外国気分が満喫できる？！福生の観光スポット丸わかり！

東京都の多摩地域中部に位置する福生市（ふっさし）。新興住宅地が多いこの街は、行政面積の約3分の1を在日アメリカ空軍横田基地が占める基地の街でもあります。そのため、アメリカ人をはじめとする外国人がいっぱい！まるで海外にいるような雰囲気が漂っています。

そんな福生市に魅了されて居を構える有名人も少なくないのだとか。作家・村上龍氏の代表作『限りなく透明に近いブルー』の舞台にもなったことでも有名ですよね。今回は、外国気分を満喫できる福生でおすすめの観光スポットをご紹介していきます。

1.ベースサイドストリート

福生観光の目玉といえば「ベースサイドストリート」！横田基地に沿うように走る国道16号線沿いの道で、とにかく異国情緒にあふれています。アンティークな雑貨店やジーンズの古着ショップ、さらにはアーミーグッズを扱う店など昔懐かしいショップがずらりと建ち並びます。

中には、扉を開けるのを躊躇してしまいそうなマニアックな雑貨屋さんもありますよ。価格帯もプチプライスやワンコインからあるのが嬉しいですね。店舗によっては米ドルの使用が可能。どっぷりとアメリカ気分に浸れること間違いなしです。

沖縄で有名なアメリカンなアイスクリームを味わえる「ブルーシールアイスクリーム」や、ピザの老舗「NICOLA PIZZA」など人気のグルメスポットも満載。テイクアウトして食べ歩きしながら福生観光を楽しむのも、アメリカっぽくてカッコイイですね。

2.横田基地日米友好祭

存在は大きくても普段は立ち入ることができない横田基地。そんな近くて遠い存在の基地を充分に観光できるイベントが「横田基地日米友好祭」です。毎年夏の2日間、日米友好を目的としたお祭りに多くの観光客が来場。航空機の展示やステージでのショー、アメリカンフードの屋台などで賑わいます。

来場する方は持ち物などに制限があるので、ホームページをチェックしておくのがおすすめ。また、近隣には駐車場が少ないため、公共交通機関を利用すると良いですよ。

3.福生フレンドシップパーク　フリーマーケット

国道16号線沿いの福生フレンドシップパークでは、毎月第2日曜日にフリーマーケットが開催されています。横田基地に向かい合う立地ということもあり、他のフリーマーケットでは味わえないアメリカンな雰囲気が！普段使いできる古着をはじめ、オールドアメリカンな骨董品やミリタリーグッズがそろいます。

出店者との値切り交渉を楽しみながら、福生観光ならではの掘り出し物をゲットしましょう。
開催場所が公園なので、お子様も一緒に楽しめるのがうれしいですね。

4.福生アメリカンハウス

福生の横田基地周辺に残るアメリカンハウスは、戦後まもない頃にアメリカ人兵士のために建設された平屋の一戸建て住宅です。1970年代以降はミュージシャンの故・大瀧詠一や、デザイナーの五味太郎氏など様々なジャンルのアーティストが住んでいたのだとか。この地に住んだ若者が次々と大成する「福生幻想」というブームまで起きました。

「福生アメリカンハウス」は、2014年7月に福生武蔵野商店街振興組合が運営するコミュニティ施設としてオープン。当時の雰囲気を再現し、写真やパネルの展示でその歴史を垣間見ることができます。自由に観光できるので、福生の街のあゆみを知る機会としてぜひ訪れてくださいね。

5.福生インターナショナルフェア

アメリカンな雰囲気漂う福生の街が、一段と華やいだムードに包まれる「福生インターナショナルフェア」。1989年から毎年秋に開催される、異国情緒たっぷりのイベントです。横田基地に面する商店街をメインに、衣料品や雑貨などインポート品を販売したのがこのイベントの始まりでした。

現在では、クラシックカーやマーチングバンドのパレード、ダンス、ミュージックライブ、各種ワークショップが開催され賑わいます。そしてイベントには欠かせないのがグルメ！目も舌も大満足な多国籍フードの屋台が並びます。次から次へと繰り広げられるイベントと、目移りしてしまうほどの絶品グルメに、きっと時が経つのも忘れてしまうでしょう。

◎まとめ

福生の観光スポット丸わかり、いかがでしたでしょうか？日本にいながら思いっきり外国気分が味わえる観光スポットですよね。しかもどことなくノスタルジック。「日本で出会える懐かしいアメリカ」ともいえるのではないでしょうか。

ちなみに車で観光の場合、福生市周辺のオススメ自然スポットとして昭和記念公園があります。両方とも観光するルートが可能。アメリカンな雰囲気も自然も楽しめる！そんな欲張りな観光だってできますよ。都心からもアクセスが良好なので、思い立った時にふらっと観光も可能。ぜひ福生へ来てくださいね。

外国気分が満喫できる？！福生の観光スポット丸わかり！