」というおもしろいネーミングは、ご飯を盗んででも食べたくなるお漬物、として名づけられました。鮮やかな色ですが、合成着色料や保存料は使用していません。そのままご飯にのせていただくのはもちろん、お茶漬けやチャーハンにしても美味。熟成すればするほど良い酸味が出て、ますますご飯が進みます。ネーミング・パッケージともにユニークで、誰からも好まれる味の漬物、めしどろぼ漬を、手軽に配れる飛騨高山のお土産としていかがですか？

◎まとめ

飛騨高山でおすすめのお土産を4品ご紹介しましたが、いかがでしたか？飛騨高山を散策していると必ず見かける民芸品「さるぼぼ」グッズも、安産のお守り、子宝のお守り、災いが「さる」にかけて、家内安全のお守りとして人気がありますよ。高山ラーメンに五平餅にみだらし団子…。飛騨高山には食べ歩きしたいグルメがいっぱい！たっぷり観光や味覚を楽しんだら、帰りを待つ方に素敵なお土産を選んであげくださいね！

岐阜県・飛騨高山の美味しさをそのまま持ち帰れるお土産品４選！