ニューヨーク市北端の静かなエリア!ノース・ブロンクスに行ってみよう

ニューヨーク市北端の静かなエリア!ノース・ブロンクスに行ってみよう

ニューヨーク市の最北にあたるブロンクス区は、5つの行政区のなかで唯一島ではなく大陸とつながっている地域。だからというわけではありませんが、ニューヨークのなかでもとくに静かでのどかなエリアとなっています。

日本でいうところのベッドタウンのような住宅地が広がるブロンクスでは、マンハッタンなどの中心部とはまったく違ったニューヨークの暮らしを垣間見ることができます。観光地化はされていませんが、都心からも気軽にいけるので、ニューヨークの別の一面を見てみたいという人にオススメです。

ブロンクス区はさらにノース・ブロンクスとサウス・ブロンクスの大きく2つのエリアに分けられませすが、ここではノース・ブロンクスに特化してご紹介しましょう。

目次

ニューヨーク市北端の静かなエリア!ノース・ブロンクスに行ってみよう

1. ダーフナー・ジュダイカ・ミュージアム

ダーフナー・ジュダイカ・ミュージアムは、ナチの迫害を逃れてアメリカに渡ったバウム夫妻が、1982年に自邸に開いた私設美術館です。当初はユダヤの文化を伝えることが目的でしたが、今日ではそれだけにとどまらず、現代美術やニューヨーク・ヤンキースにまつわる資料展示なども行われています。

定期的に展示会や教室が開かれているので興味のある方は下記URLを参照して下さい。現在は、リバースプリング・ヘルスという複合文化センター内の一施設となっています。

2. ヴァン・コートランド・パーク

ヴァン・コートランド・パークは、ノース・ブロンクスのかなりの部分を占める広大な森林公園です。高速道路が何本も貫通しているほど広い園内には、野鳥が集まる大きな池や2つのゴルフコース、そして種々のスポーツができるコートや施設など、さまざまなアクティビティの設備が揃っています。

バードウォッチングや湖畔散策が楽しめる春~秋はもちろん、冬もあたり一面雪景色になって綺麗な場所ですよ。ノース・ブロンクスへ足を運ぶなら、ぜひ訪ねてみてください。

3. ウェーヴ・ヒル公立公園

出典: David Berkowitz

ウェーヴ・ヒル公立公園は、ノース・ブロンクスエリアのハドソン川沿いにある、植物園兼美術館のような場所です。名前にHillがついている通り丘の上にあるので、ハドソン川やニューヨークの街並みを一望することができます。

園内にはたくさんの植物や木々が生い茂っていて、その中をハイキングすることができます。また、レストランも併設されているので、お昼を挟んでゆっくり過ごせますよ。

ニューヨークとは思えないほどのどかな場所で、空気も美味しいので、ノース・ブロンクスエリアののどかな雰囲気を味わうには絶好のスポットといえるでしょう。

4. ハケット・パーク

最後にご紹介するのは、ヴァン・コートランド・パークとウェーヴ・ヒル公立公園の間に位置するハケット・パークです。他の2つに比べると格段に小さく、とりたてて何らかの施設があるわけでもない、こじんまりとした公園です。

周囲の建物が見えないほど豊かな木々に囲まれた静かなところで、地元の人たちが散歩やランニング、読書などを楽しんでします。道を挟んだ隣のビンモント・ベタラン・パークには野球場や遊具広場などもありますが、こちらも木立が爽やかな憩いの公園。ノース・ブロンクスの人々の日々の暮らしに触れるには絶好の場所ですよ。

◎まとめ

ブロンクス区の北半、ノース・ブロンクスエリアにフォーカスしてご紹介しました。大きなモールや、華やかな街並みがあるわけではありませんが、自然に囲まれゆったりとした時間が流れていく気持ちの良いエリアです。

ニューヨークの都心でショッピングや観光を楽しんだ後に、ノースブロンクスエリアまで足を伸ばしてゆっくりしてみてはいかがでしょう。

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