パレードに!伝統に!食に!広島県呉市の顔が見えるお祭り3選!

画像出典:トシチャン/PIXTA(ピクスタ)

パレードに!伝統に!食に!広島県呉市の顔が見えるお祭り3選!

広島県呉市と言えばかつては東洋一の軍港といわれ、日本の工業を担ってきた都市でした。今も伝統ある技術を元とした日本有数の臨海工業都市として広島の経済を支えています。この呉市では呉市特有のお祭りが残されています。歴史と伝統を受け継ぐお祭りはどのようなものがあるのでしょうか?

目次

パレードに!伝統に!食に!広島県呉市の顔が見えるお祭り3選!

1. 呉みなと祭

毎年4月28日或いは29日に開催される「呉みなと祭」。毎年、地域最大の約30万人が訪れる一大イベントです。この呉みなと祭は昭和32年に戦後の復興を願って始まった呉市最大のお祭りであり、呉市に春を告げる恒例行事になっています。呉みなと祭は呉市役所近くの「れんが通り・蔵本通り」がメイン会場。お祭り当日はこの周辺が歩行者天国になります。この会場をパレードする人数は毎年なんと2,500人以上!!。パレードは地元の海上自衛隊呉音楽隊を先頭にスタート、ブラスバンドやダンスチームが続けて進みます。

パレードは蔵本通りを進み、堺川を渡ってれんが通りに入ります。その間にはバザールコーナーや各種飲食のフード屋台が用意されており、世界各国の料理を味わえます。パレード以外にも別のステージでは演奏が行われていたり、お子様向けのコーナーも用意されていますので家族全員で楽しめますね。多くの呉市民が熱狂する呉みなと祭。皆さんも呉の人々と一緒に楽しんでみませんか?

2. 亀山神社大祭

呉市では9月の秋分の日から11月の文化の日にかけて各地の神社で秋祭りが行われます。呉市の秋祭りの特徴に「やぶ」の存在があります。「やぶ」は鬼の面を被り、大きな竹をもつ存在で神様の警護と道案内を担当するとされており、呉市内の秋祭りの主役とでもいうべき存在です。呉の人々にとっては決して鬼ではなく「やぶ」なのです。

呉市内の秋祭りのひとつとして亀山神社の大祭をあげてみます。亀山神社は呉市の総氏神として古来厚い信仰を受けてきました。この亀山神社の秋のお祭りが10月の第二日曜日とその前夜に行われます。例大祭当日、祓いを受けたやぶは町を練り歩きます。その後神社の境内で「とんぼ」(俵を載せた御輿)と合流。とんぼが境内に入ろうとするのをやぶが竹の棒で押し止め、追い返します。とんぼは再び境内に入ろうとし、またやぶが押し返すという流れを何度も繰り返します。これは神樣に変なものが捧げられないよう、やぶが確認しているとされています。この俵もみが秋祭りのクライマックスです。このやぶ文化は広島県でも呉市だけが持っている模様です。「なまはげ」に比べると知名度ではまだまだですが、呉市の伝統ある文化です。一度見に行ってみませんか?

3. 呉水産まつり

広島の名産といえば牡蠣!その牡蠣を筆頭に各種海産物をお腹いっぱい食べられるお祭りが「呉水産まつり」です。呉水産祭りの会場は呉市の中心部にある中央公園。JR呉駅からも10分ほどの位置です。ここで毎年2月11日に呉水産祭りは実施されます。当日は朝早くから多勢の人が訪れます。

皆さんの狙いは勿論牡蠣!焼き牡蠣、土手鍋、カキフライ...あらゆる牡蠣料理が販売されています。焼き牡蠣なんてひとつ100円から!他にも蠑螺や太刀魚などの海産物は勿論、きじ鍋やお結びなどあらゆるフードが揃っています。勿論牡蠣にあうお酒も色々!地元広島のお酒を中心にラインナップされています。並んでいるのは食べ歩き用だけでなく、持ち帰りできる一夜干しや野菜なんかも即売しています。広島の地のものを安く楽しく味わえるこのお祭り、牡蠣好きは勿論!少しでも食に興味のある方はぜひご参加ください!すべて売り切れたら終了なので急いでくださいね!

◎まとめ

広島県呉市のお祭り、如何だったでしょうか?全てに於いて呉市の歴史と文化が反映しているお祭りですね。広島市から一時間もかからない距離ですし、大和ミュージアムなど人気のスポットもあります。折角ですからお祭りの時期に併せて訪れてみませんか?

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