北海道の自然がたくさん!網走の湖と周辺の絶景スポット10選

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北海道の自然がたくさん!網走の湖と周辺の絶景スポット10選

オホーツク海に面し、広大な自然を感じることのできる網走。網走の自然の中には、国内や海外でも重要とされているものが多く、天然記念物や北海道遺産に指定されています。網走の大自然が作る絶景を見に訪れる観光客も増加。中でもオホーツク海や広大な湖は圧巻です。網走の湖を巡り、一生の思い出となる風景を探しに行きましょう。今回は、網走の湖と周辺にある絶景スポットをご紹介します。

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北海道の自然がたくさん!網走の湖と周辺の絶景スポット10選

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1. 網走湖

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古くから道東の景勝地として知られてきた網走湖。網走湖は大小7つの湖と砂丘、草原(原生花園)、丘陵からなる網走国定公園の一部です。

晴天の時は、網走の青空や周囲の山、植物が広い湖面に映る幻想的な風景を見ることができますよ。四季によって湖面に写り込む風景が変わるので、その変化も味わえることも網走湖の素晴らしいところ。冬には凍った湖面に穴を開け、ワカサギを釣って食べることができるので、ぜひ行ってみてくださいね。

2. ミズバショウ群生地(女満別湿生植物群落)

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網走湖畔のミズバショウ群生地。この地域は「女満別湿生植物群落」と呼ばれ、海水が流れ込む湖によってできた栄養豊富な湿地で、天然記念物に指定されています。ヤチダモ・ヤチハンノキ等の落葉広葉樹の自然林が約2kmにわたって帯状に続き、その林床に水芭蕉の群生が見られる網走を代表する景観の一つ。

見ごろは、雪解けしてからの4月中旬頃です。この時期から、水芭蕉の白い花がつけ始めます。湖の畔、葉を落とした木々の下、水芭蕉が絨毯のように白い花を咲かせている光景は、生命感が伝わってくるでしょう。また、美しい景観をオホーツク海の栄養を取り込んだ湖が支えるという、網走の大自然の醍醐味を感じることができますよ。こちらは撮影地としても人気のスポット。湖畔にはキャンプ場もあり、網走に来た際には是非訪れたい場所です。

3. あばしりフロックス公園

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東京ドーム約2個分の広大な丘陵地に、15万株以上のフロックスが咲き誇る天空の公園「あばしりフロックス公園」。地元のボランティアの方々が8年にも及ぶ歳月をかけて完成させた美しい公園です。貝殻で敷き詰められた白い歩道とあたり一面に咲く、赤、ピンク、紫のフロックス。

どこまでも続く北海道の青い空と、網走湖や、女満別の平野まで見渡せる眺望。フロックスのカラフルな色彩と、湖や空がつくる絶景は網走で外せない絶景スポット。湖が多いことも有名な網走には、網走でしか見れないような花々もたくさんあります。フロックスは、7月から徐々に咲き始め、8月中旬が見頃なのでお見逃しなく。

4. 女満別湖畔キャンプ場・野営場

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「女満別湖畔キャンプ場」は、網走湖湖畔にある湖のキャンプ場。広々とした芝生の上に落葉樹が影を落とす、とても穏やかな落ち着ける雰囲気があります。主にファミリー層の利用が多く、ほっこりとした光景。

スーパーやコンビニ、温泉が近くて様々な観光名所へのアクセスも良いので、大勢の観光客が利用しています。女満別湖畔キャンプ場は、網走湖の湖撮影スポットや、網走の観光名所までのアクセスも良いので、網走を観光する際の拠点としても人気の場所。早朝や夕暮れの湖の写真も余裕を持って撮ることができます。時間帯で変わってゆく湖の風景を見ることができるので、オススメの場所ですよ。

5. 網走湖畔大曲園地 ひまわり畑

出典: kiki / PIXTA(ピクスタ)

網走湖畔にあるひまわり畑。湖の近くに東京ドーム約4個分もの広さを持つ敷地一面にひまわりが咲いています。こちらも網走の有名な観光スポット。

9月中旬頃には150万本ものひまわりが咲き乱れ、その光景を園内の高架道から一望することができます。また夜間はライトアップされるので、日中と夜でどちらも楽しめますよ。

6. 能取湖

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能取湖(のとろこ)は網走国定公園の一部で、豊かな自然に恵まれた網走の代表的な湖です。能取湖の見どころといえばやはり、湖を赤く染めるサンゴ草の群生。サンゴ草とは本来アッケシ草と呼ばれるもので、塩湿地に生息する塩生植物の一種です。オホーツク海の海水でできた能取湖はアッケシ草の生育に最適な湖。普段は濃緑色ですが、9月上旬あたりから赤く色づき始め、10月の上旬まで楽しむことができますよ。

網走には、いくつかのサンゴ草の群生地があります。能取湖の卯原内地区は観光スポットとしても整備されているのでオススメ。青い空が映った湖と、その湖面に広がる真紅のサンゴ草の、青と赤、そして光の反射によってできる美しい光景は他では見ることはできません。能取湖では、網走の特徴である湖を原点とした美しい景色を見ることができます。

7. 呼人浦キャンプ場

呼人浦(よびとうら)キャンプ場も、女満別湖畔キャンプ場と同じく網走湖湖畔にあるキャンプ場です。ここは、能取湖と網走湖と二つの湖へ行きやすい場所にあるので便利。天都山(てんとざん)や網走湖畔大曲園地のひまわり畑などの観光名所が近くにあります。女満別湖畔キャンプ場のように湖のそばで過ごせる、網走の貴重なキャンプ場の一つ。

広い芝生と森林、そして湖があるのはやはり北海道の自然の恩恵ですね。網走市街まで約4km、様々な観光名所までのアクセスも良好で、さらに近くには温泉もあり、女満別湖畔キャンプ場に並ぶ人気のキャンプ場です。

8. 美岬のヤチダモ

美岬のヤチダモとは、能取湖方面にあるヤチダモの巨木。樹齢推定300年以上、幹周約460cm、樹高約37mの一面苔むした木で、四方八方にその立派な根を下ろしています。網走のたくさんの湖や観光名所に負けない穴場的な観光スポット。

この美岬のヤチダモは林野庁によって、後世に残していくべき「森の巨人たち100選」に選ばれた貴重な大木。自然豊かな森の中に堂々と立つ巨木は、生命の躍動を感じることができパワーをもらえること間違いなし。網走では珍しい森の観光名所です。網走の自然により一層、触れることができますよ。能取湖、網走湖に足を運ぶ際には是非行ってみてくださいね。

9. 能取岬

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網走では有名な観光名所の1つである能取岬(のとろみさき)。灯台と岬から見渡すどこまでも青い海や、彼方に連なる知床連山は、オホーツクの雄大さ、美しさを感じさせてくれます。春には福寿草の黄色い花が岬を飾ります。冬には流氷見物の特等席として、オホーツクの広大な海を流氷が流れる迫力の光景を見ることができるので、一年を通して楽しめるのもポイント。

また網走市営美岬牧場が隣接しているので、5月中旬から10月中旬には、放牧された牛や馬を見ることができます。動物と一緒にオホーツク海を眺めるのは北海道らしい贅沢な風景ですよ。

10. 濤沸湖

出典: Janat Sanguansuk/shutterstock

濤沸湖(とうふつこ)は、網走国定公園に含まれています。主に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録。網走で最も重要な湖ともいえるでしょう。海水が流れ込む湖は、生き物にとっては楽園。冬にはオオハクチョウ、オナガガモ等の渡り鳥が羽を休める姿を見ることができます。

年間250種程の野鳥が来ることに加え、オジロワシや大ワシ、タンチョウ等、絶滅危惧種に指定されている珍しい野鳥を目にすることも。夕暮れになると、夕日を背に鳥たちが湖で憩っていたり、飛び立ったりと映画のような光景が広がります。また濤沸湖の海岸側には、自然の花園である小清水原生花園があり、天然の花畑に囲まれながら、広大な濤沸湖とその後ろに連なる斜里岳や知床山を一望することができますよ。

◎まとめ

国定公園に指定されている網走は、自然でいっぱいの観光地。網走湖と能取湖、周辺の絶景スポットはオホーツク海の影響で、海水を含む湖から珍しい動植物が育っています。網走は湖のほかにも、網走の山海の幸をメインにしたグルメも豊富。観光施設も充実しており、様々なレジャー施設や宿泊施設もあるので、魅力的な観光地になっています。ぜひオホーツク海からの恵みがつまった湖を訪れて、自然、食べ物、遊びと旅行をお楽しみください。

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