ニューヨーク市ブロンクス区にあるシティ島へシーフードを食べに行こう!

画像出典:Doc Searls (CC BY 2.0)

ニューヨーク市ブロンクス区にあるシティ島へシーフードを食べに行こう!

マンハッタンの北、ニューヨーク市ブロンクス区の東岸に浮かぶシティ島は、全長約2.4キロ、幅が1キロという小さな島。北米大陸とロングアイランドに挟まれた湾の西奥に位置し、人口は4500人ほどです。

ブロンクス区の大陸側とは橋でつながっていて、マンハッタンからも、車はもちろん地下鉄とバスを乗り継いで行けくこともできます。そのため、ニューヨークのちょっとしたリゾート地として人気なんですよ。それでは、そんなシティ島について少しご紹介しましょう。

目次

ニューヨーク市ブロンクス区にあるシティ島へシーフードを食べに行こう!

1. シティ島ってどんなところ?

1685年頃、オランダ人がシティ島に最初に定住し、続いてイギリス人が引き継いで入植が進んだという歴史があります。現在は人口約4500人。島内には3つのヨットクラブがあり、船着き場にはクルーザーがたくさん停泊しています。街全体はニューイングランド風で、この小さな島にもちゃんと学校もあれば、病院や郵便局、図書館、銀行にスーパーもあるんですよ。

とくに夏には、ヨットやジェットスキーなどのマリンスポーツに、釣りなどを楽しむ人達で賑わいます。といっても、派手に開発されたようなリゾートではなく、鄙びた雰囲気もあり、メインストリートを外れると鹿やリスが現れるようなのどかな島です。

この島へやってくる観光客のお目当ては、マリンスポーツ以外にもう一つあるんです。それはシーフード!メインストリートであるシティアイランドアベニューの両側にはシーフードのレストランがずらりと並び、夏の週末には車の渋滞が起きるほど。ニューヨーク在住日本人の間でも、シーフードの島として知られています。

2. マンハッタンからどうやって行くの?

出典: mike from New York, NY, US (CC BY-SA 2.0)

マンハッタンからシティ島までは一見距離があって複雑そうに思えますが、たった1回の乗り換えで行くことができます。地下鉄6号線で終点のPelham Bay Park駅まで行き、次に駅前のバス停からBX29番「City Island」行きに乗りましょう。10分ほど走ると、橋が見えてきます。この橋を渡れば、もうそこがシティ島です。

島内には大きな通りが1本しかないので、島に入ってしまえばあとは迷うことはありません。バスの乗車時間は20分から30分程度です。車の場合はI-95に乗り、8BのCity Islandで降りましょう。ブロンクスというと治安が悪いというイメージがあるかも知れませんが、この島に入ってしまえばのどかそのもの。小さな島なので、ブラブラお散歩するのに最適です。

3. おススメのシーフードは?

冬の間はクローズとするお店もありますが、ほとんどのレストランは通年営業して、その数は何と30店舗以上。シティ島でのおススメは、オーダーを受けてから処理をする新鮮な貝類です。日本でもお馴染みのカキや、逆に日本では珍しい生の二枚貝(クラム)など、いずれもフレッシュ&ジューシーで、食感もたまりません。

また、欧風貝料理の定番クラムチャウダーもおススメ!ちなみに、トマトの入った赤いものをマンハッタン・クラムチャウダー、普通の白いものをニューイングランド・クラムチャウダーと呼びます。イギリスのスナックとして人気のフィッシュ&チップスは、モルトビネガーをたっぷりかけて食べると、さっぱり美味しく食べられますよ。

ちょっと豪華に、という人にはロブスター料理はいかがでしょう。ロブスターテールのフライやスチーム、サンドイッチにロブスターロールも、アメリカらしい一品ですね。メインストリート沿いにたくさんのお店が並んでいるので、好みのお店に気軽には行ってみましょう。

◎まとめ

マンハッタンからトータル1時間半程度で行けるちょっとしたリゾートの島シティ・アイランド。マンハッタンにも美味しいシーフードのお店はたくさんありますが、やはり海辺で食べる新鮮な魚介は格別ですね。

お値段もマンハッタンより安いので、ちょっと奮発してロブスターや生牡蠣を心ゆくまで味わってみませんか?

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