愛媛県松山市はお祭りの宝庫!伝統的なものから斬新なものまで一挙紹介

画像出典:Jeremy Hall / flickr

愛媛県松山市はお祭りの宝庫!伝統的なものから斬新なものまで一挙紹介

松山市は美しい瀬戸内海に面する愛媛県の県庁所在地。市街地へは空港や港からもアクセスしやすく、観光しやすいコンパクトさが魅力です。

市のシンボルの松山城や金毘羅さんの愛称で親しまれる金毘羅寺、「坊ちゃん」の舞台としても有名な道後温泉など、観光名所は多数。イベントも盛んで、四季折々の特色あるお祭りが催されています。ここでは、おすすめの松山市のお祭りをご紹介します。

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愛媛県松山市はお祭りの宝庫!伝統的なものから斬新なものまで一挙紹介

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1. 松山春まつり(お城まつり)

毎年4月上旬の土曜日・日曜日を中心に、松山城とその周辺で開催される「松山春まつり(お城まつり)」。イベントが目白押しで、毎年多くの観客が訪れる松山市を代表するお祭りのひとつです。

一番の目玉は、一般市民が戦国時代の武士などに扮して町を練り歩く「大名武者行列」。豪華絢爛なパレードには有名人ゲストも登場し、一目その姿を見ようという人々で賑わいます。他にも仮装パレードにチャンバラ大会、野球拳全国大会など見どころ満載!老若男女問わず、誰でも楽しめるお祭りです。

2. 松山春まつり(道後温泉まつり)

日本三古湯のひとつ道後温泉で、春の訪れに合わせて開催される「松山春まつり(道後温泉まつり)」。毎年3月中旬から下旬にかけての数日間、様々な催事で観客を楽しませています。

会場は道後温泉本館や道後商店周辺。温泉に感謝する「湯祈祷」と呼ばれる神事で幕を開け、その後もパレードや郷土芸能大会、道後温泉おどりなど、期間中は一日中催し物があり飽きることがありません。松山市の中心部からも電車で行くことができ、アクセスも良好ですよ。

3. 北条鹿島まつり

「北条鹿島まつり」は、かつての豪族・河野氏が率い瀬戸内最大規模の水軍といわれた「河野水軍」の戦勝祈願などに由来するといわれるお祭り。松山市北条の沖合いにある鹿島周辺で、毎年5月3日と4日に開催されます。

注目の「櫂練(かいねり)踊り」は、800年以上の歴史をもつ神事。2隻の櫂練り船がみこしを載せた2隻を先導し、鹿島と北条港間の海を渡ります。 揺れる船上で太鼓やかねの音に合わせて若者や子供たちが舞う姿は壮観。海の男たちの勇壮な姿は当時の水軍を彷彿とさせ、見物客を魅了します。また、北条沖の夫婦岩の「大注連縄(おおしめなわ)の張替え」も見どころです。

4.松山まつり

徳島の阿波踊りや高知のよさこいの様に松山市にも名物の踊りをつくろう!という趣旨から昭和41年に始まったお祭りがこの「松山まつり」。50年以上経った今では松山市最大のお祭りになっています。

野球拳発祥の地と言われる松山市ならではの「野球拳おどり」と、平成元年に新しく登場した「野球サンバ」が最大の見もの。「連」と呼ばれるグループが、リズミカルな音楽に合わせて踊りながら市内を練り歩きます。カラフルな衣装や趣向を凝らしたパフォーマンスは見ごたえたっぷりです。

5.三津厳島神社の「鉢合わせ」

10月、松山市では豊穰の喜びと感謝を込めてさまざまな秋祭りが催されます。なかでも「三津厳島神社」で行われる「鉢合わせ」には多くの見物客が集まります。

別名「喧嘩みこし」と呼ばれるとおり、「もてこい、もてこい」の掛け声とともに、男たちがもみくちゃになりながら渾身の力を込めてみこしをぶつけ合うこのお祭り。その勇ましい様子はまさに圧巻!迫力と熱気に満ちた松山市・三津厳島神社の鉢合わせは、10月5日の夜と7日の朝・夜に行われます。

◎まとめ

海や山などの自然に加え、歴史や文化も豊かな松山市。観光名所はもとよりお祭りなどのイベントが満載で、レジャーにピッタリなスポットといえますね。

松山市のお祭りは伝統的で荘厳なものから、現代的でエキサイティングなものまでさまざま。一年を通して色々なお祭りが開催されているので、どの季節に訪れても楽しむことができますよ。魅力いっぱいのお祭りを体験しに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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