日本発祥の地と言われる神話の郷!霧島市で見るべきオススメのお祭り4選

画像出典:ワイルドキャット

日本発祥の地と言われる神話の郷!霧島市で見るべきオススメのお祭り4選

鹿児島県の中央に位置し、交通の要所として鹿児島県で2番目の人口を誇る霧島市。日本で初めて国立公園に指定され、四季折々の雄大な景色を楽しめる霧島連山を始め、霧島温泉郷や妙見温泉などの温泉にも恵まれた有名な観光地でもあります。
また、天孫降臨神話に基づく神話でにおいて、日本発祥の地とされる霧島市には、神話にちなんだ霧島神宮などの史跡なども沢山。

今回はそんな神々の逸話が多い霧島市のお薦めのお祭りをご紹介いたします。

目次

日本発祥の地と言われる神話の郷!霧島市で見るべきオススメのお祭り4選

1.霧島国分夏祭り

夏の暑さを吹き飛ばすほど白熱する霧島市のお祭りが「霧島国分夏祭り」です。毎年7月の2日間、霧島市国分の町を熱狂に包みます。

国分夏祭りの始まりはオープニングセレモニー・パレードから。地元の小学生、自衛隊、地元企業、様々な団体のパレードが行われます。パレードに続くのは霧島総踊り。5000人以上もの人々がオハラ節やハンヤ節を踊りながら町を練り歩き、お祭りは最高潮に盛り上がります。

祭りのメインは2日目に行われるお神輿です。子供神輿、舞鶴神輿、国分寺神輿が町を練り歩きます。クライマックスは国分寺神輿の競争!宵闇のかがり火がたかれる中、総量1tもの神輿を担いで、30人もの男性が走り出す神輿競争は見逃せません!

2.霧島神宮 御田植祭

日本全国には五穀豊穣などを祈って行う田植え祭りが多くありますが、ここ霧島市の霧島神宮で行われる「御田植祭(おたうえさい)」はちょっと他と異なる祭事です。

ニニギノミコトが稲の種子を授かり、耕作されたという伝説に由来する「御田植祭」。毎年旧暦の2月4日に霧島神宮で行われます。霧島神宮の社家である児玉家、橋本家が神舞を奉納するしきたりで、その歴史は300年にも及びます。

祭事は、神宮の境内で、御牛神の声とともに始まります。剣舞やなぎなたの舞などに続き、翁と媼が思う通りに働かない牛をいなして田植をさせる寸劇へ。最後には大きな「めじげ」と呼ばれるしゃもじを手にした田の神の舞。珍しい衣装とお面で行われる30分程の神事は、鹿児島県の無形民俗文化財にも指定されています。

親から子へ、子から孫へと受け継がれている伝統的神事、神話の郷、霧島ならではのお祭りを堪能しましょう。


3.初午祭(はつうまさい)

鹿児島県霧島市の鹿児島神宮のお祭り「初午祭(はつうまさい)」。毎年旧正月過ぎの最初の日曜日に行われ、10万人もの見物客が訪れます。
元々は室町時代に、領主・島津貴久や高僧・日秀上人、神官などが、馬頭観音の同じような夢を見たことに由来します。

このお祭りのメインは人ではなく馬!馬の背中にはずっしりとした華やかな飾り、首には沢山の鈴が付けられます。そして三味線や太鼓などの音楽に合わせて、馬が特殊なステップで足踏みする様子が、まるで踊っているように見えることから「鈴かけ馬祭り」とも呼ばれます。馬は1カ月以上も前から練習を行っているんだとか。

その華やかな姿を見ようと沿道には大勢の見物客で溢れかえります。そんな霧島市の伝統的お祭りをぜひ見て下さいね。

4.天孫降臨霧島祭

霧島市は天孫降臨の地として多くの神話が沢山残っており、それにまつわる神社や祭事が多く残っています。そんな伝統芸能を多くの人に見てもらおうと始まったお祭りが「天孫降臨霧島祭」です。

8月のお盆以降に「南九州神楽祭り」と「霧島高原太鼓祭り」をメインに2日間にわたって行われます。

宵闇の中行われる神々に捧げる幻想的で妖艶な神楽と、2日目に霧島神宮で行われる天まで響き渡るような勇壮な太鼓祭り。どちらも一度は見ておきたい!

霧島市以外の神社も毎年出演していますので、地域ごとの違いを楽しむこともできます。夏の夜に行われる神の舞で、日本の神世の時代を想像してみてはいかがですか?

◎まとめ

鹿児島県霧島市のお薦めのお祭りはいかがでしたか?天上界から最初に神々が降り立ったという高千穂峰がある霧島では多くの伝統的祭りが沢山です。神話はあまり詳しくない、という人でも様々な観光スポットを周って伝統的お祭りを見ていると興味が出てくるのではないでしょうか?疲れれば有名な霧島温泉などでゆっくり!ぜひ、霧島市の神々にまつわるお祭りは見る価値ありですよ!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

霧島でおすすめの記事

霧島のアクセスランキング