自由の女神、エンパイアステートビル、ウォール街、セントラルパークなど観光スポットの多いニューヨーク。映画やテレビで目にしたという方も多いのではないでしょうか。ニューヨークの交通手段と言えばイエローキャブ（タクシー）が知られていますが、他にはどんな交通手段があるのでしょうか。ここでは、分かりやすく、順を追ってニューヨークの交通システムを紹介していきます！
目次
イエローキャブが有名なニューヨークの交通手段をさらっと紹介！
1.主な交通機関
ニューヨーク市の地下鉄とバスは、MTAの地域交通ネットワークであるMTA ニューヨーク交通と、MTAバスという2つの交通システムがあります。
その他、MTAスタテンアイランド鉄道（NYCトランジットの地下鉄局の一部）や、MTAロングアイランド鉄道、MTAメトロノース鉄道、MTA橋梁およびトンネル、MTAキャピタル建設などもあります。
また、イエローキャブの愛称で知られるタクシーもニューヨークで利用されている交通手段の一つです。
2.ニューヨーク市の地下鉄（MTA）
ニューヨークではメトロカード（MetroCard）で、交通地下鉄を使いニューヨークの街を観光することができます。交通地下鉄の運賃はメトロカードで数ドルです。 また、65歳以上の方や障害者の方（減額メトロカードまたはメディケアカードを含む）は、運賃の割引があります。
ニューヨーク市の地下鉄には469の駅があり、24の地下鉄路線が通っています。路線は「A」などの文字で判別できるようになっています。ラインB、ラインCまたは1ラインなどの数字もあります。交通路線は、それぞれマンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズに対応しています。
スタテン島鉄道（SIR）はスタテン島を走っています。地下鉄の駅構内で地下鉄路線図（無料）をもらったり、オンラインでもチェックできます。
3.ニューヨーク市のバス（MTA）
ニューヨークではバスも地下鉄と同じメトロカードが利用でき、交通の便宜を図っています。バスの運賃は数ドルで、メトロカードまたはコイン（おつりなし）で利用できます。 65歳以上の方や障害者（減額メトロカードまたはメディケアカードを含む）は、運賃の割引があります。
ニューヨークのバス停留所は通りの角にあり、バスのマークとルート番号が書かれた背の高い丸い交通標識があります。屋根付きのバス停がある停留所もあります。ほとんどの停留所には、バス路線とバスの運行表が備えてあります。また、場所によっては小さなベンチも設置されています。バス交通をうまく利用して、ニューヨーク観光を楽にするのも一つのアイディアですね！
4.ニューヨークのタクシー（イエローキャブ）
タクシーはニューヨーク市民にかかせない交通手段です。マンハッタンの地下鉄では十分にカバーできていないエリアに、すばやく移動することができます。その一方で、多くのタクシーがあることで、交通渋滞も生じています。町のほとんどの交通渋滞には、街に貢献する10,000台以上のイエローキャブの存在があります。
▼タクシーをつかまえる
腕を頭の上に突き出し、自由の女神のように構えてください。タクシーの屋根の数字が点灯している場合は、乗車可能です。イエローのタクシーは、ニューヨーク唯一の存在です。よくある「黄色のタクシー」以外のタクシーは避けるといいでしょう。特に、ニューヨークを初めて訪れる方は注意して下さい。また、車のドアを閉じる前にシートベルトの着用を確認しましょう。
万が一、問題のあるタクシーがあったら、ID番号を記録して、タクシー・リムジン委員会（TLC）に報告してください。
◎まとめ
ニューヨークの地下鉄、バス、タクシーについて大まかに紹介してきました。映画にもなるくらい有名なイエローキャブは、ニューヨークの代名詞と行っても過言ではありません。せっかくニューヨークに来たら渋滞を覚悟の上で、市内をタクシーで回るのもニューヨークらしくていいかもしれませんね。また、地下鉄とバスは共通のメトロカードが使えるので、節約してニューヨーク旅行を楽しみたい方におすすめです。ニューヨークはブロック（街の区画）が変わると雰囲気もガラッと変わるので、注意して行動するようにしましょう。
