ブロンクスのおすすめミュージアム4選！教会美術館から現代アートまで

ブロンクスの観光といえば、ブロンクス美術館やニューヨーク植物園が知られていますが、そのほかにもユニークなミュージアムも揃っています。天気が悪い日には、美術館や博物館をゆっくりと鑑賞するのも良いですね。ここではそんなときのために、ブロンクスのミュージアムの中からおすすめをご紹介します。

1. ブロンクス美術館

ブロンクス美術館はヤンキースタジアムの近くにある、コンテンポラリー・アートをミュージアムです。ニューヨーク中心部の有名美術館と比べるとこじんまりとしていますが、空間を上手に利用して、個性的なアートを数多く展示しています。普通の美術館とはひと味違った現代アートを楽しむことができ、美術ファンにおすすめのミュージアムです。

ミュージアムショップには、地元ブロンクスのアーティストに焦点をあてたグッズが多く置かれていて、写真集や画集のほか、アーティストたちの作品もたくさん並んでいます。また、ブロンクスの歴史や地理に関する本も多く、ニューヨークについて詳しく学びたい人におすすめですよ。イベントもしばしば開催されているので、ホームページでチェックしてくださいね。

2. クロイスターズ美術館

クロイスターズ美術館は、ブロンクス近くにあるメトロポリタン美術館の別館です。別館とはいえ、ビザンチン美術の芸術品が充実していて、たいへん見ごたえがあります。建物は古い教会を改装したものでとても趣があり、まるで中世のヨーロッパにタイムスリップしたような気分に浸ることができます。緑が茂る中庭も必見ですよ。

美術館の周囲はフォート・トライオン・パークとして整備されていて、とても穏やかな気分にさせてくれます。美術館はハドソン川に臨む丘の上にあり、景色も素晴らしいんですよ。マンハッタンの喧騒に疲れた時などには、とくに訪れてみてほしいミュージアムです。4月から10月にはミュージアム・カフェもオープンしているので、ゆったりとした時間を楽しんでください。

3. ヤンキース・ミュージアム

ニューヨークに来たら一度は観戦したいヤンキースの試合。でも時間がないという人は、ヤンキースタジアムのツアーやスタジアムの中にあるヤンキース・ミュージアムを訪ねてみてはいかがでしょう。

ヤンキース・ミュージアムには、ヤンキースに関する展示品がたくさん置かれていて、大リーグファンでなくても楽しめるミュージアムです。有名選手のユニフォームやサインボール、トロフィーなど、ここでしか見ることができない貴重な品々がたくさん並んでいますよ。なかには、日本選手のサインボールもあります。スタジアムツアーでは、有名選手の記念碑や永久欠番のプレートを見たり、フィールドや選手の使うベンチなどふだん入ることができないエリアを巡ったりするので、こちらも参加してみてくださいね。

4. アメリカ偉人のための栄誉殿堂

ブロンクス・コミュニティ大学のキャンパス内にあるミュージアムで、アメリカの偉人たちの像が約100体並んでいます。発明家、政治家、科学者などさまざまな分野の偉人の像があるので、知っている人を探しながら見学すると楽しいですよ。

ブロンクス・コミュニティ大学自体も緑豊かな学校で、のんびりと散策をするのにおすすめです。キャンパス内の芝生には、学生や家族連れなどが思い思いにくつろいでいます。

◎まとめ

ブロンクスのミュージアムは、マンハッタンにある有名な美術館・博物館に比べるとこじんまりとしているのですが、観光客も少なくゆっくりと鑑賞できるのでおすすめです。現代アートを鑑賞したり、緑に囲まれた庭園やキャンパスを歩いたりと、ブロンクスのミュージアムも楽しんでみてくださいね。

ブロンクスのおすすめミュージアム4選！教会美術館から現代アートまで