石垣島はサンゴのパラダイス!サンゴ礁の楽しみ方&スポットまとめ

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石垣島はサンゴのパラダイス!サンゴ礁の楽しみ方&スポットまとめ

八重山諸島に属する石垣島は日本でも有数な大自然囲まれた離島です。白い砂浜や青い海も良いですが、注目していただきたいのは島を囲うように広がる色彩豊かなサンゴ礁。石垣島を含め、八重山は美しいサンゴ礁がたくさんあることでも知られています。

そんな石垣島でサンゴの生態や楽しむポイント、観察におすすめのスポットをご紹介!サンゴの魅力を知り尽くして楽しみましょう。

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石垣島はサンゴのパラダイス!サンゴ礁の楽しみ方&スポットまとめ

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1. サンゴはどんな生き物?

枝分かれした植物のような、時にはゴツゴツとした岩のような姿に見えるサンゴ。魚などの水中生物とはことなり全く動きませんが、サンゴはイソギンチャクやクラゲと同じ分類の腔腸生物という生物です。

サンゴという生物はポリプと呼ばれる個体が共通する骨格に集まってものが、誰もがイメージするサンゴ礁になります。サンゴの種類はたくさんおり、世界では約600種以上、日本では400種以上発見されており、沖縄は日本で発見された約9割が生息しているのです。

そんな多くの種類が生息する沖縄のなかでも、石垣島は日本で最も多くの種類が生息してる地域であり、世界的にも貴重な場所。特に石垣島東部の白保地区の海岸には、海岸から南東へ約10km、最大幅1kmにも渡る白保サンゴ礁が有名です。北半球で最も大きいアオサンゴ大群生がある場所としても知られています。

2. 石垣島を代表するアオサンゴとハマサンゴ

アオサンゴは白保地区でも限られた海域にしか生息していません。名前からして青いイメージがありますが、アオサンゴ群生は葉っぱ状の茶褐色のサンゴで、大きなものでは高さ1mほどの群体をつくることもあります。

なぜアオサンゴと呼ばれているのかというと、秘密は骨格の色。通常のサンゴは骨格が石灰質の白色なのですが、アオサンゴの骨格は青。これは、骨格に鉄分が豊富に含まれているからとされます。このことからアオサンゴと呼ばれているのです。

他にも石垣島を代表するサンゴにはハマサンゴも挙げられます。白保地区に生息する黄色い色が特徴的なユビエダハマサンゴは、枝分けしたポリプが特徴。石垣島では大規模なユビエダハマサンゴ群生も見ることが可能です。群生の周りを熱帯魚が泳ぎまわる姿は黄色い花畑を連想させるほど美しいのが魅力。

3. 石垣島のサンゴは「しらほサンゴ村」で学ぼう

しらほサンゴ村は2000年に設立された白保サンゴ礁を保全するための施設です。年々数が減っているサンゴ礁を守るために、多くの人々の募金などの協力によって建てられました。

こちらの施設では、サンゴ礁の調査研究、環境保全などを中心に白保の住民と協力して活動を行っています。施設内にはサンゴの生態や自然との関わり方、さらには白保の海に関することを展示物を通じて学ぶことが可能。

施設内にはテーブルや椅子もあるので、ちょっとした休憩利用もできます。日曜日には中庭で島特産の野菜や果物、ハンドメイドアクセサリーなども販売する市場も楽しいのでオススメ。他にも八重山民謡ライブが行われるなど、各種イベントにも注目です。

4. ダイビングでじっくりサンゴを観察しながら海中散歩

サンゴ礁をじっくり間近で観察するならダイビングがオススメ!ダイビングでは深くまで潜ることができるので、浅瀬ではなかなか見れない数百種類にも及ぶたくさんのサンゴが見れます。

石垣島の北部は特に透明度の高い海なので、透き通った海中から見渡す限り広がるサンゴ礁を観賞できるので最適です。そして、周辺にはサンゴ礁の近くに生息する色鮮やかな熱帯魚の姿もたくさん見られ、その神秘的な光景に誰もが魅了されるはずです。

時には人懐っこいマンタと一緒に泳げることもダイビングでサンゴ礁を楽しむオススメのポイントです。ダイビングにはライセンスが必要だと思う方も多いですが、各ダイビングショップなのでは気軽にダイビングを楽しめる体験ダイビングのツアーを実施しています。体験ダイビングに参加するなら、「石垣島ブルーダイブ」がオススメ。ライセンスが欲しい方は、ライセンス講習への参加をしてみると良いでしょう。

5. サンゴ礁とウミガメが見れるダイビングスポット「底地沖パラダイス」

石垣島の名勝である川平湾近辺にある底地沖は透明度がとても高く美しい海。水深5m~25mの底地沖パラダイスは、石垣島の3本指に入るほど美しいサンゴが見られる人気ダイビングスポットです。

サンゴに覆われた根が連なり、広大なお花畑のような美しいサンゴ礁が見え、さらにその周辺にはたくさんの魚が群れる姿も。そこはまさに、パラダイスにふさわしい名です。ウミガメとの遭遇率も高く、運がよければマダラトビエイにナポレオンフィッシュと、珍しい魚とも遭遇することができるかもしれません。

美しいサンゴ礁と一緒に、たくさんの可愛い魚と出会うことができるスポットです。流れもほとんどないので、初心者でも安心してダイビングを楽しむことが可能。底地沖パラダイスへのダイビングは半日から1日で楽しめる「ぷしぃぬしま石垣店」の体験ダイビングがオススメです。

6. 濡れずに幅広い年齢層が楽しめるグラスボード

水の中には潜ってみたいけど、なるべく濡れずにサンゴ礁を見たい方は、グラスボードの参加がオススメ!グラスボードでは、船底がガラス張りとなっているので、船の上から透明度が高い美しい海中を見ることができます。

海に潜る必要がないのでずぶ濡れになる心配もなく、ダイビングが難しい小さな子供からご年配の方と、幅広い世代でサンゴの観賞が可能。なので、ファミリーやカップルのデートにも最適です。グラスボードでサンゴ礁を見るのなら、石西礁湖(せきせいしょうこ)がある竹富島周辺の海域が絶好のポイントです。

石西礁湖は石垣島と西表島の間にあり、国内最大級を誇るサンゴ海域です。船底のガラス板からテーブルサンゴや枝サンゴなど、色も形もそれぞれ異なる豊富なサンゴ礁を見ることができるでしょう。グラスボードは石垣島ターミナル内の「南西観光株式会社」にて運航しています。

7. 潜るのが苦手な人も浅瀬で楽しむシュノーケリング

本格的なダイビングには不安があるけど、気軽に水中へ入ってサンゴ礁を見ていたいならシュノーケリングはオススメ!シュノーケリングはシュノーケルを装着し、浅い水中を泳ぐマリンスポーツです。

水深もダイビングに比べて浅いので、泳ぎが苦手な人や初心者も安心して参加することができます。石垣島では、大崎ハナゴイリーフや御神崎ボンボン広場などが、流れが穏やかな場所なのでシュノーケリングをするには絶好なポイントです。その2つの海域には代表するアオサンゴが生息しています。

また、国内最大のサンゴ海域である石西礁湖もシュノーケリングにオススメ。石西礁湖へのシュノーケリング体験は専門店の「皇(しめらぎ)」で参加することができます。「幻の島上陸&サンゴ畑シュノーケリング」コースは、潮の満ち引きで姿を現す浜島への上陸と一緒に、サンゴ礁が広がるポイントでシュノーケリングを体験することが可能です。

8. 石垣島屈指のサンゴ礁群生を見るなら「白保海岸」

白保海岸は石垣島国立公園内ある海岸。白保地域では120種類ものサンゴ礁が生息しており、巨大なアオサンゴの群生やハマサンゴ群生を見ることができます。白保海岸へシュノーケリングに参加するなら、「ブルーコーラル」でのツアー参加がオススメです。

ショップへは石垣空港より車で約9分とアクセス良好。シュノーケリングツアーはトイレ付の専用ボートにより移動し、サンゴ礁やクマノミなどの熱帯魚が見える穏やかで安全なポイントに案内してくれます。

無料のドリンクサービスもあるのがうれしいです!ショップ内にはシャワーと更衣室も完備されているので、安心してシュノーケリングツアーを満喫することができます。初心者にもシュノーケリングのレクチャーと、さらに器材レンタルのプランもあるので、水着だけを持って気軽に参加できるのも魅力です。

◎まとめ

石垣島は沖縄県内でも多数のサンゴ礁が生息する島です。サンゴはとてもデリケートな生き物で、沖縄各地で保護活動が行われています。そんなサンゴ礁の生態を学んだり、保護する環境づくりに協力できる施設や、ダイビング、シュノーケリング、グラスボードで観察などサンゴ礁を楽しむ方法はさまざまです。

石垣島にはサンゴ礁を観察できるポイントも多いのですが、監視員のいないビーチも多いので、ダイビングやシュノーケリングはツアー参加がオススメ。ケガや海に流されないように、しっかり器材を着用して楽しみましょう。石垣島のサンゴ礁に興味のある人は、今回の記事を参考に自分に合った方法でカラフルで美しいサンゴ礁を楽しんでください。

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