魅惑の遠足ポテトとは?群馬県安中市のおすすめのお土産を紹介!

画像出典:kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)

魅惑の遠足ポテトとは?群馬県安中市のおすすめのお土産を紹介!

碓氷峠と高崎市の間に広がる安中市。近年では、大河ドラマ『八重の桜』でオダギリジョーさんが演じた新島襄の故郷として有名になりました。中山道が横断する安中市には、歴史的な観光名所はもちろんのこと、温泉や梅林などのみどころがあります。

そんな安中市を観光するとき、お土産には何を買って帰ればよいのでしょう。おそらく一番有名なのは、碓氷峠越え名物「峠の釜めし」でしょう。ですがほかにも、安中市には隠れた名品がいろいろありますよ。今回は、安中市のおすすめのお土産を4つご紹介します。

目次

魅惑の遠足ポテトとは?群馬県安中市のおすすめのお土産を紹介!

1. 磯部煎餅

安中市にある磯部温泉は、温泉といえば!という2つのものの発祥の地とされています。その1つは、温泉の地図記号。もう1つが、いわゆる炭酸せんべいです。明治初期に炭酸濃度の高い磯部のお湯が飲用にも適するとされたことから、鉱泉水を使ったせんべいが焼かれるようになったといわれています。

現在の磯部煎餅は、味から形、大きさまで実にバリエーション豊かで、どれをとってもお土産にピッタリです。元祖のお店は「大手製菓」とされていますが、今回おすすめしたいのは「田村製菓」の磯部煎餅。「全国菓子大博覧会」で全菓博会長賞を受賞している実力派のお店です。

田村製菓では、定番のプレーンタイプから胡麻や味噌を練りこんだもの、さらには洋風のチップスやクリームサンドにしたものなど、とにかく多種多様なお土産の煎餅が販売されています。安中を代表する銘菓ともいえる磯部煎餅は、お土産にももちろん最適ですよ。

2. 峠の力餅

かつては中山道で一、二を争う難所だった碓氷峠。今でもハイキングコースや観光名所として多くの人が訪れていますが、その安中市側の麓に名物「峠の力餅」を売る「玉屋ドライブイン」があります。

もともとは、江戸時代後期に行われた「安政遠足」で走者の武士をねぎらうために作られたのが始まりとされています。その由来と名前に恥じないどっしりとしたお餅ですが、不思議とぺろりと食べられてしまいます。

お店では、あんこ・辛味・胡麻・きな粉の4種類の味がありますが、お土産用は残念ながらあんこの1種類のみ。とはいえ、十分に手が止まらなくなる美味しさですよ。

3. 「たわらや」の味噌まんじゅう

JR松井田駅からほどちかい、創業約140年の老舗菓子店「たわらや」。この店で一番人気のお土産品が、味噌まんじゅうです。青じそをたっぷりと練り込み、唐辛子が効いた辛味噌が味の決め手となって、お饅頭なのに食欲をそそります。さらに茄子が入っているのもポイント!ほんのりとした甘さの後に、ピリッとした辛みが襲ってきて、クセになる一品です。

茄子の旬が夏ということから、味噌まんじゅうは4月下旬~10月末の期間限定お土産商品となっています。11~12月中旬ごろには野沢菜を使った菜っぱ饅頭、春先にはいちご大福などもおすすめですよ。安中の素朴な味わいを楽しんでみてください。

4. 遠足ポテト

幕末の安政2年、当時の安中藩主が藩士を鍛錬するために、安中城から碓氷峠までの往復マラソン「安政遠足(とおあし)」を企画しました。これは日本最初のマラソンといわれていて、これにちなんで現在も毎年5月に「安政遠足侍マラソン大会」が開催されています。

もう1つ、安中にはこの江戸時代のマラソンにちなんだお土産があります。それが、冨士屋菓子舗で製造されている「遠足ポテト」です。ハードなマラソンに似合わない、千葉県産「紅あずま」を使用したスイートなポテトで、バターの香りがアクセントになっています。

ほかにも冨士屋では、遠足チーズポテトや遠足サブレなど、遠足メニューがいろいろ販売されています。走るのが好きな人には、絶好のお土産となることでしょう。

◎まとめ

群馬県安中市でおすすめのお土産をご紹介しました。

伝統的なお菓子から新しいスイーツまで、安中には面白くておいしいお土産がたくさんあります。上信越自動車道でも北陸新幹線でも、安中は通るだけなどと寂しいことはいわずに、ぜひ観光に立ち寄ってお土産を探してみて下さい。

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