注目度上昇中？！東京・三鷹で大人気の観光スポット12選！

隣の吉祥寺に負けず劣らず観光エリアとして注目度が高まる街、三鷹。その魅力は独自の文化や芸術、そして守り続けてきた歴史的建造物や自然と、多彩に潜んでいます。ジブリ美術館しか思い浮かばないあなたにこそ見てほしい！実は見応え抜群な観光地が潜む三鷹の人気スポットを、今回は12か所厳選してお届けします！新しい三鷹市をぜひこの目で確かめに出かけましょう。きっと素敵な観光が楽しめるはずです。

1. 三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の人気観光地といえばジブリ美術館は外せません。ここは日本を代表するアニメ「スタジオジブリ」の世界観が存分に詰まった美術館です。まさに映画の1シーンに登場しそうな不思議な外観からワクワクが止まりません。入り口付近にある受付では、観光に訪れたあなたを可愛らしいトトロが出迎えてくれますよ。

特徴は展示された作品はもちろん建物自体がひとつの作品であるということ。天井に繊細に描かれたフレスコ画や、吹き抜けが開放的な中央ホール、そしてどの展示室も作品に限らず天井や壁といった部屋の造りに工夫が施されています。ぜひ観光しながら注目してみてくださいね。もしかするとキャラクターの姿がどこかに隠れているかもしれません。

他にも常設展示｢映画の生まれる場所｣と題した、映画の作成現場を催した小部屋、大人気のネコバス、迫力満点の巨大ロボット兵、ここでしか見ることのできない特別アニメの上映など見どころ満載です！ちなみに三鷹の森ジブリ美術館では当日券の販売はなく、日時を決めての予約が必要ですのでご注意ください。三鷹観光をお考えの方は、早めに三鷹の森ジブリ美術館のチケットも確保しましょう！

2. 三鷹天命反転住宅

三鷹市の住宅街の一角に一際目を引くカラフルな住宅があります。ここ三鷹天命反転住宅は、芸術家であり建築家のマドリン・ギンズが手掛けた建築物。丸や四角が組み合わさった不思議な形と、色鮮やかに塗装された外観は誰もが足を止めてしまう可愛らしさ。三鷹観光の中でも定番といえるスポットです。もちろん外観を見るのも観光のひとつですが、せっかくならあの可愛らしい建物の中も覗いてみたいですよね！

実はこの住宅、一部の部屋は賃貸として実際に人が暮らし、他の部屋は見学や宿泊施設として運営されています。見学会ではさまざまなプログラムが用意され、建物について説明を受けることもできるので、外から見ているだけではわからない違った視点から三鷹天命反転住宅の魅力を知ることができるチャンスです！なお宿泊は、最低3泊4日から利用可能。芸術家が手がけた不思議な空間で、今までにない素敵なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

3.三鷹市山本有三記念館

レンガ造りのモダンな外観は、まるで異国に迷い込んだような気分が味わえます！三鷹駅からのアクセスは、歩いておよそ10分、バスを使えば「むらさき橋」バス停から歩いて2分ほどです。ここは、大正時代から数々の名作を生んだ作家・山本有三が暮らしていた家。建物の外観はもちろんのこと、館内も見どころ満載です。階段に設置されたステンドガラスからは反射した鮮やかな光が差し込み、館内を一層気品あふれる空間へと誘います。

そんな見ごたえのある館内の中でも特に注目していただきたいのが、畳や掛け軸、襖といった和を感じさせる書斎。洋風のオシャレな内装から一転、日本らしい安らぎのあるその空間は、山本有三が名作を生み出したひときわ特別な一室です。観光の際はぜひ注目してみてください。偉大な作家の心情が垣間見えるかもしれませんよ。

4.国立天文台三鷹キャンパス

観光としても天文学を身近に感じられるこの施設は、国立天文台の本部です。ここでは見学や定期イベントを実施しています。4D2Uドームシアターではリアリティあふれる宇宙映像、つまりプラネタリウムのような空間を体験できます。こちらは定例公開が行われ、申し込みが必要です。

そして解説付きの定例観望会や、夏休み・春休みには太陽観察会を開催。本部とあってさまざまな施設が置かれているので、イベントはもちろん気軽に見学へ訪れてみましょう。

5. 太宰治文学サロン

名高い小説家である太宰治が、30代の頃に暮らしていたのがこの三鷹市でした。そんな彼のゆかりの地である三鷹市の本町通りに建てられたのが、この太宰治文学サロンです。貴重な原稿や資料の展示のほか、太宰治文学サロン限定のグッズは観光のお土産として人気。

さらにガイドの方がいれば展示物について詳しい説明を受けられるほか、土曜・日曜・祝日に限り、要望すれば三鷹駅付近に点在する太宰治名残りの地を観光案内してくれます。彼が実際に暮らしていた街だからこそ、現在も鮮明に楽しめる太宰治観光へあなたもぜひ出かけてみてください。

6. 都立野川公園

バーベキュー広場からテニスコート、子供が喜ぶアスレチックまで多彩なアクティビティに富んだ公園。広々とした芝生広場はピクニックや観光の休憩場所にもぴったり！春には桜、秋には彼岸花など季節によって自然風景が移り変わるので、観光地としてももちろん楽しめます。また駐車場も併設されているのでピクニックやお花見の際、荷物が多くても安心です。

7. 三鷹市美術ギャラリー

三鷹市の文化を発信する場として開設されたこの施設は、三鷹駅の目の前という抜群のアクセスに加え、比較的遅くまで開館しています。仕事帰りにも気軽に立ち寄ることもできますよ。多彩なジャンルの展示、そして企画展を開催している他、施設の一部は三鷹市民に向けて貸出も実施。オリジナルのアニメを作成するワークショップなども随時開催されているので、お子さんとのお出かけや友達と観光しても楽しめます。

8. 星と森と絵本の家

国立天文台三鷹キャンパスの敷地内には、天文学の他にも子供たちに向けた学びの場が用意されています。それがこの「星と森と絵本の家」。辺りをたくさんの緑に囲まれ、自然の中で学習することができます。

気になる施設はというと、木造建築のレトロな外観が特徴的。館内には絵本や昭和時代に利用されていたミシン、火鉢、電話などが展示されています。家に和室がないお子さんからすれば、何もかも新鮮な体験かもしれませんね。こういった新しい出会いをはじめ、お子さんの心を豊かに育もうという工夫がたくさん施された星と森と絵本の家。ぜひ我が子の成長を間近に感じる観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

9. 龍源寺

境内には本堂を包むようにたくさんの木々が生い茂っています。中でも向かい合うようにたたずむ2本の大銀杏は見もの。外から境内を眺めてもはっきりとわかるほどの大きさです。秋になると葉が黄色く染まり、また違った龍源寺観光を楽しめるでしょう。

そしてもうひとつの観光の見どころといえば、新撰組・近藤勇の墓石、そして胸像です。ファンはもちろんのこと、胸像のたくましい表情には誰もが惹きつけられます。龍源寺には駐車場が併設されていますが、公共交通機関を利用してのアクセスなら三鷹駅から出ているバスが便利です。

10. 中近東文化センター

普段あまり身近で感じることのない中近東の国の文明や文化、歴史を紹介する博物館。武蔵境駅からバスで約10分、三鷹駅からはバスで約15分ほどでアクセスできます。ここ中近東文化センターには他国の多彩な魅力が盛りだくさん。

貴重な資料や伝統工芸品のほか、受け付けでは展示物にちなんだグッズも販売されています。エジプトで作られた焼き物や、歴史的場面や動物をデザインしたスタンプ、カタログなど観光の思い出として購入するのもおすすめです。

11. 三鷹八幡大神社

重圧感ある立派な拝殿や、木造でありながら柔らかな色合いが特徴の隣門、さらに境内には三鷹市の天然記念物スダジイが植わっています。

そんな観光地としての見応え十分な三鷹八幡大神社では、毎年9月には八幡大神社大祭を開催。参道には出店が立ち並び、地元の方や観光客など多くの人々が訪れます。そして大きな太鼓と神輿が街へと進みはじめるとその盛り上がりは境内に留まらず、三鷹市全体を明るく賑やかな雰囲気に染めていきます。JR三鷹駅から歩いて10分ほどですが、南口からバスを利用すればさらにアクセスが簡単ですよ。

12. 大沢の里

湧き水が流れ込む自然豊かな大沢の里。その水は湿性花園や田んぼ、ワサビ畑などに使用されています。5月には多くの鯉のぼりが空を舞い、爽快な自然風景を見せてくれます。さらには水車やちびっこ農業体験といった見どころも満載！

そして大沢の里は別名「ほたるの里」とも呼ばれています。例年だと6月頃にホタルの光り輝く姿を見ることができます。ここで見られるのはゲンジボタル。時間によっても見方が変わりますが、中でもホタルが辺りを飛び回る20時前の観光が最もおすすめです。

◎まとめ

人気の三鷹の森ジブリ美術館を筆頭に、美術館や博物館などアートに富んだ観光地がたくさんあります。また活気溢れるイベントも行われる三鷹。多彩な一面を兼ね備えているからこそ、これからさらに観光地として注目を浴びていくのではないでしょうか。

注目度上昇中？！東京・三鷹で大人気の観光スポット12選！