ニューヨーク湾に浮かぶスタテンアイランドで必見の建築物をご紹介！

ニューヨークのマンハッタンからフェリーで渡ることができるスタテンアイランド。高層ビルが建ち並ぶマンハッタンとは対照的に、豊かな自然と住宅地が広がるのどかな雰囲気が漂うエリアです。古き良き時代を思わせる光景も随所に残っており、のんびりと街歩きするのにおすすめですよ。

見ごたえある建築物が多いニューヨークですが、スタテンアイランドにもとっておきの建築物があります。少し足を延ばしてでも訪れたい、魅力的な建築物をご紹介しますね。

1.The Conference House

美しい自然の中に佇むレンガ造りの建物。現在、スタテンアイランドの重要な建築物のひとつとして人々に愛されているThe Conference Houseです。その歴史は古く、1680年頃に建てられました。その後、増築や改装を重ね、現在はニューヨーク市が管理するミュージアムとなりました。地元の人はもちろん、観光客にも人気のスポットです。

スタテンアイランドで最初のハウス・ミュージアムとなったThe Conference Houseは、アメリカの歴史を学べる展示物や、定期的に開催されるイベントなど楽しめますよ。もちろん、美しい建築物を眺めながら自然の中をのんびりと散策するのもおすすめ。スタテンアイランドに訪れたら外せないおすすめのスポットです。

2.Staten Island Borough Hall

ニューヨークのランドマークのひとつでもある、「Staten Island Borough Hall」。1906年に建てられたこの建築物は、フレンチルネッサンス様式のレンガ造りが特徴的で、その美しい姿は存在感があります。中でも目を引く時計塔は、スタテンアイランドの街の至るところから臨むことができますよ。

中へ一歩足を踏み入れると、そこは大理石の床が広がる広々としたロビー。壁画やレリーフなどで彩られていて、まるで美術館のようです。壁画にはスタテンアイランドの歴史が描かれているので、じっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。繊細な建築技術の美しさを存分に楽しめるおすすめスポット。コンサート等のイベントが開かれていることもあるので、訪れる際にはスケジュールもチェックしてみてくださいね。

3.Our Lady of Mount Carmel Grotto

歴史的にも貴重で荘厳な建築物はもちろん魅力的ですが、スタテンアイランドには、少し変わった建築スポットもあります。1937年に造られた「Our Lady of Mount Carmel Grotto」は、独特な雰囲気の宗教的な建築物。「Grotto」というのは、イタリアのルネサンス末期からバロック期に掛けて見られた庭園意匠で、怪奇的なイメージが特徴です。

細かい装飾が細部にまで施されていますが、手入れが行き届いているので時を経た今でも美しいですよ。木々に囲まれ穏やかな空気が流れているので、スタテンアイランドの中でも静かに時間を過ごしたい時にはピッタリの場所。他ではなかなか見られないユニークな建築物は、一見の価値ありです。

4.St. Mary's Episcopal Church

スタテンアイランドの中でも歴史ある教会として知られる「St. Mary's Episcopal Church」。1905年に完成した貴重な建築物は、今も多くの参拝者や観光客が訪れる人気の観光スポットです。石造りの重厚な建物と優しい木の枠組みが温もりを感じさせます。

建物内に入ると、大理石でできた祭壇やステンドグラスのかわいらしい窓が印象的。心が落ち着く雰囲気は、ついつい長居したくなる心地よさです。建築の美しさを堪能するだけでなく、穏やかな気持ちになれるSt. Mary's Episcopal Churchにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

◎まとめ

スタテンアイランドの魅力的な建築物をご紹介しました。大都会ニューヨークとは思えないほど、ゆったりとした時間が流れているエリアです。歴史的に貴重な建築物も数多く残されていて、タイムトリップしたかのような気分。マンハッタンからほど近い場所にあるスタテンアイランドは、ホッと一息つきたい時にはピッタリの街ですよ。美しい自然と見ごたえある建築物に囲まれながら、新たなニューヨークの一面を見てみてはいかがでしょうか。

ニューヨーク湾に浮かぶスタテンアイランドで必見の建築物をご紹介！