東京の伝統文化と歴史を感じたい人に!両国で必見の観光スポット5選

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東京の伝統文化と歴史を感じたい人に!両国で必見の観光スポット5選

隅田川にかかった橋の町・両国。普段は落ち着いた風情ある様子ですが、大相撲シーズンになると、相撲を観賞するため日本だけでなく世界中から多くの観光客が訪れ、ワイワイ賑わいます。路を歩けば「ちゃんこ鍋」の看板や力士さんの姿が。その独特な雰囲気は、ここでしか感じられない貴重なものですよ。

他にも両国には、歴史の情緒を色濃く残した観光スポットがいくつもあるので紹介していきます。知られざる東京観光にピッタリです。

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東京の伝統文化と歴史を感じたい人に!両国で必見の観光スポット5選

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1.両国国技館

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両国といえば相撲、相撲といえば聖地・国技館。両国駅からわずか徒歩約1分の場所にあり、相撲ファンや国内外からの観光客が大勢集まります。

相撲が国技館で行われるのは、1月・5月・9月の年3回でそれぞれ15日間。チケットの価格は座席の種類によって変わってきます。当日券もありますが、せっかくなら土俵近くの席で大迫力な観賞を。はっけよい!のかけ声が胸を熱くさせること間違いなし。

相撲だけじゃなく、最新の設備と10,000人以上収容可能な巨大さを利用して、プロレスやボクシングなどのイベントも行われます。

2.相撲博物館

両国国技館が相撲を”観る”場所なら、この相撲博物館は相撲を”知る”場所。両国国技館の1階にあるので、合わせて観光できますよ。

館内には、初代館長の酒井忠正氏が長年かけて集めて保存した、相撲に関する資料がたくさん展示されています。相撲ファンの方はもちろん、普段は知る機会の少ない伝統ある相撲の世界をここで一気に観光しながら学びましょう!

3.江戸東京博物館

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両国観光で特に人気があるのが、こちらの博物館。江戸・東京の歴史を時代順にわかりやすく展示しています。長いエスカレーターをのぼった先の入り口すぐには実物大の日本橋。渡ってジオラマコーナーや再現模型を観てまわっているうち、自然に「ふんふん」と頷いていることでしょう。広々とした館内空間には、江戸時代から明治、大正、昭和、平成という時の流れが凝縮されていて、東京の歴史の厚さと素晴らしさが心に沁みます。

館内だけでなく、特徴的な外観も魅力。出た後は、博物館前の広場に座ってくつろぐのがおススメですよ。観光の合間、穏やかな風に癒されましょう。

4.旧安田庭園

出典: Frotto

両国駅から歩いて徒歩5分ほどの隅田川沿いにある美しい庭園です。

池を中心にした回遊式となっていて、鴨やカメが池を泳いでいるのをベンチに座って眺めているだけで心地良い気分になれる、まさに都会のオアシスのような場所。観光にもピッタリ。

豊かな緑に満ちた庭園では四季ごとに花や紅葉が楽しめ、ドーム型の両国公会堂やスカイツリー、両国国技館など他の観光名所を望むこともできます。江戸が誇る一大イベントの隅田川花火を、ここから観覧することもできますよ。入場は無料で、通常は夕方18時まで開園しています。

5.回向院

回向院 両国 墨田区 東京

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都有形文化財の本尊阿弥陀如来や千体地蔵尊が見どころになっている回向院(えこういん)。

その歴史は、明暦3年(1657)に江戸史上の大惨事となったのが「明暦の大火(ふりそで火事)」にはじまります。この大火で亡くなった人々の多くは、身元や身寄りがわからりませんでした。そんな無縁仏となっていしまった人々を弔うために建立されのがこの寺院です。大火以降も、天災や人災の被害者、遊女や受刑者、動物などが埋葬・供養されるようになりました。

また寺院自体も、関東大震災や太平洋戦争下の東京大空襲などによって、何度も被害を受けました。この回向院では、歴史の悲しみと慈しみを感じる貴重な観光ができます。

◎まとめ

このように相撲にはじまり、江戸東京の歴史と文化まで堪能できる素敵な町・両国。駅周辺のメイン施設を観光するのはもちろん、自然に満ちた庭園で休息したり、ぶらり脇道を散策するにもいい所ですよ。

両国観光を満喫した後はお腹を空かせて、ちゃんこ鍋をどうぞ。

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