豊かな自然と伝統文化を満喫!福島県白河市で一度は見たいお祭り4選

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豊かな自然と伝統文化を満喫!福島県白河市で一度は見たいお祭り4選

福島県の中央南部に位置する白河市は、奥州の三大関所の一つとして発展した町。現在では東北新幹線や東北自動車道で都心と結ばれ、東北地方への入り口となっていることから、「みちのくの玄関」とも呼ばれています。

自然豊かで歴史的・文化的遺産も多い白河市ではイベントも盛ん。四季を通じて様々なお祭りが開催されています。特に、秋に行われる「白河提灯まつり」は、400年の歴史と伝統がある観光の目玉!ここでは、「白河提灯まつり」を始め、白河市で訪ねてみたいお祭りをピックアップしてご紹介します。

目次

豊かな自然と伝統文化を満喫!福島県白河市で一度は見たいお祭り4選

1.白河提灯まつり

「白河提灯まつり」は、日本三大提灯まつりの一つ。小峰城下・白河町の総鎮守である鹿嶋神社の例大祭で、江戸時代から約350年にわたり受け継がれる、白河市を代表するお祭りです。

2年に一度、9月中旬に3日間に渡って開催されるこのお祭り。昼は白河市の子供たちに引かれ練り歩く山車、夜は神社みこしとそれに続く各町のみこし、そして数千にも及ぶ提灯の行列が観客を魅了します。見どころは、初日に神社を出発する提灯行列がたいこ橋を渡る勇壮な姿!また、初日と3日目に行われる「全町渡河」も、阿武隈川に映る提灯の灯りがとても幻想的で人気です。

2.白河桜まつり

4月中旬の桜の開花に合わせて開催される「白河桜まつり」。枝垂桜で有名な妙関寺や南湖公園など、市内の桜の名所を舞台にさまざまなイベントが催され、春を待ちわびた白河市民で賑わうお祭りです。

メイン会場の城山公園では、キリリとした表情の白河小峰城と桜のコントラストが美しく目を惹きます。白河市でも最もフォトジェニックな場所の一つと言えるのでは?ぜひ写真に収めたいですね!川越藩火縄銃鉄砲隊保存会の実演や甲冑行列など、毎年趣向を凝らしたイベントが繰り広げられ、桜以外にも見どころが満載のお祭りです。

3.白河関まつり

8月上旬に開催される「白河関まつり」は、白河市の夏の風物詩とも言えるお祭りです。いくつかの団体が伝統芸能を披露する「伝統芸能フェスティバル」に、市民が通りを踊りながら歩く「白河関の踊り流し」、夜には「市民納涼花火大会」とイベントが目白押し!

お祭りの目玉とも言える納涼花火大会では、城山公園から約5,000発の花火が打ち上げられます。明るく照らし出された白河小峰城を背景に色鮮やかな花火が夜空を彩る様子は、思わずうっとりする美しさ。町中が多くの人で賑わう、白河市民に人気のお祭りです。

4.天道念仏さんじもさ踊り

「天道念仏さんじもさ踊り」は、田植えを終えた時期に合わせて7月の第1日曜日に行われる、豊穣を願うお祭りです。お祭りの名称の「天道」は太陽、「さんじもさ」は「山神さまよ」が訛ったものと言われています。

場所は、白河市の関辺地区にある八幡神社。境内に設けられた祭壇を囲み、浴衣を着た氏子の青年たちが中央に赤く太陽を描いた扇を持って、太鼓の音に合わせて歌いながら踊ります。1975年には福島県の重要無形民俗文化財にも指定された、白河市の伝統的な踊りを間近で見ることが出来る貴重なお祭りです。

◎まとめ

一年を通してさまざまなお祭りが開催される白河市。今回はその中でも人気のお祭りをピックアップしてご紹介しました。

季節ごとにお祭りがあるので、いつ訪ねても楽しむことが出来る白河市。四季の特徴を活かしつつ、郷土に受け継がれた伝統文化を大切にする気持ちが伝わってくるお祭りが多いのが特徴です。東京からは東北新幹線で1時間ほどとアクセスも便利なので、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?きっと素敵なシーンに出会えますよ!



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