自然豊かな和歌山県紀の川市で注目のお祭りをご紹介!伝統のお祭り4選

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自然豊かな和歌山県紀の川市で注目のお祭りをご紹介!伝統のお祭り4選

紀の川市は、和歌山県の北部にあり大阪府に隣接している都市。東西に紀の川が流れており、市の名前の由来となっています。風光明媚な市として知られ、桃源郷や大池遊園、桜池や雄滝雌滝など観光スポットが充実。

また市の北部に和泉山脈、南部に紀伊山地が連なり、自然豊かな都市としても知られています。そんな紀の川市には、風土を活かしたイベントや伝統的なお祭りが盛りだくさん。紀の川市の観光で訪れたいお祭りをご紹介します。

目次

自然豊かな和歌山県紀の川市で注目のお祭りをご紹介!伝統のお祭り4選

1.紀の川市 桃山まつり

紀の川市の河川敷は「ひと目十万本」といわれる桃源郷が広がる有名な観光地。桃の花が満開を迎える、3月下旬頃から4月上旬頃に桃山まつりが行われます。ステージでは子ども向けのキャラクターショーやトークショー、ライブなどの他、地元中学校の演奏やキッズダンスのパフォーマンスなどが行われ、大勢の人で賑わいます。

また、広場では植木市やふわふわバルーン、ふれあい動物園なども設置され、お子様から大人の方まで楽しく過ごすことができますよ。ぜひ春の紀の川市を訪れてみてはいかがでしょうか。

2.紀の川市民まつり 夢花火

紀の川市の打田若もの広場で、毎年8月の中旬頃に夏祭りが開催されます。お祭りでは、ステージパフォーマンスやキャラクターショー、和歌山県出身の歌手のステージなどが行われるほか、露店やフリーマーケットなども多数出店。紀の川市らしいグルメや雑貨がたくさん見られます。

見どころはなんと言っても、フィナーレに打ち上げられる花火!短い時間におよそ3,000発の花火が次々と上がる光景はまさに圧巻!
ぜひ紀の川市民と一緒にお祭りや花火を楽しんでくださいね!

3.粉河祭

粉河祭(こかわさい)は旧粉河村の総鎮守である粉河産土神社の祭礼です。文禄2年(1593年)に起源をもつと伝えられ、毎年7月の最終土曜日と日曜日に行われているお祭り。

粉河祭は「和歌祭」、「田辺祭」とともに紀州三大祭のひとつで、本祭では隔年で「渡御式(とぎょしき)」が行われます。これは粉河寺を創始した大伴孔子古(おおとものくじこ)の子・船主が奥州征伐に向かい賊徒を退治した時の姿を伝えており、馬に跨った武者姿の稚児や甲冑武者、獅子舞や鳳輦など総勢400人が町を練り歩きます。

次いで、13台の趣向を凝らした山車が町を練り歩く様子は圧巻。この渡御式は県の無形民俗文化財に指定されています。

4.青洲まつり

青洲まつりは、江戸時代の外科医・華岡青洲の偉業を称え、後世に継承していくお祭り。華岡青洲は麻酔薬を完成させ、世界ではじめて全身麻酔による乳癌摘出手術に成功した人物です。毎年10月末に青洲の里・旧名手宿本陣で行われ、有川佐和子原作・脚本「華岡青洲の妻」の演劇が上演されます。

また、嫁入り行列を再現した青洲時代行列も見どころのひとつ。妻である加恵の実家「旧名手宿本陣(妹背家)」から「青洲の里」までの約1㎞を練り歩きます。青洲うまいもん横丁や子ども体験村などでも楽しく遊ぶことができますよ。

さらに青洲の里では、華岡青洲を紹介するミュージアム「フラワーヒルミュージアム」があり、マンダラゲをモチーフに黒川紀章が設計したもの。館内には手術器具や愛用のメガネ、治療ノートなどが展示されています。華岡青洲の住居兼診療所も残されていて見学できるので、合わせて観光してみてくださいね。

◎まとめ

名刹粉河寺は、西国三十三箇所観音霊場第三番札所で、多くの巡礼者が訪れます。本堂前の枯山水庭園は国の名勝に指定されている有名な庭園。ここを訪れた際にはぜひ見学してくださいね。このほかにも紀の川市には多くの寺社があり祭礼が行われていますよ。

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