美味しい千葉銘菓がアレコレそろう佐倉市で人気のお土産をご紹介

画像出典:syaraku/PIXTA(ピクスタ)

美味しい千葉銘菓がアレコレそろう佐倉市で人気のお土産をご紹介

千葉県北部に位置する佐倉市は、歴史、自然、文化の街を標榜(ひょうぼう)しているだけあって、旧石器時代から近代に至る史跡や文化財がたくさん残る地域です。また、緑が多くいくつもの川が流れる自然豊かな街でもあります。今回は、そんな佐倉市を訪れたらぜひ買いたいおすすめのお土産物を厳選して4つご紹介いたします。どれも市民自慢の品ばかりですよ。

目次

美味しい千葉銘菓がアレコレそろう佐倉市で人気のお土産をご紹介

1.「木村屋」の蔵六餅

佐倉市で一番の名物といっても過言ではないでしょう。「蔵六餅本舗(ぞうろくもちほんぽ) 木村屋」の看板商品である「蔵六餅」は、昭和29年の発売以来長きに渡って佐倉市民に愛されてきました。蔵六餅は亀の甲羅の形をした生地に餡と餅を入れた最中なのですが、この形にも実は深い意味があるんですよ。

かつての佐倉藩主の家には300年以上も前から亀の形をした奇石があり、人々はこれを「蔵六石(ぞうろくいし)」と名づけ大事にしてきました。「蔵六餅」は佐倉市が亀の命のように末永く続くことを願いながら、この亀の形の「蔵六石」にちなんで作った和菓子なのです。粒あん、こしあん、白あんの3種類があり、好みに合わせて選べるのもうれしいですね。亀の形は縁起が良いので、お祝い事のお土産にもおすすめです。

2.「カメール」のとろけるフロマージュ

佐倉市で洋菓子を買うなら、欧風菓子工房「カーメル」は外せません。「とろけるフロマージュ」は一口サイズのチーズケーキで、この商品目当てに訪れる人も多いという大人気商品。閉店を待たずして売り切れになることがあるので要注意です。

濃厚な味わいながらも口に入れるとあっという間に溶けてなくなってしまう、まるでスフレのような軽さが特徴。それゆえに何個でも食べられてしまうという危険なスイーツなのです(笑)。チョコレート風味の「絹ショコラ」も人気商品なので、食べ比べてみるのも良いかもしれませんね。

3.「なごみの米屋」の栗ようかん

成田山新勝寺の精進料理をヒントに作られたという「栗蒸し羊羹」。この和菓子を日本で一番初めに製造・販売したのが、まさにこの「なごみの米屋」なんです。地元・千葉県で収穫した芝栗で作られた栗羊羹は、創業以来の伝統製法でじっくり練り上げられ、美しい色と深い味わいに仕上がっています。職人さんが手作業で一つずつ作っている自慢の一品。店頭では「極上大棹羊羹(ごくじょうおおざおようかん)」という名前で販売されています。高級な栗羊羹はお土産として喜ばれること間違いなしでしょう。

栗羊羹のほかにも「なごみの米屋」では和菓子全般を扱っており、お店の名前が付いた「なごみどらやき」や名産品の落花生を使った「ぴーなっつ最中」も人気です。どれも味はお墨付きですよ!

4.「ひまわり」の房総ぼっち

佐倉みやげコンクールで2009年に受賞した「房総ぼっち」。名前からはどのようなものか全く想像ができませんが、千葉県の特産品である落花生を使用したお菓子です。「ぼっち」とは干した落花生を積み上げて、そこに藁(わら)の笠のようなものを被せた状態を言います。「房総ぼっち」は、落花生に蜜入りの餡を混ぜ薄い皮生地にたっぷり挟んで焼き上げたもの。しっとりとした食感とまろやかな味わいで、子供から大人まで幅広い年齢層に親しまれています。

今までは佐倉でしか購入できなかった「房総ぼっち」ですが、オンラインショップが誕生し日本全国どこででも購入が可能になったとのこと。遠方の方もぜひ佐倉市自慢の銘菓を食べてみてくださいね。

◎まとめ

千葉県は都会と自然豊かな田舎の風景を併せ持つ県で、特に佐倉市には自然や歴史文化財がたくさんあります。今回ご紹介したお土産物たちは、どれも創業以来ずっと佐倉市民に愛されている商品たちばかり。ぜひ佐倉に観光に訪れた際は、名店の看板商品たちをお土産に持ち帰ってくださいね!

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