ニューヨークには世界を代表するものがいくつかありますが、世界最高峰のオペラ劇場があります。それがメトロポリタン歌劇場です。アメリカ随一のオペラハウスで、中の装飾はもちろん、キャストや演出も豪華！マンハッタンのリンカーンセンター内にあります。
オペラというと敷居が高いイメージですが、日本のオペラよりも価格が安い座席もあります。ニューヨークに行くならメトロポリタンでオペラ鑑賞をしてみませんか。今回はメトロポリタンで観るオペラ鑑賞についてご紹介します。
目次
メトロポリタンで贅沢気分を味わう！ニューヨークでのオペラ鑑賞ガイド
1.チケット入手方法
メトロポリタンで観るオペラのチケットの入手方法は簡単。渡航前（日本から）であれば公式サイトから購入できます。しかも、このサイトは座席と一緒に値段も表示されていて、席をクリックすると座席からの見え方の画像を事前に確認することができる便利な機能もあります。
チケットを購入したら、受取はオペラ上演当日、劇場内にあるチケット売り場・ボックスオフィスでできます。英語に不安な方は購入に使ったクレジットカードと購入確認画面を印刷して持っていきましょう。
メトロポリタンで上演されるオペラのチケットで一番安いのは最上階のファミリーサークル。手すりで舞台が見えにくいポイントもあるので、購入前に画像で見晴らしを確認してみましょう。最上階とは言っても、一流のオペラ歌手の声やオーケストラの音楽はしっかり聞こえるので、音大生などが選ぶことが多いです。
2.当日券
ニューヨークに来て、オペラを見たくなったという人は当日券の購入もできます。人気のオペラは完売になっている可能性が高いですが、メトロポリタンのチケット売り場かインターネットで購入できます。
チケットが完売したオペラでも、当日販売の立見チケットが手に入るチャンスがあります。販売開始時間を事前にチェックしておきましょう。インターネットでの購入の場合、すぐに手続きできるように、事前にアカウント作成をしておくのがお勧めです。
また、当日販売のチケットには抽選または先着順で安く販売するラッシュ・チケットもあります。これは、日曜公演以外の取り扱いになっています。ルールがあり、インターネットのみでの販売になります。事前に購入できなかったとい方はぜひ活用してみてください。
3.オペラ鑑賞前に確認すること
オペラ鑑賞となれば服装が気になります。メトロポリタンでは特にドレスコードは決まっていませんが、高額の席になると男性はタキシード、女性はドレスを着ている人もいます。逆に一番安い席になるとドレスの人はほとんどいません。購入したチケットの金額に合わせて服装をコーディネートしましょう。せっかくのニューヨークのオペラなので、思いっきりオシャレをして楽しんで下さい。
休憩は1部ごとにあります。上演中は出たり入ったりが禁止されているので、この間にトイレはお忘れなく。また、シャンパンやコーヒーや軽食もあるので、贅沢な気分を味わいましょう。メトロポリタンの中にはレストランもあります。予約が必要なので、チケット購入時に一緒に予約することをお忘れなく。
4.おすすめオペラ
メトロポリタンでは時期によってオペラの演目は変わりますが、その中でもお勧めがアイーダ、ラ・ボエーム、トスカ、カルメンです。日本人やオペラを聴いたことがない人でも知ってるメロディーもあり、見た目にも豪華で楽しめます。これらの演目は人気があるので早目に予約しましょう。
メトロポリタンの座席には字幕モニターもあります。残念ながら日本語はなく、表示できるのはオペラに使われている原語と英語訳だけ。字幕がなくともせっかくの生鑑賞ですので、しっかり舞台を見て豪華絢爛な演出や、歌手の演技を楽しみましょう。
分からなくて寝そうと思う人は事前にネットなどで観に行くオペラの大まかなストーリーを見ておくのもおすすめです。また、アリアという歌手がソロで歌う曲も聴いておくと、当日はさらに楽しめます。
◎まとめ
ニューヨーク、メトロポリタンでのオペラ鑑賞をご紹介してきました。オペラは総合芸術というだけあって音楽はもちろん、舞台美術や衣装、ダンスもあって、初めての人でも十分楽しめます。
オペラシーズンは9月下旬から5月初旬。この期間にニューヨークへ行く予定の人は今からチケットをチェックして、ニューヨークで贅沢気分なオペラ鑑賞をお楽しみください。
