名称:TOKO-TOKOマルシェ
住所:大田原市中央1-3-15
公式・関連サイトURL:http://machikan.net/toko.html
栃木県北東部の那須地方にある大田原市。「扇の的」のエピソードで有名な那須与一や、俳聖松尾芭蕉などとの関わりの深いところとして知られています。歴史的な観光スポットだけでなく、豊かな自然も見どころ。そのため、伝統を受け継ぐ工芸品や、山々の恵みの美味しい食材といったお土産品が多数存在します。そんな魅力いっぱいの大田原市から、もらって嬉しい、あげて喜ばれるお土産を厳選。5つ取り上げるので、大田原を訪れる際の参考にしてみてくださいね。
1. とうがらし
大田原はかつて、唐辛子の産地として名を馳せていました。昭和初期から「栃木三鷹(とちぎさんたか)」と呼ばれる品種が栽培され、収穫を迎える秋には一面が真っ赤な絨毯に見えるほどだったとか。失われてしまった原風景を復活させようと、大田原市では唐辛子の栽培普及活動を積極的に行っています。
大田原産「栃木三鷹」は、辛みが強くて色調も鮮やか。摘み取りや乾燥などの作業が容易で保存に強いといった特長があります。道の駅や産地直売所では、栃木三鷹を使用したお漬物やお土産商品がいろいろ並んでいますよ。
また大田原市内の飲食店などでも、唐辛子を使ったメニューが次々と開発されています。安心・安全の大田原市産の唐辛子を、ぜひとも旅のお土産にいかがでしょう。
2. 薯蕷饅頭
おはようございます♪
— 菓子づくり松月 佐久山店 (@shougetsu2505_1) October 27, 2017
本日27日は、毎月限定、忍饅頭の日です。
ご来店お待ちしております。#松月 #栃木 #大田原 #和菓子 #黒蜜 #きな粉 pic.twitter.com/cdBdBWiVF4
旧奥羽街道沿いにある和菓子店「松月」は、薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)が有名!薯蕷とはナガイモ類のことで、芋を皮に練り込んだ饅頭は、ふわっとした食感に蒸し上がります。菓子職人の力量が分かるとまでいわれる薯蕷饅頭ですが、「明治神宮献上」の肩書をもつ松月のおまんじゅうは折り紙付きのおいしさ!かさばらず値段もお手頃なので、お土産にもぴったりです。
また、和菓子店とは思えないピンクの肉球がキュートな「でかにゃんこ」や、可愛らしい「猫どら焼き」もおすすめ。毎月27日のみ限定販売の「忍饅頭(じんまんじゅう)」も人気なので、もしこの日に大田原へ出かけることがあれば、ぜひお土産にどうぞ。
名称:菓子づくり松月
住所:大田原市佐久山2505
公式・関連サイトURL:https://ja-jp.facebook.com/k.shogetsu/
3. 鮎の甘露煮
大田原市内を縦貫する清流那珂川は、昔から天然アユの漁場として多くの釣り人に愛されてきました。木や竹で簀や籠を張り巡らせた簗が、川のあちこちに点在しています。平成14年度には、日本釣振興会によって「天然アユがのぼる100名川」にも選定されました。
また平成10年度以降、大田原市はアユの漁獲高日本一を継続中。そんな那珂川と湯坂川の合流点にある「高橋商店」は、鮎の甘露煮が絶品と評判のお店です。周辺には天然アユの塩焼きや甘露煮を生業とするお店が数軒並んでいて、アユ独特の香りが漂います。
骨も柔らかで、頭から尻尾の先まで全部食べられますよ。新鮮なアユと秘伝のタレで丹念に仕上げた味わい深い逸品で、釣り人だけでなく観光客にも喜ばれています。大田原自慢のとれたて天然アユをぜひ味わってみてください。
名称:高橋商店
住所:大田原市黒羽向町3
公式・関連サイトURL:http://www.ayukanroni-takahashi.com/
4. 竹工芸
大田原市は竹林も多く、上質の竹が育つことでも知られています。上野動物園のパンダの餌には、なんと大田原産の竹の笹が供されているんですよ。
そんな大田原は竹工芸もさかんで、昭和57年には国の重要無形文化財に指定され、人間国宝の工芸家を何人も輩出しています。その繊細な竹組みの作品は、どれをとっても見事というほかありません。
日曜品として使うだけでなく、インテリアとして置いておいても絵になる大田原の竹工芸。自分用のお土産にぜひ1つ選んでみてください。
名称:与一伝承館
住所:大田原市南金丸1584-6
公式・関連サイトURL:http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2013082766168/
5. 大田原銘酒六つ蔵
@krin55214831 ぜひこれと一緒に!! 大田原市の銘酒六つ蔵セット☆大田原の地酒6本セットです(笑) pic.twitter.com/AidIesmzSa
— 与一くん (@yoichikun41) November 5, 2013
那須野の湧き水に育まれて、大田原市内には栃木県でも最多の6の酒蔵があります。6蔵全部と大田原市の商工団体、そして行政がタイアップして誕生したお土産が、「大田原銘酒六つ蔵」です。
その名の通り6つの酒蔵の清酒が6本セットになったもので、ひと箱で6種類の味が楽しめるお得なお土産ですよ。那須の広大な大地で自然ろ過された伏流水から醸される清澄な地酒。ぜひお土産に購入して、その違いをじっくり堪能してください。
名称:鳳鸞酒造
住所:大田原市住吉1-1-28
公式・関連サイトURL:http://www.ohtawara.info/spot_detail.html?id=126
◎まとめ
歴史と自然に恵まれた大田原市のお土産特集をお送りしました。餃子で有名な宇都宮市と、保養地として知られる那須塩原市に挟まれた大田原市。観光のイメージが今ひとつ湧かないかもしれませんが、伝統と技に支えられたお土産がいろいろあります。
食に目を向ければ、地元品種の唐辛子に天然アユ、そして清らかな地下水から醸造される地酒と、美味しいものがいっぱい!ぜひ栃木県北部を訪れたら、大田原市にも立ち寄ってみてください。
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