旅行先で移動手段としてはタクシーは非常に便利です。慣れない土地での移動で地図を片手に迷って経験はありませんか?でも、タクシーなら、大きな荷物があったって、歩き疲れていたって、大雨が降っていたって、ただただ車に乗り込み、運転手さんに行先を告げるだけで、連れて行ってもらえる、まさに魔法の絨毯。それがタクシーではないでしょうか。
でも慣れない国で、タクシーを利用する時ってちょっと度胸がいるのも事実です。言葉の壁や料金システム心配、治安の問題など心配なところはありますよね。多少迷子になってでも、バスや電車、徒歩での移動使用と考える方も多いのではないでしょうか。
そのため、ニューヨークを観光をするときに、タクシーを上手に利用する方法をまとめてみました!ニューヨークを賢く観光したいという時に活用してみてください。
目次
ニューヨークでタクシーに乗ろう!疑問点から乗り方までのまとめ決定版!
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1.タクシーを選んで乗りましょう!
日本でもさまざまな会社のタクシーや個人タクシーがあるように、ニューヨークにも色々なタクシーが存在しています。ぼったくりなどがよく発生しているのが、黒タク・白タクと呼ばれるタクシーです。黒いタクシーはメーターがついておらず、白いタクシーは自家用車を使った車で公認の免許を受けていません。そのため、黒タク・白タクは法外な金額と請求される可能性があるので、乗らないように気を付けましょう。
タクシーに乗る時は、ニューヨークの許可を受けている黄色いイエローキャブを選んで乗るようにしましょう!ドア部分にTのマークが目印です。また、イエローキャブは空車のとき、車上のランプが点灯しています。さらに、回送のとき「Off Duty」というランプが点灯してます。よく確認してから捕まえましょう!
2.ニューヨークのタクシーの料金システム
ニューヨークのタクシーの料金システムは意外とシンプル。初乗りは日本よりも安く1マイル(約320m)毎に、料金が加算されていきます。
ただ、忘れてならないのがチップの存在。チップ文化がない方には、かなり厄介な存在ですよね。でも、支払う手順さえ間違わなければ焦らないで大丈夫。タクシーが目的地に到着したら、料金メーターの金額が、運賃です。ここまで日本のタクシーと全く同じ。まず、その金額を支払いましょう。
そして、お釣りを受け取ったらチップを渡しましょう。タクシー料金を支払うタイミングで15パーセント~20パーセントの金額を計算しておくと、おつりをもらった後がスムーズかも知れませんね。
3.クレジットカードが利用できます!
空港に到着してすぐ利用する時や、帰国時で手元に米ドルがほとんどない時ってありますよね。そんな時もわざわざ両替しなくても大丈夫。現在、ニューヨークのイエローキャブのほとんどがクレジットカードで支払機能がついています。タクシーに乗り込む前、クレジットカード支払いが可能か確認しましょう。
タクシーが目的地に到着したら、後部座席に支払い金額が表示されたモニターがあるので、クレジットカードを選択します。続いてチップの額を入力し、カードリーダーにお持ちのクレジットカード挿入してスライドさせたら終了です。
4.タクシーの拾い方と行先の伝え方
ニューヨークのタクシーを捕まえる方法は日本と全く同じです。路上で手をあげるだけで、空車のタクシーは停車してくれます。タクシーの上にランプが点いていたら空車であるサインなので停車してくれるでしょう。ただし、ランプが点いていなかったら、予約車のタクシーなので停まってくれませんのでご注意を。
タクシーに乗り込むと、運転手さんに行先を伝えますが、その時のポイントは、建物の名称ではなく、ストリートとアヴェニューで伝えるようにしましょう。英語が話せない方は、地図を見せたり、文字にして見せてみるといいでしょう。
5.最新システムUber
スマホのアプリで、タクシーの配車予約から支払いまでを済ますことができ、ニューヨーク市内でも活用されています。事前に自分の現在地、目的地、そして支払いまでをスマホで済ませてしまうので、実際タクシー内でのやりとりが省け、また前もって料金が確定しているので、思っていた以上の金額になった!ということもありません。
Uberは、個人タクシーですが、ニューヨークに登録が必要があります。そのため、安全面に関しては、イエローキャブと同じレベルです。ただ、チップについてはタクシー運賃と合わせて、事前に支払いを済ませておくことができず手渡しなので、下車する際にご注意くださいね。
◎まとめ
ニューヨークでタクシーを利用するときに、おさえておきたいポイントをご紹介しました。これまで、不安であまりタクシーを使っていなかった方も観光の足としてタクシーを使いこなせるのではないでしょうか。ニューヨークで黄色いタクシーを乗りこなせたら、映画の登場人物みたいで観光気分も満喫できるはずです。ぜひニューヨークの足の1つとしてタクシーを利用してみてください。