誇り高き「義」の心が今なお息づく。会津若松市で楽しめるお祭り4選

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誇り高き「義」の心が今なお息づく。会津若松市で楽しめるお祭り4選

福島県の西部の広大な地域に広がる会津地方、中でも会津盆地の南東に位置する会津若松市は、古くから東北の要所として多くの戦国武将により治められてきました。

幕末の会津藩を舞台にしたNHKの大河ドラマ「八重の桜」は記憶に新しい所ですよね。歴史の深い会津若松では、その歴史にちなんだお祭りが多く、特に「会津まつり」の会津藩公行列などが必見です。では、会津若松市で楽しめるお祭り4選をお届けしましょう。

目次

誇り高き「義」の心が今なお息づく。会津若松市で楽しめるお祭り4選

1. 会津まつり

毎年9月下旬に開催される会津最大の祭り「会津まつり」では、3日間にわたり、提灯行列・会津磐梯山踊り・日新館童子行列・鼓笛隊パレード・先人感謝祭・会津藩公行列などが開催されます。まつりの開催を告げる提灯行列では、市内16地区の子供会の皆さん総勢5000名以上という規模で、鶴ヶ城本丸出発から神明通りまで行列を繰り広げます。

会津まつり最大のイベントは会津藩公行列。鶴ヶ城本丸にて出陣式が行われ、武者姿の総勢500名が街を練り歩きます。各所では奴隊による毛槍による所作も披露され、タイムスリップしたかのよう。毎年、芸能人の特別ゲストも招かれ祭りを盛り上げています。

2. 鶴ヶ城さくらまつり

毎年4月の上旬から5月上旬までの期間に行われる「鶴ヶ城さくらまつり」では、市内の子供たちによる御神輿10基が鶴ヶ城本丸を練り歩くイベント「あいづっこ!春だ!神輿だ!わっしょい!子ども会!」や「鶴ヶ城さくらまつり大茶会」、南会津町・下郷町・会津坂下町・会津若松市の郷土芸能など様々なイベントを楽しむ事ができます。

期間中、鶴ヶ城公園は東日本最大の規模で史跡内全体をライトアップされ、約1000本の桜が夜空に浮かび上がり幻想的な美しさを楽しむ事ができますよ。ぜひ昼間と夜と二度訪れて下さいね。

3. 会津絵ろうそくまつり

こんなお祭りがあったいいな、という市民の声から始まったのが「会津絵ろうそくまつり」です。会津の伝統工芸品の一つである、会津絵ろうそくを広く知って貰いたいという想いが祭りを作り上げました。

鶴ヶ城や御薬園をはじめとして、市内各所に会場が設けられ、約1万本のろうそくの明かりに照らされて、会津幻影が雪景色の中に浮かび上がります。市民の手作り感あふれるお祭りですが、とっても幻想的でロマンチックなんですよ。

4. 歳の神

小正月に全国各地で行われる国民行事の「どんど焼き」、会津若松では歳の神(さいのかみ)と呼ばれ、かつては旧暦の大みそかに行われていましたが、現在は新暦の1月13日から16日の間に実施されています。去年まで飾られていたしめ飾りや達磨、お供え物を焚き上げて歳神様を天に送り、今年一年の五穀豊穣、無病息災を願う意味があります。

この歳の神の火にあたると病気にならないと言われ、この火で団子が焼かれ、するめを炙り持ち帰って家族で分けて食べると健やかな一年を送る事が出来ると言われています。

◎まとめ

いかがでしたか?会津地方は磐梯山に猪苗代湖、尾瀬の絶景など景勝地もたくさんあります。また、喜多方ラーメンにB級グルメのカレー焼きそばやソースカツ丼など美味しい物もいっぱい。ぜひお祭りの時期に合わせて会津若松市を訪れてみて下さいね。

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