海に囲まれた対馬の伝統的なお祭り5選。花も踊りも楽しもう!

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海に囲まれた対馬の伝統的なお祭り5選。花も踊りも楽しもう!

長崎県の対馬(つしま)は、九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島。韓国までは直線距離で約50kmで「国境の島」とも呼ばれています。対馬にはツシマヤマネコ、ツシマテン、アキマドボタルなど対馬独自の動物が多く生息していて、独特の生態系が築かれています。

このように対馬は自然豊かな島で、一年を通じて多くの観光客が訪れます。ここではそんな対馬のお祭りを紹介しましょう。

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海に囲まれた対馬の伝統的なお祭り5選。花も踊りも楽しもう!

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1. 対馬厳原港まつり

長崎県の対馬南東岸に位置する厳原港(いづはらこう)では毎年8月上旬に「対馬厳原港まつり」が開催されます。対馬最大のお祭りで、厳原町の金石城跡から厳原港までを江戸時代の朝鮮通信使を模して練り歩く「朝鮮通信使行列」が有名です。

1964年に「厳原港まつり」として始められたもので、1980年に朝鮮通信使行列も参加し話題となりました。以前は「厳原港まつり対馬アリラン祭」と呼ばれていましたが、現在は祭名からアリランを除いています。

また、行列のほか、模擬店が並び、ステージでは数々のショーが行われます。フィナーレには花火大会が行われ、対馬の雄大な自然の中、趣向を凝らした花火が3,000発打ち上げられます。

2. 上対馬おっどん祭り

上対馬おっどん祭りは対馬市商工会青年部が主体となって行っているお祭りで、毎年8月のお盆の頃に開催されます。魚つかみ取り大会のほか、サスケチャレンジが子供たちに大人気!これは小中学生を対象にしたエアー遊具を含む障害物レースで、毎年盛り上がりを見せてます。

そのほか、上対馬高校ブラスバンド部演奏・ローカルヒーローショー・対馬愛鼓連・ビンゴ大会・もちまき・地元出身の歌手によるステージなどなどたくさんのプログラムが行われます。この時期に対馬を訪れたら、ぜひこの上対馬おっどん祭りも見物してください!

3. 万松院まつり

万松院まつりは国指定史跡「万松院」で毎年10月上旬に行われるお祭りです。万松院は対馬藩主・宗家の菩提寺で、一年に一度、百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる123段の石段にある約350基の灯籠に明りを灯し、御霊を祭ります。無数の灯ろうが醸し出す光景は幽玄でかつ幻想的。

一般の人も山門前で提灯を受け取り、夕闇の宗家墓所を参拝することができます。夜に参拝できるのは一年でこのお祭りの日だけなので、ぜひ参拝に訪れてみてください。参拝後は、ぜんざいが振舞われます。

4. あじさい祭り

対馬市の上県町佐護の野生動物保護センター近くのあじさいロードには約8000株のあじさいが植えられていて、あじさいの名所になっています。

開花時期の6月にウォーキングやパラグライダー体験を行うお祭りが開かれています。このパラグライダー体験は有名で、県外からも多くの人が訪れます。ぜひ一度、チャンレンジしてみてくださいね。

5. いさり火山笠まつり

いさり火山笠まつりは毎年7月に対馬市美津島町で行われるお祭りです。住吉神社の祈願祭で、大漁・豊作・商売繁盛などを祈って行われるお祭りとなっています。

各地区の子どもたちや団体がかつぐみこしが最大の見どころです。まつり会場の美津島文化会館駐車場では、太鼓や舞踊などの各種演芸が披露され、最後は「もちまき」が行われます。毎年、地元の子供たちが楽しみにしているお祭りです。

◎まとめ

対馬は昔から朝鮮半島と交流があり、地元の文化にもその影響が色濃く残されています。対馬は国際観光都市を目指していて、様々な観光スポットがあります。

長崎とは空路で、福岡とは空路・海路で結ばれていてアクセスにも便利なので、ぜひ訪れてみてください。

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