京都のお土産6選|定番お菓子から知る人ぞ知るものまでご紹介

京都のお土産6選|定番お菓子から知る人ぞ知るものまでご紹介

日本を代表する観光地「京都」には数えきれないほどのお土産があり、選ぶのに迷ってしまいますね。今回は誰もが知る京都の定番的なお土産から、ちょっと通なお土産品までの6選を、食品に限定してご紹介します。

その全ての共通項は「美味しい」こと、そして「地元・京都の人にも人気がある」こどです。ぜひ参考にしてくださいね。


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京都のお土産6選|定番お菓子から知る人ぞ知るものまでご紹介

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京都のお土産①阿闍梨餅(あじゃりもち)

出典: commons.wikimedia.org

京都土産の定番として知られているのが、1856年創業の老舗和菓子屋「満月」の人気商品、「阿闍梨餅(あじゃりもち)」。大正11年に二代目当主が考案したこだわりの半生菓子で、その特徴は上品な丹波大納言で作られた餡にあります。

あっさりとしていて甘すぎない粒餡が米粉をベースにした、しっとりとした皮に包まれています。

伝統の味を守り続けている満月の和菓子は、本店のほか京都駅ビルでも購入できます。トースターで少し温めてから頂くと生地が柔らかくなってより美味しくなりますよ。

京都のお土産②麩饅頭(ふまんじゅう)

伝統的な京都料理に欠かせない食材のひとつに生麩(なまふ)があげられます。麩というと乾燥したタイプを思い浮かべがちですが、京都の名物と言えば生麩。中でも「麩嘉(ふうか)」は江戸時代創業という最も古い京生麩の専門店です。

麩嘉の定番人気商品「麩饅頭」は、生麩に青のりを練りこみ、丹波大納言のこし餡が入った甘さ控えめの優しい味わい。口あたりはつるっとしていて、噛むとモチモチしたほど良い食感を楽しめます。ちょっと通好みな味なので、グルメな方へのお土産にどうぞ。ただし日持ちがしないので、当日渡せる場合に限ります。

常に約20種類もの生麩を販売していて、変わった所ではトマト麩、チョコーレート麩、ベーコン麩など。麩料理に欠かせない厳選味噌などの食材もたくさんありますよ。

京都のお土産③京サブレ

京都北山の有名洋菓子店「マールブランシュ」は、京都らしさ、和の心を意識した洋菓子作りをしています。人気の商品は数々ありますが、おすすめは京都の「京」の文字をかたどった「京サブレ」。抹茶とミルク、イチゴとホワイトチョコレート、プレーンと和三盆糖、ココアとビターチョコレートなどの組み合わせがあり、さくっとした食感と、口の中でほろりととろける味わいです。

日持ちして軽くてお手頃価格。パッケージも可愛くて人気です。季節の限定品も見逃せません。お濃茶のラングドシャなどお茶を使った商品は京都らしくて人気です。関東に進出していないお店なので、特別感があっていいですね。

京都のお土産④名代豆餅

下鴨神社にほど近い、出町柳商店街にお店を構える明治32創業の老舗和菓子店「出町ふたば」の「豆餅」は、地元の人に愛され続けている看板商品です。大粒の赤エンドウ豆がゴロゴロ練りこまれたお餅の中には、上品な甘さのこし餡がたっぷり。素朴でどこか懐かしい味の豆餅です。日持ちしないので、京都を離れる最後の日に買いましょう!

行列があっても店員さんがテキパキしていて早く列が進むので、諦めずに並んでみて下さいね。季節ごとの限定商品も豊富で、どれも美味しいと評判です。生菓子が多いのですが、日持ちのするお菓子が良ければ最中はいかがでしょう。

京都のお土産⑤五色豆

歴史ある京都の代表銘菓「五色豆」は、エンドウ豆と砂糖だけで創り出すとっても素朴な豆菓子です。発祥は約500年も前で、当時の禅僧たちが煎り豆に乾葉を絡ませて珍重していたのを御所が知るところになり、手が加えられ宮中の上菓子にまで発展。後に千利休が茶の湯の席で食したことから、千家の茶道と共に普及していきました。

丁寧に煎った青えんどうに数日間かけて何度も砂糖をまぶし、最後にニッキや青のりで色付けをするという手間暇かかった美しい五色豆は、ほのぼのとした味わいが魅力です。

美しい化粧箱入りは何とも情緒があって京都土産にピッタリ。五色豆は「豆政」や「本家船はしや」など様々な老舗和菓子店で作られているので、ぜひ食べ比べてみてください。

京都のお土産⑥京つけもの(千枚漬け)

甘い物が苦手な方へは、京都のお漬物はいかがですか。京都にはご紹介したいお漬物や有名店がたくさんあるのですが、今回は「京つけもの西利」の「千枚漬け」をピックアップします。

千枚漬けは、京野菜の聖護院(しょうごいん)かぶらを薄く切って、最高級の昆布とみりんを使って漬け込んだお漬物。独特のトロリとした食感、繊細な甘さ、昆布の旨味などが合わさりとても上品な味わいです。

千枚漬けというと冬の風物詩というイメージですが、京都祇園祭期間には限定商品として「夏の千枚漬け」が販売されるので、これも見逃せません。

味すぐき、玉ねぎ丸ごと、かぼちゃのあっさり漬け、しその実漬けなど数えきれないほどのお漬物があり、ほとんど味見もできます。京都駅ビルや百貨店など店舗は多いのですが、時間がある方は風情のある西本願寺前の本店へどうぞ。

◎まとめ

さすが京都!美味しそうな食べ物がいっぱいありますが、ご紹介したのはほんの一部にすぎません。

京都の人達は食にシビアなところがあるので、観光客だけを相手にしているようなお店はすぐに淘汰されてしまいます。そんな中で長きに渡って続けている老舗のお店は、それだけの実力があるということですね。

京都でのお土産探しは、まず老舗をチェック。渡す方の喜ぶ顔を浮かべながら美味しいお土産探しを楽しんでくださいね。

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