尾瀬の玄関口、檜枝岐村で絶品お土産を買いたい!おススメ4選。

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尾瀬の玄関口、檜枝岐村で絶品お土産を買いたい!おススメ4選。

福島県の檜枝岐村(ひのえまたむら)は、かつて秘境と呼ばれた場所で、今は尾瀬国立公園の玄関口として水芭蕉の季節には多くの観光客を集めています。
稲作に向かない高地なので、そばを主食とするそば文化が発展し、あちこちで美味しいお蕎麦を食べる事が出来ます。

そんな檜枝岐村のお土産とは何があるのでしょうか?今回ご紹介するお土産は、地元の人の生活に昔から密着している岩魚、蕎麦、そしてニューウェーブの一品です。ぜひ参考にして下さいね。

目次

尾瀬の玄関口、檜枝岐村で絶品お土産を買いたい!おススメ4選。

1.岩魚の甘露煮

檜枝岐川の清流や支流に生息する岩魚は、地元の人々にとって、昔から貴重なたんぱく源でした。

現在、檜枝岐村では、尾瀬国立公園内の帝釈山から湧き出る清流を引き込み、かけ流しという方法で岩魚の養殖を行っています。安定して美しい水を流し続ける事で天然の渓流の中で生まれた岩魚のように美味しい岩魚が育ちます。養殖場の水は一年中冷たいため、通常1年で成魚になるのが1年半以上かかり、その分身が締まってより美味しいのです。

獲れたての岩魚をすぐに加工できるように、作業は全て檜枝岐村内で行っています。岩魚の甘露煮は、岩魚を焼いた後に骨まで軟らかくなるまでじっくりと煮込んであり、頭から尻尾まで全部食べれます!酒の肴やご飯のおかずに家族みんなで楽しめる檜枝岐村の自慢の一品です。どなたにでも喜ばれる味はお土産にピッタリですね。

2.岩魚味噌

「岩魚味噌」は、岩魚を焼いて身を細かくほぐし、会津の芳醇で濃厚な味噌に混ぜ込んだ檜枝岐村の特産品。檜枝岐村と会津若松市の会津天宝醸造が共同開発した物です。

ひと瓶の中に岩魚のほぐし身がまるまる一尾分!日本酒のお供にもぴったりです。そのまま舐めるようにして食べるのもよし、白ご飯に乗せて食べるのもよし、刻みネギと一緒に炒めてもよし、調味料のような使い方もできちゃいます。

檜枝岐村の郷土料理「ばんでいもち」にもこの岩魚味噌が使われています。オリーブオイルと混ぜてフランスパンに付けるという新しい食べ方も人気。ちょっと通な味の岩魚味噌、グルメな方、お料理好きな方へのお土産にいかがですか?

3.花嫁そば(裁ちそば)

稲作に不適な高地である檜枝岐村では、昔から米に頼らず、主食にそばを栽培して食べてきました。家庭でそばを打つのは当たり前の事で、昔は嫁はそばを打てないと一人前ではないと言われていて、そば打ちが嫁入り道具の一つと言われていたそうです。

檜枝岐のそばは、つなぎを一切使わないそば粉100パーセントのそば。そば粉を湯ごねし、直径60センチほどの円形にのばした物を数枚重ねて、包丁で手前に引くように、まるで布を裁つように切る事から裁ちそばと呼ばれています。

この檜枝岐村のそば文化を多くの人に楽しんで貰いたいと、村内に工場が作られ、村内完結で生産しています。ネーミングが面白い「花嫁そば」は檜枝岐産、南会津町産、幌加内産のそば粉を使用して作られ、一人前ずつ丸めた形で袋詰めしてあるので、食べやすいと好評ですよ。そば好きな方へのお土産にどうぞ。

4.水さやか

尾瀬国立公園の天然水を特製パイプの中に通し、瞬間的に沸騰させることで、安全な水を供給している檜枝岐村。

この尾瀬の天然水を使ったデザートが噂の水ゼリー「水さやか」なんです。檜枝岐村の有志が、新しい檜枝岐の特産品を作りたいと立ち上がり、会津若松のパティスリー白亜館のオーナーシェフが開発したスイーツです。

まるで宝石のように透きとおったゼリーは、今や檜枝岐の夏のデザートの定番。檜枝岐の有名そば処まる家で食べられる他、各お土産店で販売しています。檜枝岐村バージョンは、檜枝岐産のハチミツ付き、白亜館バージョンは黒蜜がついています。水なのに味わいがあるのど越し爽やかな特製ゼリーは、檜枝岐村の新しいお土産です。

◎まとめ

いかがでしたか?やはり檜枝岐と言えば岩魚ですね。今回ご紹介した岩魚の甘露煮や岩魚味噌は通年販売していますが、冬の檜枝岐に吹く凍えるような寒風で干した季節限定の「岩魚の寒風干し」は時期があえばぜひ。旨味がぎゅっと閉じ込められていて絶品です。昔話に出てきそうな山あいの村で、村民自慢のお土産を買って帰って下さいね。

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