柿に桃。美味しい特産品に恵まれた福島県伊達市のおすすめお土産

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柿に桃。美味しい特産品に恵まれた福島県伊達市のおすすめお土産

伊達市は福島県中通り北部に位置している人口約6万人の町です。江戸時代以降は養蚕業の町として発展しました。西に吾妻連峰、東は阿武隈高地に抱かれた福島盆地の自然豊かなこの土地では、さくらんぼや桃、柿など美味しいフルーツがたくさん収穫されます。そんな自然豊かな伊達市を訪れたら、お土産も気になるところ。伊達市には、この土地の特産品を使った魅力的なお土産がたくさんありますよ。というわけで、今回は伊達市でおすすめのお土産をご紹介します!

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柿に桃。美味しい特産品に恵まれた福島県伊達市のおすすめお土産

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1.あんぽ柿

あんぽ柿とは、福島県伊達市を中心に生産されている干し柿の一種です。あんぽ柿の名前の由来は、柿を天日で乾燥させているものを「天干し柿(あまぼしかき)」と呼んでいたのが変化して、「あんぽ柿」との呼び名になったと伝えられています。あんぽ柿は主に蜂屋柿(はちやかき)、平核無(ひらたねなし)などの渋柿が使われていて、ビタミンA、カルシウム、食物繊維が豊富に含まれていて健康にも良い食べ物です。

伊達市などのあんぽ柿は総合農協であるJAふくしま未来と、専門農協である伊達果実農業協同組合によって主に出荷されていて、駅のお土産コーナーや道の駅などで購入することができます。あんぽ柿発祥の地である福島県伊達市の美味しいあんぽ柿は絶品です。お土産にぜひいかがでしょうか。

2.菊甲食品の「いかにんじん」

いかにんじんとは、福島県北部に江戸後期から伝わる郷土料理です。いかにんじんのルーツは、北海道の松前藩が現在の伊達市梁川町周辺に国替えになった際に、藩士たちが故郷を思い松前の特産スルメイカと福島県のニンジンを合わせて食べたのが始まり、と言われています。今では福島県でお正月には欠かせない伝統の料理として、各家庭で作られ広く親しまれています。

細く切った人参とスルメイカをしょうゆで漬け込んだいかにんじんは、材料の切り方や漬け汁など各家庭によって違いがあるそうです。菊甲食品のいかにんじんは、現代風に「塩分控えめで甘口」に味付けされているので、子供でも食べやすいと好評です。国産人参に国産イカを使用し、保存料着色料も使っていないので、安心して食べることができます。

人参にイカの旨味がしみ込んで、ご飯のおかずとしてもおつまみとしてもぴったりの美味しさ。伊達市を訪れた際には、お土産にぜひいかがでしょうか。

3.保原柏屋の「薄皮饅頭」

福島県を代表する老舗「柏屋」の看板商品である薄皮饅頭は、饅頭好きにはたまらないお土産。小麦粉にたっぷりと黒糖を混ぜて作った生地の皮は茶色く、その薄い皮の中にはあんがぎっしりつまっています。つぶあんとこしあんの2種類あり、北海道産の小豆を使用しています。つぶあんは小豆本来の素朴な風味と豆の食感を、こしあんは上品でくちどけの良いなめらかさを味わうことが出来ます。

薄皮饅頭は柏屋の各店舗、または駅やサービスエリアなどでお買い求めいただけます。福島を代表する老舗の作るお饅頭は、喜ばれること間違いなし!伊達市を訪れたらぜひご賞味ください。

4.桃

福島県といったら桃の産地で有名ですね。福島の桃は全国第二位の生産量を誇りますが、伊達市は特に桃の生産が盛んな地域です。桃の季節である7月~9月はまさに桃一色!伊達市には梁川、伊達、保原の3つの選果場があり、どこでも桃を購入できます。

伊達市の厳選された高品質の桃のみを使った100%桃ジュースの「伊達の蜜桃」や、すっきりとした味わいに仕上げられた「桃の恵み」は完売してしまう人気商品。桃づくりに最適な水と土に恵まれた伊達市の桃は、ジューシーで絶品です。伊達市を訪れたらぜひお土産にお買い求めください。

5.みちのく霊山

福島県伊達市と相馬市の境にそびえる標高825mの山「霊山」は、国の名勝、日本百景、およびうつくしま百名山に指定されています。霊山のほど近くから湧き出る良質な天然水と、霊山の天然乾燥米コシヒカリを使用した純米酒が「みちのく霊山」です。

伊達市内の商店や酒屋、JA石戸支店などでお買い求めいただけます。霊山町のコシヒカリと湧水の里から湧き出る水を使って低温発酵で仕込んだ贅沢な美酒、お土産にぜひいかがでしょうか。

◎まとめ

自然豊かな福島県伊達市には果物や日本酒など、地の恵みの恩恵を受けたお土産がたくさんあります。それだけではなく、歴史深い町でもある伊達市では郷土料理も見逃せませんね。ぜひ、お気に入りのお土産を見つけてくださいね!

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